屈折光

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種別
長編
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あらすじ

2008年07月03日 屈折光

獣医師・内海綾子の周囲に異変が連続する。創薬コーディネーターの恋人が変死し、発見現場近くの牧場からはBSEの疑いがある牛の白骨体が発見される。そして勘当された天才脳外科医の父親が入院する…。すべてを解く鍵は、父親から消えゆく記憶と意識だった。『東京ダモイ』の第52回江戸川乱歩賞作家が、二年の歳月をかけて織り込んだ深遠なテーマ、壮絶なドラマ、驚きのミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

屈折光の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

屈折光の総合評価:

7.10/10点 レビュー 10件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9
(4pt)

安心して読むことができる

文章がわかりやすく、状況がイメージしやすいので、安心して読めます。

獣医と医学の組み合わせた内容の話は読んだことがないので、なかなか興味深く読むことができます。薄っぺらな知識ではないので、医療知識がしっかりしていますが、読者が置いていかれないように、配慮されているため、バランスが取られています。

最初は不可解な殺人の要素含めたサスペンスですが、途中から内海先生という偉大な医師の倫理的ヒューマニズムの話に傾倒して行ってしまい、話にスピード感がなくなってしまいます。 最後の最後で、話のキーパーソンの岸という研究員が出てきてしまい、畳み掛けるように話が解決してしまうのが残念ですが、とてもよくできている内容のお話だと思います。
屈折光 Amazon書評・レビュー: 屈折光より
4062147912
No.8
(2pt)

専門知識

医療ものは大好きだけど、この本は長々、淡々と続く専門知識が参考書を読んでいるように難しくて疲れた..。主人公に魅力を感じられず話に入り込むこともできず..ミステリーに尊厳死に牧場に親子愛..いろいろ詰め込みすぎかな..と。
屈折光 Amazon書評・レビュー: 屈折光より
4062147912
No.7
(3pt)

期待は高かったのだが…

盛岡を舞台に描かれた医療サスペンス。『時限』『東京ダモイ』に続き本作を読んだのだが、『時限』の上手さ、『東京ダモイ』のような迫力は無かった。期待は高かったのだが…残念。
屈折光 Amazon書評・レビュー: 屈折光より
4062147912
No.6
(4pt)

今後に期待される作品でしょう

盛りだくさんの内容の割には、テンポよく読み進むことができました。医療ものの場合、どうしてもある程度の基礎知識と言うか、専門用語と言うか、社会的背景と言うか、が必要となってしまう。これをまともに解説し出すと、単なる解説本になり、かといって省くと多分普通の読者には理解のしようがない。。。ここらのバランスは難しいが、本書はその点は成功していると思います。

とは言え、医療だけではなく、酪農、畜産業、製薬業界と、これまた十二分に専門性の高い業界の話をからませるので、やはりそのつどうまい説明(というか挿入)も若干話の流れを悪くするところがでてしまう。それでもトータル、非常に読みやすい、いい流れの作品に仕上がったと思います。
人物の書き込みに行くのか、サスペンス・謎解きに行くのか。。。このあたりが、これら特殊な業界の話の解きほぐしで、若干息が切れたようです。
親子愛、謎解き、ともに書き込み不足の感は否めません。
ただ、謎解きの方と言うか、ある種の犯罪の実行に関しては、この手は知らなかったなぁ、とけっこう面白かった(途中から、あれ、この人がと思えてはきますが)。読後感のよさもうれしいものです。

もう少しこなれてきて、十分に贅肉をそぎ落とすようになると、更にテンポよく、重厚な作品をうむのではないでしょうか。
今後に期待して、楽しみにしたいと思います。

屈折光 Amazon書評・レビュー: 屈折光より
4062147912
No.5
(2pt)

お勧めできない。

「東京ダモイ」で乱歩賞を受賞した鏑木氏の受賞後第一作書き下ろし長編。受賞から二年という歳月をかけただけあって、かなりの力作。医学(特に脳神経外科)、獣医学、狂牛病関連の知識は半端ではない。
 ただ、大変な力作ではあるが、乱歩賞受賞作によくあるような「お勉強ミステリー」の典型である。そのため、蘊蓄や専門知識の説明が多く、読んでいて疲れる。鏑木氏のものすごい取材力、勉強力には敬服するが、作品そのものは、特別面白いとは思えなかった。

屈折光 Amazon書評・レビュー: 屈折光より
4062147912

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