すべてが円くなるように
登録されているタグ
※タグの編集はログイン後行えます
8.00pt
8.00pt
Amazon平均点
3.88pt
楽天平均点
4.64pt
みんなの オススメpt 自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク[?]
B
↑現実的
57.00pt
38.00pt
←非ミステリ
0.00pt
ミステリ→
0.00pt
↓幻想的
初版刊行(参考)
種別
短編集
閲覧回数
321回
お気に入りにされた回数
0回
読書済み登録回数
0回
- このページのURL
あらすじ
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
すべてが円くなるようにの評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
すべてが円くなるようにの総合評価:
7.78/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
冒頭から「丸い」ではなく「円い」と表現される真珠。それは物理的な宝石を指すのではなく、時代や場所を超えて女性たちの人生を繋ぐ「縁」であり、暗闇を照らす月のような象徴として機能している。各章は独立した物語のように見えるが、実はキュレーターが計算し尽くした展覧会のように、最後の部屋(最終章)に向けて見えない糸で美しく繋がっていく。
特に印象深いのは、老いや記憶の喪失といった悲劇を、「自身が一番安心できる美しい世界への没入(恩寵)」として優しく捉え直している点だ。著者の美術や人間の営みに対する圧倒的な肯定感が根底に流れている。
そして最大の仕掛けは、この本が現実世界とリンクしていることだ。作中の『フェルメールとの約束』やミキモトの真珠の文脈を追ううちに、どうしても「本物の光」を見たくなり、気づけば私は現実で開催されるフェルメール展のチケットに応募し、ホテルまで予約してしまっていた。
これは小説の形を借りた、著者からの極めて美しく、抗いがたい「美術館への招待状」だ。アートの知識は不要。ただ物語に身を委ねれば、読み終える頃には、何気ない日常の風景がフェルメールの光を帯びて見えてくるはずだ。