被告人、AI
- リーガルミステリ (31)
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| 介護ロボットを被告人にした前代未聞の裁判を巡るヒューマンミステリーであり、また人間とAIを明確に線引きする定義はあるのかという考察まで踏み込み、読者にも問いかけるような小説だった。前作の裁判所を中心とした正統続編というよりは、犬養&村上コンビとリタ、それを取り巻く登場人物による刑事ドラマがそれなりに盛り込まれていた印象。 終盤の法廷で展開する内容や判決までは、道中の手がかりを頼りに比較的予測はできた。しかしさすがのどんでん返しの帝王らしい衝撃的なラストが隠されており、納得感と同時にやり場のない感情に襲われた。 前作が司法、法の精神が絡んだテーマで、人を裁き刑を科すことの意義やAIが介在することの是非について考えさせられる作品だった。しかし本作はAIが自我を宿した一存在になったとき、人に殺意を持ち得るのかという時代が産んだ懸念に対し、ロボット三原則や刑法上の概念で立ち向かう人々の勇姿が描かれていると感じた。そして公判が開かれると読者は罪と罰、判決の行く末を考えながらいつしかリタを人だと錯覚してしまい、それに違和感を覚えないまま読んでしまう構成力にも驚かされた。 AIと会話し寂しさを紛らわしたり、生成機能を活用しショート動画や広告のワンシーンに利用したり等、日常に馴染んできた昨今だからこそAIの殺人関与は絵空事ではないなと憂慮してしまう。その一方でこの三原則が自意識を持つ者全員に共有され、AIは人間を超越するものではなく補佐する存在だという考えが無くならなければ、共生も不可能ではない気がして希望を持てる物語だった。 しかしラストの展開については薄々勘づいていたが、それが本性を現したとき内なる怒りや正義感を炙り出されると同時に、ヒトのAIにすら劣る欠陥を見せられたようでやるせなくなった。 きっと本当に恐ろしいのは幽霊でも高度な知能を獲得したAIでもなく、悪意を抱き他者を嘲笑い、危害を加えたりする制御の効かなくなった人間なんだなと思った。 | ||||
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| 途中からそうかなー。と思っちゃった。 でも、面白かったです。 | ||||
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| AIとの関わり方について考えさせられる本だった | ||||
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| ★★ 著者の本は「カエル男」等の刑事犬養隼人」シリーズや「贖罪の奏鳴曲 」を始めとして読んでおり好きな方の作家であるが、今回のAI本は残念だが低評価。勝手ながら独断と偏見に基づく理由は次の通りです。 ●前提として2026/1に出版されTVの「王策のブランチ」で紹介された著者インタビューによれば、未来小説ではなく現時点(2025?)から数年後を設定した内容と紹介されました。従って、事件の背景としては2025年時点の技術レベルや法律が前提となり、変化があったとしても2025から想定できる現実的な範囲内と理解しました。このことは、ロボットに組み込まれているAIが「ChatGPT4.0から5.0にVerUPされたものから独自開発」と書かれていることからも分かります。 ●随所に感じる違和感 (1)死因及び死に至った原因は最初から分かっており、容易に製造物責任法ではなく、ロボットを被告とした必然性・合理性に疑問。 (2)「AIロボット」が裁判の被告人となる点。現行法ではロボットは勿論、犬や熊の動物も法的には「物」であり、数年後を想定してもありえない設定。まあ、これは、本著の前提となる事項なので許容するしかありません。 (3)ハードウェアとソフトウェアを混在している点等の技術的齟齬が多々。 例えば、電気回路である「CPUに「ロボット三原則」が組み込まれている」、バックアップとして「CPU」をコピー、「記憶および人格がCPUの中に保存」、「何しろプログラムされた内容以外は動作しないのが大前提のロボット」の記述と矛盾その他。 (4)介護ロボットが患者からのみ対人学習をしており、検事他の多数人と会って知識を得たので「知性」を得た・・との説明、しかたないか…。 上記は話の本筋ではないし気にしすぎかもしれないが・・・理解に苦しむ~ ●オチの安易さ ・オチは書きませんが最初の章から容易に想定できるありふれた内容。 昔から色々と書かれている「ロボット三原則」がテーマなので、もう少し捻りを期待していたのに残念。 個人的には、AIに殺意が生じる可能性を示唆して欲しかった… 以上 | ||||
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| 『有罪、とAIは告げた』で超遅まきで中山七里先生の作品に出合い、ぐるっと、犬養隼人、高遠寺静、円、御子柴礼司シリーズ等中山作品を読んで、本作に出会いました。 中山先生は隠し方がうまい。 ちゃんと最初の方からヒントを出しているのは読み返すと明白です。 初回で気が付くベテランはともかく、アシモフの3原則を出すあたりの制約の付け方も秀逸。 AIのとらえ方も、実装は現在のtransformerモデルとは異なりますが、あくまでもエンターテイメントとして楽しみつつ、AIを使う側として考えたときに、「AIに何を許して、何をさせないのか」をうまく表現されていると思います。 AI使いこなし本を読むより、中山先生のAI二作を読むほうが実感がつかめる気がします。 だって、最上級のエンターティメントでありながら、AIをチートアイテムにしていない傑作です | ||||
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