(短編集)

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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8
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あらすじ

2022年03月09日 顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)

『陰の季節』の「黒い線」で、心に深い傷を負った平野瑞穂。彼女の描く似顔絵が凶悪犯をあぶり出す「わたしのゆめは、ふけいさんに、なることです」小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。特技を活かし、鑑識課機動鑑識班で似顔絵捜査官として任務にあたっていた。「だから女はつかえねぇ!」鑑識課長の言葉に傷つき、男社会の論理に苦悩しながらも、忠実に職務に立ち向かう。描くのは犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。女性主人公の活躍を鮮やかに描く異色のD県警シリーズ!(「BOOK」データベースより)

評判

の評価:

7.00/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

の総合評価:

8.29/10点 レビュー 92件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(7pt)

顔の感想

男社会である警察組織を舞台に、似顔絵捜査官・平野瑞穂の闘いと自己確立を描いた傑作ミステリです。本作の要点は以下の通りです。

・組織と個人の相克: 警察の「体面」や「女性という記号」として彼女を消費しようとする巨大なシステムと、真実を求める個人の尊厳との激しい対立。
・内面的な葛藤: 自身の顔への激しい劣等感(赤面症)を防衛しつつ、他者の顔を描き対象を断罪してしまう「才能の暴力性」への深い苦悩。
・真実への矜持: 組織にとって不都合な「犯人の顔」を描き出した瑞穂が、隠蔽や改竄の圧力に屈することなく、己の仮面を脱ぎ捨てて職務を全うする覚悟。

本作は警察小説の枠を超え、匿名社会を生きる私たちが「己の真実の顔」といかに向き合うべきかを鋭く問いかける、普遍的で美しい人間ドラマとなっています。

samikota
M2HEH85Z
No.4
(7pt)

顔の感想

「動機」にも登場したD県警『似顔絵婦警』平野瑞穂を主人公としたスピンオフストーリーです。半日で一気読みできます。
男性社会で生き抜くために苦闘苦戦する女性たちの心模様が、描かれています。警察組織って本当にこんななの~⁉とか、ちょっと出来すぎじゃない?感は有りますが、楽しめる作品でした。

はつえ
L7BVQMDY
No.3
(8pt)

プライド

仕事にプライドを持って取り組む。着実に誠実に。そういう気持ちを共有できた、作品でした。

kmak
0RVCT7SX
No.2
(8pt)

顔の感想

D県警シリーズ。
「陰の季節」の1編「黒い線」で登場した婦警さんが主人公です。
横山さんの抜群の安定感は健在です。
珍しく女性が主人公なので他の作品より柔らかい印象を受けました。
男性社会に生きる女性の葛藤がものすごく心に響いてきます。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1
(7pt)

顔の感想

ちょっと頼りない婦人警官が主人公の作品ですが、横山先生らしく面白いミステリー小説です。
女性の気持ちは、未だに理解できない私ですが、上手く主人公の心境も書いてあるなあと思いました。

松千代
5ZZMYCZT

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.85
(5pt)

