最低亭主から逃げた女房は江戸の離縁請負人のもとで働くことに。

磨きをかけた悪の手管で、しぶしぶ善をなす、あの長屋の面々が帰ってきた！ 表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。

大好評「まんまこと」シリーズ、ついに第10弾！ 子が生まれ、張り切る新米父の麻之助だが、相談事は待ってくれない。

水茶屋の看板三人娘、果たしてその正体は？ 「花蝶屋の茶でも喫すれば、流れが変わるに違いない」 南町奉行所の狼こと、定町廻り同心の沢井勝之進は行きつけの水茶屋に顔を出した。

武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。

化け猫、河童、そして山姥―― 狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。

僕のおばあちゃんの手にかかれば どんな騒動もたちまち解決！ 粋も人情も美味しい手料理も たっぷり味わえるシリーズ第4弾！ 高校生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂では、近頃万引きが多発しているという。

優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。

歴史の闇と、美の救いを描く5つの物語。

直木賞作家の真骨頂! ほっこり笑えてじーんと泣ける江戸人情物語 巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。

親子三代で菓子を商う「南星屋」は、売り切れご免の繁盛店。

周囲から「善人長屋」と呼ばれる千七長屋。差配も店子も表向きは堅気のお人好し揃いだが、実は裏稼業を営む悪党だらけ。

江戸国からの阿片流出事件について、日本から査察が入った。団長は大御所議員の印西茂樹。

騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。

大ベストセラー『三千円の使いかた』と一緒に読んでほしい新作！ それぞれの月収に見合う生活を送る6人。

千吉親分の文庫屋が火事だ！現場に駆け付けた北一が見たものとは。

ミステリ作家やミステリファンに熱い支持を受ける“葉村晶”が帰ってきた──！ タフで不運すぎる女探偵・葉村晶。

安永四年、京都。当代一の絵師を目指す豊蔵と彦太郎は、ひょんなことで奇跡の出会いを果たす。

「雪の形をどうしても確かめたく―」下総古河藩の物書見習・小松尚七は、学問への情熱を買われ御目見以下の身分から藩主の若君の御学問相手となった。

痛みも後悔も乗り越えて、いつかみんなできっと笑える。

200年の間、固く閉ざされていた扉。

高岡藩井上家待望の嫡子である清三郎が病のため身罷った。

天涯孤独の少女・お葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて1年半が経つ。