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その鏡は嘘をつく



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【この小説が収録されている参考書籍】
その鏡は嘘をつく
その鏡は嘘をつく (講談社文庫)

その鏡は嘘をつくの評価: 6.67/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

主人公が二人で、ややまとまりが悪い

東池袋署刑事・夏目信人シリーズの第2作にして初長編。首吊り状態で発見されたエリート医師の死をめぐり、警察と検察が二つのアプローチで謎を解いていく捜査ミステリーである。
外科医の須賀が死体で発見されたのは家族にも職場にも知られていなかった雑居ビルの一室で、しかも部屋中に鏡が置かれていた。須賀は一週間ほど前に電車内での痴漢容疑で逮捕されたのだが不起訴となり釈放されたばかりだったこともあり、自殺とされたのだが、現場を見た志藤検事は他殺と直感し、東池袋署にも再捜査を指示した。同じ頃、夏目は三人の若者による暴行事件に疑問を感じ、一人で独自の捜査を進めていた。この暴行事件の被害者・浅川は医大を目指す浪人生だったのだが、事件の後、予備校にも行かず行方をくらましてしまい、心配した従姉妹の沙紀が東池袋署に捜索願いを出そうとしたことから夏目の捜査は、志藤検事の捜査に繋がっていった。
二つの事件がなぜ、どうやって繋がるのか? 同じことを二つの視点から見通して、多面的に推理していくのが本筋、物語のキーポイントなのだが、夏目と志藤検事の両方のキャラを生かそうとしているため印象が散漫になり、ミステリーとしての緊張感、サスペンスに欠けるのが残念。事件の背景と動機もちょっと期待はずれ。
夏目と志藤検事、どちらかをメインに据えた作品であれば…と期待したい。

iisan
927253Y1
No.2:
(6pt)

その鏡は嘘をつくの感想

ストーリーの中に多少のムダがあるような気がする…。
夏目キャラも薄い作品だったし、少し厳しめに評価。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(7pt)

その鏡は嘘をつくの感想

夏目信人シリーズ2作品目。 親が導いてくれた道、自分自身が見つけ出した道、どの道を進もうが結局は楽な道はありはしない。しかし、どの道を進もうが、そこに意義を見出だすのは自分自身ではないだろうか。40年以上生きてきたが、自分自身が歩んできている道を、今後も躓き転びながらも、しっかり歩んで行きたい。

松千代
5ZZMYCZT

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