平野瑞穂の活躍

短編1 魔女狩り
J新聞だけが,毎日のように特ダネを打ってきた。警察内部のだれかがJ新聞の記者とつながって情報を流していると疑惑が持ち上がった。警察は捜査員を密室にして情報が漏れないように仕組んだ。しかし,それでもJ新聞の朝刊には新たな特ダネが出た。瑞穂は,N新聞の大城に接近する。とうとう,警察とライバル新聞2社記者との関係が読めた。
短編2 決別の朝
犯罪被害者支援対策室に異動になった瑞穂にしおりという女性から電話がかかってきた。放火の恐怖から救って欲しいと。E暑管内で連続放火事件が起きていたのである。しおりの両親は,14年前に父親の弟つまり,叔父の放火によって亡くなった。その犯人が出所して自分を狙っているというのだった。ところが調べてみると14年前の犯人は,獄中ですでになくなっていた。連続放火の犯人も捕まり,瑞穂は新たな疑問がわき起こった。しおりと両親,叔父との関係について考察し始め,真実が明らかになる。
短編3 疑惑のデッサン
N駅高架下でけんかが原因で殺人事件が起きた。目撃した主婦の供述を基に鑑識課の三浦真奈美が似顔絵を描いた。その似顔絵を手がかりに砂田という男が逮捕された。元鑑識課の瑞穂は真奈美の絵を見て,できすぎていると思った。いったい,真奈美は本当に自分で似顔を描いたのか・・・・・。どういうからくりがあったか。
短編4 共犯者
かすみ銀行で,銀行強盗の模擬訓練が実施された。訓練実施については,銀行側は支店長,警察側も数人の者しか知らない。訓練が始まって5分たったころ,別の銀行で本物の強盗事件が発生し,警察は慌てる。犯人は,訓練で警察が手薄になった状況で犯行に及んだ。
いったいだれが訓練のことを犯人に伝えたのか。訓練当時,二人の不審な人物が浮かび上がり,瑞恵は独自に調査する。
短編5 心の銃口
婦警の南田安奈が襲われ拳銃を奪われた。瑞穂は,九死に一生を得た安奈から聞き取り似顔絵を作成する。似顔絵を公開すると次から次へと情報が入ってきた。犯人は鈴木真寿美という女性だった。瑞穂は,箕田と組み捜索を開始する。鈴木を追い詰めた瑞穂は,拳銃を構える犯人と向き合う。鈴木の一発が瑞穂の肩をかすめた。しかし,瑞穂の後ろに現れた箕田の1発が鈴木の胸を打ち抜いた。鈴木は,警察マニアで警察手帳,手錠などをアパートで収集していた。その品々は本物であった。そこから新たな疑惑が浮上した。
顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)より
4198947295
No.84
(5pt)

平野瑞穂の活躍

短編1 魔女狩り
J新聞だけが,毎日のように特ダネを打ってきた。警察内部のだれかがJ新聞の記者とつながって情報を流していると疑惑が持ち上がった。警察は捜査員を密室にして情報が漏れないように仕組んだ。しかし,それでもJ新聞の朝刊には新たな特ダネが出た。瑞穂は,N新聞の大城に接近する。とうとう,警察とライバル新聞2社記者との関係が読めた。
短編2 決別の朝
犯罪被害者支援対策室に異動になった瑞穂にしおりという女性から電話がかかってきた。放火の恐怖から救って欲しいと。E暑管内で連続放火事件が起きていたのである。しおりの両親は,14年前に父親の弟つまり,叔父の放火によって亡くなった。その犯人が出所して自分を狙っているというのだった。ところが調べてみると14年前の犯人は,獄中ですでになくなっていた。連続放火の犯人も捕まり,瑞穂は新たな疑問がわき起こった。しおりと両親,叔父との関係について考察し始め,真実が明らかになる。
短編3 疑惑のデッサン
N駅高架下でけんかが原因で殺人事件が起きた。目撃した主婦の供述を基に鑑識課の三浦真奈美が似顔絵を描いた。その似顔絵を手がかりに砂田という男が逮捕された。元鑑識課の瑞穂は真奈美の絵を見て,できすぎていると思った。いったい,真奈美は本当に自分で似顔を描いたのか・・・・・。どういうからくりがあったか。
短編4 共犯者
かすみ銀行で,銀行強盗の模擬訓練が実施された。訓練実施については,銀行側は支店長,警察側も数人の者しか知らない。訓練が始まって5分たったころ,別の銀行で本物の強盗事件が発生し,警察は慌てる。犯人は,訓練で警察が手薄になった状況で犯行に及んだ。
いったいだれが訓練のことを犯人に伝えたのか。訓練当時,二人の不審な人物が浮かび上がり,瑞恵は独自に調査する。
短編5 心の銃口
婦警の南田安奈が襲われ拳銃を奪われた。瑞穂は,九死に一生を得た安奈から聞き取り似顔絵を作成する。似顔絵を公開すると次から次へと情報が入ってきた。犯人は鈴木真寿美という女性だった。瑞穂は,箕田と組み捜索を開始する。鈴木を追い詰めた瑞穂は,拳銃を構える犯人と向き合う。鈴木の一発が瑞穂の肩をかすめた。しかし,瑞穂の後ろに現れた箕田の1発が鈴木の胸を打ち抜いた。鈴木は,警察マニアで警察手帳,手錠などをアパートで収集していた。その品々は本物であった。そこから新たな疑惑が浮上した。
顔 FACE (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 顔 FACE (徳間文庫)より
4198922330
No.83
(5pt)

