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緋色の囁き



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緋色の囁きの評価: 6.09/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.09pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全11件 1~11 1/1ページ
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

緋色の囁きの感想

厳格な規律に縛られた名門女学園に転校してきた和泉冴子。 魔女の噂、開かずの間、都市伝説の残る学園で転校以降始まる生徒たちの惨殺事件。 冴子は自身の奥底から湧き上がる謎の囁きと欠ける記憶の断片から自分が犯人なのではないかと疑い始めるが・・・。

 ホラーですね。 ミステリーかは怪しい。 雰囲気は嫌いではないけどあまりに拍子抜けなオチでした。

りーり
9EDFH0HC
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

悪い方の綾辻さんが出てる作品ですね

中学生ぐらいの時読んだはずなんですが、内容をほぼ失念していたので再読しました。
……あらためて読んでみて、まぁ内容を忘れたのもやむなしかなっていう微妙な出来の話でした。
悪い意味で綾辻氏らしさが出ている感じの作品ですね。
ミステリとしてもホラーとしても中途半端で、正直駄作の部類に入ると思います。

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.9:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

流血の始まり

綾辻作品を発表の順番から読むと、迷路館の次に読むこととなる。
これまでは本格推理的なもので、殺人描写はそれほどでもなかったが、ここから流血の歴史がスタートかという感想。
冒頭で「私、魔女なの」という文からオカルトに走るのかと思いきや、学園ホラーだったので一安心。
迷路館のように凝った設定はなく、単に、殺人の残酷描写、犯人当てを楽しめる。
こんなに殺される前に、犯人が捕まれば良かったと思うので、小説の中の警察に怒りを覚えたので、ここを減点。
これをもっとグロくすると「殺人鬼」になるのか?
綾辻氏の流血地獄へようこそ。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.8:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

緋色の囁きの感想

囁きシリーズの一作目。
(残念ながら)綾辻らしい作品と言えるんでしょうね。
サイトの「綾辻行人の作品一覧」を見ると、時期的には「迷路館」と「人形館」の間に入ってくる作品と考えてよいのでしょうか。
妙に納得できてしまうのだが・・・
「迷路館」の真相が、この作品のヒントになり、(綾辻作品では今ではおなじみとなってしまった)精神異常の持ち主がワサワサ湧いてきて、館シリーズにも跳梁跋扈するようになり、ドバドバ血が流れ、多くの人間が死ぬのだが、狂気で全てを解決させるという・・・
「綾辻始まったな」・・・な、ある意味記念すべき作品といえるのかもね。

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梁山泊
MTNH2G0O
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

この世界はなんか合わない

館シリーズと双璧を成すのがこの囁きシリーズだが、私の中では館シリーズよりと比してさほど印象に残っていない。片やど真ん中のバリバリの本格ミステリであるのに対し、このシリーズはサイコサスペンス的要素を備えたミステリであることがその最たる要因だろう。綾辻行人という作家は、どんな作品でもサプライズが無ければならないという持論があり、サスペンス調のこのシリーズもその主義は貫かれており、最後にあっと驚く真相が隠されている。
しかしどうも私はこの幻想風味の文体と物語が苦手で、耽美な美しさとか妖しい魅力などよりも一向に進まない物語へのじれったさの方が先に立ってしまい、あまり楽しめなかった。私はこの手の作品の良い読者ではないのだろう。

本書は女学園で起こる連続殺人事件を事件に主題にし、転校生である主人公に起こる幼少時代の記憶のフラッシュバックが挿入される。この失われた記憶とこの連続殺人事件が大きく絡んでいるのは無論だが、当時の私としてはこの設定がどうしても解せなかった。
本書を読んだ当時は大学生の頃であり、そのときの私の記憶力はそれから十数年経った今とは比べ物にならないくらいよく、自分の子供の頃のことはよく覚えていたのだ。その自分と主人公でしかも自分より若い高校生が子供の頃の記憶を失くすだろうかという拭えない疑問が作品の世界に没入することを妨げていた。あれから酸いも甘いも経験した今なら、過大なショックによる記憶喪失というのは十分理解でき、作者のこしらえた設定も受け入れることはたやすいが、当時はそんな青二才で、しかも意固地なところがあり、全く同調できなかった。

しかし、とはいえ、女学園という舞台と人物設定が百合族物と思わせ、それに加えて学園内でひそかに行われる魔女狩りという内容も、耽美な少女ホラー漫画を思わせ(実際作者は敢えてその世界を狙ったと思うが)、当時の私が親しんでいた世界とは真逆の内容で、生理的嫌悪をも抱いたものだ。
しかしそれでもめげず私はその次の『暗闇の囁き』を読むのだが・・・。

Tetchy
WHOKS60S
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

緋色の囁きの感想

雰囲気はすごくアナザーに近いですが、より少しグロテスクな風味のある作品です。
(タイトルと表紙からの想像よりは怖くありません)
記憶の裏にある過去のトラウマに悩まされる主人公が、とある厳格なミッション系の女子校に編入したとたん、次から次へと生徒達が殺されていく。自分が無意識のうちに殺しているのではないかと、自分の隠された本性に怯えながら、殺人事件の真実を探っていく。というお話。
ダークですが、ついつい物語に引き込まれてしまい、あっという間に読んでしまいました。
館シリーズよりアナザーの方が好きな方にはオススメです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.5:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

緋色の囁きの感想

綾辻先生の館シリーズよりホラーミステリーの雰囲気がありますが、anotherほどホラーミステリーではありません。
anotherとフリークスの中間のような雰囲気でしょうか。
幼少期の記憶がない主人公冴子が、歴史ある厳格で隔離された女子校に転入することから始まります。
あらすじにあるように、ひとりの女子生徒が焼身「自殺」をはかったとされ、そこから元々異常だった学校がさらに異常な事態となって行きます。
ただ、少し解かなければならない謎が多すぎる気もしました。
女子生徒の死の謎、その後の事件の謎、冴子の過去の謎、学校の過去の謎、そしてクラスの謎。
そのあたりは綾辻先生ですので、上手くリンクしますし、最後にはすっきり解決しますが。
あと、綾辻先生はanotherの時にも思いましたが、歪な学園生活を描くのが上手だと思いました。


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あんみつ
QVSFG7MB
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

とにかく長い


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鬼崎まなつぅ
3QC7T257
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

緋色の囁きの感想

名門女子高「聖真女学園寮」で次々と殺されていくクラスメートたち!過去に傷を負い夢遊病持ちの冴子は自分こそが犯人ではないかと疑い始め・・・。綾辻さんが初めて挑んだ本格ホラーミステリ!犯人は大体見当がついたのですが、その先の正体までは読めなかったので完敗といったところでしょうか(笑)やっぱり、綾辻さんの描くこういう怪しい闇の雰囲気は好きだなあ。

ジャム
RXFFIEA1
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

緋色の囁きの感想

最近のAnotherが好きならこの過去作もおすすめだよ!って事なので読んでみた。
ホラーとミステリーの融合。Anotherより重々しかったけど小説を読んだって気持ちになったね。雰囲気が怖イイ。

えんじ
VGV1LYIG
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

緋色の囁きの感想

学園モノのサスペンスって感じです。
グロ描写は少ないですが、血の表現の仕方が生々しく苦手な人はきついんじゃないかと。
校則の厳しい学校故にという、登場人物それぞれの心情描写もうまかったです。
探偵役のような人物は登場せずどんでん返しもさほどですが、面白かったです。
館シリーズとは違う、綾辻さんらしさの出ている作品だと感じました。

LN
XL1SRHRZ

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