大正時代を舞台にした、探偵ホームズに憧れたお嬢様探偵の物語! 「あたくし、名探偵になることに決めました」。

小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。

風采は上がらないが頭脳は明晰、発明家兼探偵の百栗柿三郎が、 大正時代の浅草を舞台に、難〈怪〉事件に挑む! 柿三郎を支えるのは、女中兼探偵助手の千代、居候の小学生・玉緒、迷い犬のハチ。

あなたは絶対に騙される!! どんでん返しの真骨頂! 顔を変えるのは罪ですか? 渾身の医療サスペンス最新版! 美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

「よろず探偵承り」珍妙な看板を掲げる発明家・柿三郎が、不思議な発明品で事件を解明!? 大正“ハイカラ"ミステリー。

天久鷹央。天医会総合病院、 統括診断部の部長を務める彼女は、 明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。

夢破れ、失意のドン底だった女子が出会ったのは、落語! 勢いで弟子入りし、青葉亭かりんという名で懸命に修行する中、ある日、寄席で一人だけ全く笑わないおばさんを見つける。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

高校二年生になった正太郎。

黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉作品、『残留思念捜査』シリーズ、待望の第二弾! 現場に残された“声"を聞くことができる女子高生と、教師のツンデレ・コンビが再び事件に挑む。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

『このミステリーがすごい! 』大賞作家が描く、デス・ゲーム小説! 高校生の加奈は、幼馴染みの喬子から新作体感ゲームのモニターに参加しないかと持ちかけられる。

芥川、谷崎、永井荷風…謎解きの鍵は文豪にあり――!? 神保町の裏通りの小さな古書店を舞台にした、大正ロマンミステリー!

櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。

鷹央と小鳥遊。 二人の医師、運命の出会い。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

大学での講義のかたわら、付属女子高の非常勤講師を任された渋谷一樹は、以前、暴漢から助けた生徒・二ノ宮莉音と思わぬ場所―誘拐事件の関連現場で再会する。

両親を早くに亡くしたあかねは、５人の過保護な兄と暮らしている。

それは女性がいま以上に窮屈に生きざるを得なかった時代―「僕には、罪を背負った女の匂いが、見えるのです」美人画で有名な絵師が告白する相手とは。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

狂った VR 内の殺人ゲーム 予測不能の脱出ミステリ。

呪いの藁人形、不審なガスマスク男、魅惑の《毒》鍋――学内で起こる事件をMr.キュリーが解き明かすが、今回、彼の因縁のライバルが登場して!?

あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

京都・清水寺の近くにある「華伊菜講」は、縁結びに関連したものを専門に扱う雑貨店。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

鷹央先生、 これまで本当に……。

ここは人生の最期に訪れる、幽冥と顕世を繋ぐ洋食店でございます―。

郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

北海道は旭川。僕、正太郎は、骨を偏愛する美女、櫻子さんと、担任の磯崎先生と共に、森へフィールドワークへ出かける。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

骨が大好きなお嬢様、櫻子さんが、僕、正太郎の高校の文化祭にやってきた! けれど理科室でなんと人間の骨をみつけて……。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。

江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す…が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。

和洋折衷文化が花開く昭和6年。女学校に通う花村茜と級友たちに怪文書が届いた。

飼い犬と共にお茶が飲めることで人気のドッグカフェ「ワンノアール」に勤める森川凛は、 幽霊の姿が見え、幽霊と会話できるという能力を持つ。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

志摩半島の近くに浮かぶ小島・パノラマ島。菰田家の当主である源三郎が造り上げた巨大な楽園は今や廃墟となっていた。