千里眼

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種別
長編
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あらすじ

2007年09月25日 千里眼 完全版―クラシックシリーズ〈1〉 (角川文庫)

房総半島の先にそびえる巨大な観音像を参拝に訪れた少女。突然倒れたその子のポケットから転げ落ちたのは、度重なるテロ行為で日本を震撼させていたあるカルト教団の教典だった…。すべてはここから始まった!元航空自衛隊の戦闘機パイロットにして、現在戦う臨床心理士岬美由紀の活躍を描く、千里眼シリーズの原点が、大幅な改稿で生まれ変わり、クラシックシリーズとして刊行開始!待望の完全版。(「BOOK」データベースより)

評判

千里眼の評価:

6.67/10点 レビュー 3件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.67pt

千里眼の総合評価:

8.20/10点 レビュー 69件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.66
(3pt)

ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー

なるほど、ベストセラーになるわけだ。
 ヒロインはとても魅力的だし、550ページを超える分量をガッチリ支えるプロットの内に、中だるみさせないだけの質量ともに揃ったエピソードを詰め込んでいる。脇役達にもシッカリ厚みがあるし、ディティールもそれなりにできてる。終盤でのサスペンスの盛り上げ方なんかもスゴい。上等な娯楽小説たる資質をいくつも備えている。
 が、やつがれは本書を読み進めるのに大変な苦痛を覚えた。
 なぜなら、本書のタイトルにしてバックボーンたる千里眼がニセ科学によって構築されているから。
 具体例を示そう。
 ヒロイン美由紀がカウセリング対象の生活になんらかのストレス原があると考えてそれを探るくだりがある。そして発見された原因がすごい。
「アナタの家の周辺には高圧電線がある。それが発する電磁波こそ諸悪の根源だったのです」
ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー
 萎えた。がっくり萎えた。
 いっそオカルトならよかった。美由紀が他者の心理を読めるのは、インドの山奥で修行して悟りを開いたから、とか、守護霊のご先祖様が耳打ちしてくれるから、とかなんとか…。その一点のお約束さえ受け入れれば物語は成り立つ。そのお約束にかっこいー呪文だとかそんななんらかの魅力的な雰囲気があればなおヨシだね。
 だが、よりによってニセ科学なのだ。
 ニセ科学だからことあるごとに「コレは科学です」とウソ理屈を並べ、そのウソによって千里眼のリアリティはゴリゴリ失われ続ける。これはツラい。そんなツラいシロモノなのにいちおー読み終えることができたんだから、本書の娯楽小説としての資質がいかに高いかがうかがえる、とすら言えるね。
 やつがれ個人に関しては★ひとつかがんばっても二つってとこだが、ウソリクツが気になんない方なら充分★五つ分楽しめるはずだ。よって間を取って★三つ。
 星占いより血液型だろ、というそんなアナタならゼヒ。
千里眼 Amazon書評・レビュー: 千里眼より
409386036X
No.65
(5pt)

ただの『伏線』じゃない!

岬美由紀は このように登場したんですね。

それにしても、書き出しの章で読み手の心をつかむのが うまいですね。

ミステリーやサスペンスなど推理ものは、どこに『伏線』をひいているか、それを使ってどのような結末に持っていくか…

と楽しみながら読むものですが、この作家の作品は『伏線』じゃないですね。おそらく、国家の一大事も、家族が抱える

悩みも、個人が抱える悩みも それぞれの人間、当事者にとっては同じ重みがある(他人には どう見えようが)...

そんなことを言いたいんじゃないでしょうか。その描写が たまたま『伏線』になっていて...

だから これらが一気に収斂していく最後の100ページに 他の推理小説にない 読み手をひきこんで、強烈にうったえ

かける 『力』 が出てくるんです。

さて、つぎは 『千里眼 ミドリの猿』です。
千里眼 Amazon書評・レビュー: 千里眼より
409386036X
No.64
(4pt)

千里眼と呼ばれる原点

物語がスタートした時点で、千里眼は主人公ではなくその先生です。
主人公が千里眼と呼ばれるようになったきっかけの物語。
アクションものとしてとても楽しめます。定番の爆弾解体もありますw
買って損はないと思いますよ
千里眼 Amazon書評・レビュー: 千里眼より
409386036X
No.63
(5pt)

人気シリーズのプロローグ

この作品はわざと子供向きになってます。

千里眼シリーズは文庫で言うと1〜4(洗脳試験)まで幼少向きが意識され、5〜8(千里眼の死角)までが若者向き、6(ヘーメラーの千里眼)〜が大人向けです。

現行シリーズはヘーメラー以降です。雰囲気もかなり変わってます。

岬美由紀にリアリティが持たせられるのはヘーメラー以降です。

この話は7年も前に書かれていて、情報が少し古くなってますが、入り口としてわざと易しくしてあることもあり、読みやすいです。
千里眼 Amazon書評・レビュー: 千里眼より
409386036X
No.62
(1pt)

映画が駄作だと・・・

映画が信じられないほどの駄作だったので、逆に原作はどうだろうと興味を持ち、読んでみた。
「映画は駄作だけど、原作は傑作だよ!」という意見は本作に限らず多いが、個人的な経験からすると、駄作映画の原作が傑作であることはまずない。映画が駄作になるのは監督や俳優の力量不足もあるが、何よりも原作が元々駄目だったから。本作もその例から漏れなかった。
 本作のヒロインは優秀な元自衛官という設定だが、彼女の行動からは優秀の欠片も感じない。著者は優秀だと信じきっていて、それを読者に押し付けようとするから尚更白ける。作家が自分が生み出したキャラに陶酔するのはどうかと思う。 
千里眼 Amazon書評・レビュー: 千里眼より
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