冷たい校舎の時は止まる

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初版刊行(参考)
種別
長編
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69
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あらすじ

2007年08月11日 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう―。第31回メフィスト賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

冷たい校舎の時は止まるの評価:

7.26/10点 レビュー 23件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.26pt

冷たい校舎の時は止まるの総合評価:

7.24/10点 レビュー 197件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(6pt)

冷たい校舎の時は止まる

個人的に、非現実要素の強いミステリーはあまり好きではないので、このくらいの点数で。


▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.2
(5pt)

ミステリというよりは青春群像劇?

学園祭最終日、一人の生徒が校舎の屋上から飛び降り自殺をした。
それから三ヶ月ほどが過ぎたある雪の日、8人の高校生たちはいつものように登校するが、学校に彼ら8人以外は生徒も教師も姿は見えず、さらに彼らは校舎の中から出られなくなってしまう。
明らかに現実の校舎とは異なるその中で、生徒たちは学園祭最終日のクラスメイトの自殺に再び向き合うことになると同時に、時間の経過とともに一人ずつ姿を消していく……
という、少しホラー調のミステリ。
校舎に閉じ込められるというSF的な設定は、媒体は違いますが楳図かずお氏の『漂流教室』ですとか『涼宮ハルヒシリーズ』の閉鎖空間的なものを連想しました。

クローズドサークルにも分類されるのでしょうが、誰かの「精神世界」という舞台のため、常識などは通じない「何でもアリ」の世界観であり、ロジックで犯人を導き出すような本格ミステリとは赴きが異なるでしょう。

デビュー作でありながら1000ページ越えの大作であり、校舎に閉じ込められた8人の高校生のキャラクターの内面描写が非常に丁寧です。
しかし、正直に言って登場人物は4~6人程度に減らすなどして、もう少しコンパクトにまとめるべきだったのではないかと思います。

また閉じ込められた生徒たちは県一番の進学校に例年以上の倍率を潜り抜けて合格した、それだけでも立派なもんな生徒たちであり、さらにそれに加えて、その中でも特待生だったり、容姿にも恵まれていたり、スポーツも出来たり、芸術面でも評価されていたり……などハイスペックな面々にも関わらず、揃いも揃って内面が卑屈だったり自虐的な人間ばかりであまり共感が沸きません。人物描写が薄っぺらとは言いませんが、偏っているなぁと思いました。
あと、ちょっと登場人物の自殺率(未遂含む)が高すぎだと思いました。

この作者の思想や人間観が合う人にとっては面白い作品だったと思いますが、個人的にはあまり合わなかったですね。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1
(6pt)

冷たい校舎の時は止まるの感想

青春群像劇の中にミステリー要素を仕込ませた作品と言う感じでしょうか。
登場人物それぞれに非常に細かな設定があり、またそれが物凄く丁寧に描かれています。
ページ数が多いですが読みやすかったです。
ただ丁寧に描かれ過ぎているために、むしろミステリー要素が無い完全な青春群像劇でも良かったのかなと思ってしまいました。

▼以下、ネタバレ感想

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歌舞伎蝶
LMC3R9P9

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.174
(4pt)

意図的に「冗長」に書かれていて、読者はそこを読み飛ばしたくなるだけど、それこそが作者が仕掛けた罠なのだ

文体がラノベ的で、
それでいてクライマックスに入る手前で始まる回想シーンがいかにも冗長で毎回遅滞するので、
ついついそこを斜め読みしちゃいがちなんだけど、
そこに大きなトリックが仕込まれているってあたりは
うまいことできているって思います。

★5でもいいのだけど、
最後の「解答編」のオチというか、
「続編への仕込み」感があって
そこがあんまり個人的に好みじゃないので★4に。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.173
(4pt)

一体全体何が謎なんだかわからないところがミステリックな前半

長い。いやークソ長い。
いや、実のところ上下巻で1000ページぐらいしかないし、字でかいし、
いうほど長くない。
『戦争と平和』の「全4巻の1巻の半分」ぐらいしかない。
1日半ぐらいあれば読了しちゃう。

なんだけど、読中の「なげーよ感」がものすごい。
苦行。苦痛。
ただ文章が長いとか読みづらいとかそういうわけではなく、
文章そのものはラノベに毛が生えた程度の難度なんだが、
作中の大部分が、3つか4つの時間軸を切り刻んでカットバックで挿入してくる構成で、
まあ話がなかなか前に進まない。『嵐が丘』か。
語り手の人称が変わりまくって、
目の前に10秒後に死ぬレベルの危機が迫ったと思ったら
話が○年前に戻ったかと思ったら○ヶ月前の話になったりする。

話の冒頭でクリリンの目の前にフリーザが登場した瞬間に、
助けに向かっている悟空の様子を10分やってCM、
それからフリーザに睨まれているベジータの回想シーンが7分、
悟飯の回想シーンが7分、そして次回の予告、
みたいな感じで、話がなかなか前に進まない。

それは結局、「読んでいて長いと感じさせる」こと自体が作者の意図なんだろう。
作中で登場人物たちが味わう経験というか心情を、
読者のみなさんもたっぷり味わってくださいね、
という感じだ。

これはそもそもいったい何が起きているんだ、という感じで、
話の中で何人か死人が出る。
お話がかなり進むまで、
「一体全体何が謎なんだかわからないところがミステリック」
という感じでページが進んでいく。

推理小説というよりは、
サスペンスとかスリラーというような印象をあたえるし、
あるいはホラーか、とも思わせる。
イライラ系でもあって、お話は「冬のすごく寒い日」という設定なんだけど
どっちかっていうと真夏の蒸し暑い夜とかに読むのに適している。
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.172
(4pt)

初々しさ

辻村先生初期の作品です。ここから鋭角な心情描写とどんでん返しの連続が始まるんだなぁと興味深く読みました。まぁ、長くこんなにも心の内を表せるなんて、他に類を見ませんね。惹きつけられて離さない筋にも没入させられました。こんなお話つくってみたい。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.171
(5pt)

宅急便さんありがとう

だけど、悲しいすぎ
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.170
(5pt)

宅急便さんありがとう

だけど、悲しいすぎ
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752

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