平野瑞穂の活躍

短編1 魔女狩り
J新聞だけが,毎日のように特ダネを打ってきた。警察内部のだれかがJ新聞の記者とつながって情報を流していると疑惑が持ち上がった。警察は捜査員を密室にして情報が漏れないように仕組んだ。しかし,それでもJ新聞の朝刊には新たな特ダネが出た。瑞穂は,N新聞の大城に接近する。とうとう,警察とライバル新聞2社記者との関係が読めた。
短編2 決別の朝
犯罪被害者支援対策室に異動になった瑞穂にしおりという女性から電話がかかってきた。放火の恐怖から救って欲しいと。E暑管内で連続放火事件が起きていたのである。しおりの両親は,14年前に父親の弟つまり,叔父の放火によって亡くなった。その犯人が出所して自分を狙っているというのだった。ところが調べてみると14年前の犯人は,獄中ですでになくなっていた。連続放火の犯人も捕まり,瑞穂は新たな疑問がわき起こった。しおりと両親,叔父との関係について考察し始め,真実が明らかになる。
短編3 疑惑のデッサン
N駅高架下でけんかが原因で殺人事件が起きた。目撃した主婦の供述を基に鑑識課の三浦真奈美が似顔絵を描いた。その似顔絵を手がかりに砂田という男が逮捕された。元鑑識課の瑞穂は真奈美の絵を見て,できすぎていると思った。いったい,真奈美は本当に自分で似顔を描いたのか・・・・・。どういうからくりがあったか。
短編4 共犯者
かすみ銀行で,銀行強盗の模擬訓練が実施された。訓練実施については,銀行側は支店長,警察側も数人の者しか知らない。訓練が始まって5分たったころ,別の銀行で本物の強盗事件が発生し,警察は慌てる。犯人は,訓練で警察が手薄になった状況で犯行に及んだ。
いったいだれが訓練のことを犯人に伝えたのか。訓練当時,二人の不審な人物が浮かび上がり,瑞恵は独自に調査する。
短編5 心の銃口
婦警の南田安奈が襲われ拳銃を奪われた。瑞穂は,九死に一生を得た安奈から聞き取り似顔絵を作成する。似顔絵を公開すると次から次へと情報が入ってきた。犯人は鈴木真寿美という女性だった。瑞穂は,箕田と組み捜索を開始する。鈴木を追い詰めた瑞穂は,拳銃を構える犯人と向き合う。鈴木の一発が瑞穂の肩をかすめた。しかし,瑞穂の後ろに現れた箕田の1発が鈴木の胸を打ち抜いた。鈴木は,警察マニアで警察手帳,手錠などをアパートで収集していた。その品々は本物であった。そこから新たな疑惑が浮上した。
顔 FACE Amazon書評・レビュー: 顔 FACEより
4198615861
No.82
(5pt)

婦警の人生を経験

読書の醍醐味は、別の人生の擬似体験ですよね。
本作で婦警の人生を経験した気になりました。
ありがたいことです。
顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)より
4198947295
No.81
(5pt)

婦警の人生を経験

読書の醍醐味は、別の人生の擬似体験ですよね。
本作で婦警の人生を経験した気になりました。
ありがたいことです。
顔 FACE (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 顔 FACE (徳間文庫)より
4198922330

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