(短編)

とむらい機関車

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種別
短編
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あらすじ

2001年09月30日 とむらい機関車 (創元推理文庫)

名作の誉れ高い表題作を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く名探偵青山喬介の全活躍譚など九編に併せて「連続短回顧」ほかのエッセイを収める。初出時の挿絵附。収録作品 とむらい機関車/デパートの絞刑吏/カンカン虫殺人事件/白鮫号の殺人事件/気狂い機関車/石塀幽霊/あやつり裁判/雪解/坑鬼 解説・巽昌章(「BOOK」データベースより)

評判

とむらい機関車の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

とむらい機関車の総合評価:

9.36/10点 レビュー 14件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

とむらい機関車の感想

「とむらい機関車」・「カンカン虫殺人事件」・「あやつり裁判」が個人的ベストです。

水生
89I2I7TQ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(5pt)

早すぎた本格派、ミステリ好きは必読

本が出たのは二十年も前だが、復刻フェアで新本を入手できた。
短編九本とエッセイ十本を収録する。すべて戦前の作品である。
これは驚いた。論理明快な本格派である。
はっきり言って謎解きの面白さは、90年前後にデビューした新本格作家の平均値をはるかに上回る。
表題作は、機関車による連続轢豚事件(豚の鉄道事故)の謎を解く。豚さんには気の毒だが、笑える情景だ。
が、動機はとても切ない。ヒロイン?の設定は、現代ではまず許されないだろう。
『デパートの絞刑吏』怪死の謎と背景の解明が鮮やかだ。

『気違い機関車』(別に表題作とシリーズではない)は、動機の意外さに仰天する。
『白鮫号の殺人』は謎解きもさることながら、事件の背景に隠された事情に唸らされた。
伏線もしっかり張ってある。この二作はホワイダニットの傑作だ。

『あやつり裁判』は不可思議な証人を追求する知的パズルである。欧米の推理作家の作品みたいだ。
『雪解』は金鉱探しに狂った男の顛末を描く。緊迫した文体と風刺の効いた結末は、サキの秀作を思わせる。
戦前の日本にこんな作家がいたのか。

『坑鬼』本書の白眉である。この一篇で値段の元は取れた。
炭坑で火災事故が起こった。生き埋めにされた炭鉱夫の呪いか、次々と死者が出る。
奇怪な謎と論理的解明が揃った一級の本格ミステリである。労働現場を舞台にしたところが素晴らしい。
古今東西、小説の殺人は金持ちや芸術家が暇つぶしにやらかすのが多い。あるわけないだろ、そんなもん。
本作は臨場感があるだけでなく、動機に必然性があり、説得力抜群である。

エッセイは1935年前後の探偵小説界の雰囲気が感じられて楽しい。60年代の日本SF黎明期のような活況を呈していたようだ。本書はミステリファンなら必読のお宝本だ。
とむらい機関車 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: とむらい機関車 (創元推理文庫)より
448843701X
No.12
(5pt)

早すぎた本格派、ミステリ好きは必読

本が出たのは二十年も前だが、復刻フェアで新本を入手できた。
短編九本とエッセイ十本を収録する。すべて戦前の作品である。
これは驚いた。論理明快な本格派である。
はっきり言って謎解きの面白さは、90年前後にデビューした新本格作家の平均値をはるかに上回る。
表題作は、機関車による連続轢豚事件(豚の鉄道事故)の謎を解く。豚さんには気の毒だが、笑える情景だ。
が、動機はとても切ない。ヒロイン?の設定は、現代ではまず許されないだろう。
『デパートの絞刑吏』怪死の謎と背景の解明が鮮やかだ。

『気違い機関車』(別に表題作とシリーズではない)は、動機の意外さに仰天する。
『白鮫号の殺人』は謎解きもさることながら、事件の背景に隠された事情に唸らされた。
伏線もしっかり張ってある。この二作はホワイダニットの傑作だ。

『あやつり裁判』は不可思議な証人を追求する知的パズルである。欧米の推理作家の作品みたいだ。
『雪解』は金鉱探しに狂った男の顛末を描く。緊迫した文体と風刺の効いた結末は、サキの秀作を思わせる。
戦前の日本にこんな作家がいたのか。

『坑鬼』本書の白眉である。この一篇で値段の元は取れた。
炭坑で火災事故が起こった。生き埋めにされた炭鉱夫の呪いか、次々と死者が出る。
奇怪な謎と論理的解明が揃った一級の本格ミステリである。労働現場を舞台にしたところが素晴らしい。
古今東西、小説の殺人は金持ちや芸術家が暇つぶしにやらかすのが多い。あるわけないだろ、そんなもん。
本作は臨場感があるだけでなく、動機に必然性があり、説得力抜群である。

エッセイは1935年前後の探偵小説界の雰囲気が感じられて楽しい。60年代の日本SF黎明期のような活況を呈していたようだ。本書はミステリファンなら必読のお宝本だ。
とむらい機関車(探偵クラブ) Amazon書評・レビュー: とむらい機関車(探偵クラブ)より
4336033617
No.11
(5pt)

Would recommend to everyone!

Oh, the detailed information about every aspect of the marsh! I never wanted the book to end.
This book is now on my list of all time favorites. It is sometimes heartbreakingly brutal and other times as soft and soulful as one could imagine.
There are so many good things to say about this book, but the characterizations are truly wonderful.
とむらい機関車 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: とむらい機関車 (創元推理文庫)より
448843701X
No.10
(5pt)

Would recommend to everyone!

Oh, the detailed information about every aspect of the marsh! I never wanted the book to end.
This book is now on my list of all time favorites. It is sometimes heartbreakingly brutal and other times as soft and soulful as one could imagine.
There are so many good things to say about this book, but the characterizations are truly wonderful.
とむらい機関車(探偵クラブ) Amazon書評・レビュー: とむらい機関車(探偵クラブ)より
4336033617
No.9
(5pt)

A different feel yet still intriguing, addicting. Love this book so much.

I HIGHLY recommend reading and applying this book because it speaks the truth. These strategies can be applied to anything.
I don't often write reviews about books I've read because I don't feel like I could do a good job, but this is one not to miss if you love a great book. Give it a chance. You'll see what I mean.
とむらい機関車 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: とむらい機関車 (創元推理文庫)より
448843701X

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