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【北山猛邦】
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ダンガンロンパ霧切 2の評価:
7.40/10点 レビュー 5件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.40pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
本格×デスゲーム
スピンオフシリーズの第2弾。前作に引き続きゲーム『ダンガンロンパシリーズ』の原典の予備知識は全く必要としませんが、前作は読んでいないと基本設定がよくわからない、前作のネタバレありなので、そっちを先に読んでください。前作に引き続きライトな作風で読みやすいですが、事件のスケールは大幅にアップしていますね。そして今作は前作に比べてデスゲーム要素が強くなり、雪のホテルに閉じ込められた招待客たちで、毎晩オークションを行い「探偵権≒犯人に殺されない権利」を落札するという特殊な状況設定がおもしろいです。しかし、デスゲーム以前に紛れもない「本格」であり、密室トリックなど同作者の『アリス・ミラー城』を思い起こさせるのと同時に、デスゲームと本格ミステリの要素が見事に噛み合っている構成は米澤氏の『インシテミル』などに近いものがあると思いました。いずれにせよクローズド・サークル好きにはたまらない作りとなっています。 ▼以下、ネタバレ感想
シリーズ第2弾
『探偵権』を探偵オークションで落札するシチュエーションは面白い。ただ、同じ手口の殺人が続くのは頂けない。事件解決後の展開からダンガンロンパらしさを感じられた。
ダンガンロンパ霧切 2の感想
▼以下、ネタバレ感想
これは好きな部類。90年代の新本格系のミステリを感じました。細かい矛盾は気にせず、閉ざされた空間で、探偵がいて、密室トリック、消失トリックなどの犯罪が行なわれて誰が犯人?という作品が好きなら当たります。この手のコテコテ作品が今の世は減ったので嬉しいです。ゲームダンガンロンパのスピンオフ作品ですが、ダンガンロンパ自体は知らないでも問題ないです。ただ前作を読んでないと、登場人物や犯罪者・探偵図書館などの設定が分かり辛い為、前作は読んだ方がよいです。予め読者へ通知される本事件の主の題材は、『密室トリック』『消失トリック』『現金10億円』。閉ざされたホテルに集められた10名にそれぞれ1億円づつ配布。夕方にオークションが開催され、一番現金を積んだ者がその日の探偵権を獲得。夜は各自部屋に待機しなければならず、犯人と探偵権を持つものが自由に行動できる。犯人は夜に犯行を遂行する。探偵権を持つ者は殺されない。デスゲーム作品のペナルティなどルールがある特殊設定、探偵権を得るためのオークションの心理戦、従来のミステリの密室・消失トリックなどなど、かなり面白い要素が豊富でした。そして、それらがバラバラなエンタメ要素ではなく、上手く関連して事件を構成しているのが見事です。個々は見慣れていても使い方の複合技がとても巧妙です。ゲームをしているのでより一層ですが、霧切の家庭や意外な一面を見せる素顔も魅力的でした。ミステリ以外にも霧切&五月雨のペア探偵物語としても面白いですし、犯罪被害者救済委員会や探偵図書館の今後の展開も気になります。続編が楽しみな作品です。 ▼以下、ネタバレ感想
絞殺痕から導き出されるハウダニット、さらにそこから導き出されるフーダニットはゲームのノベライズとは思えないほとのクオリティ。原作を知らない人でも北山作品として楽しめそう
スピンオフシリーズの第2弾。
前作に引き続きゲーム『ダンガンロンパシリーズ』の原典の予備知識は全く必要としませんが、前作は読んでいないと基本設定がよくわからない、前作のネタバレありなので、そっちを先に読んでください。
前作に引き続きライトな作風で読みやすいですが、事件のスケールは大幅にアップしていますね。
そして今作は前作に比べてデスゲーム要素が強くなり、雪のホテルに閉じ込められた招待客たちで、毎晩オークションを行い「探偵権≒犯人に殺されない権利」を落札するという特殊な状況設定がおもしろいです。
しかし、デスゲーム以前に紛れもない「本格」であり、密室トリックなど同作者の『アリス・ミラー城』を思い起こさせるのと同時に、デスゲームと本格ミステリの要素が見事に噛み合っている構成は米澤氏の『インシテミル』などに近いものがあると思いました。
いずれにせよクローズド・サークル好きにはたまらない作りとなっています。
▼以下、ネタバレ感想