風待ちの四傑: くらまし屋稼業

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種別
長編
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あらすじ

2022年11月02日 風待ちの四傑 くらまし屋稼業 (ハルキ文庫 い 24-9)

霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれ、裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていたー。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎、そして今一人…、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた超弩級の戦い。興奮と感動必至。直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。(「BOOK」データベースより)

評判

風待ちの四傑: くらまし屋稼業の評価:

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風待ちの四傑: くらまし屋稼業の総合評価:

8.86/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7
(3pt)

齟齬

後半は怒涛のように多面展開でバトルが続きます。決着も多様になるように工夫が凝らされていてプロットはおもしろいのですが・・・。例えば、見どころの一つが、あぶり屋 VS 九鬼段蔵の大迫力のバトルなのですが、じんわりと違和感が浮かび上がってきます。堤平九郎じゃないんだから、技名を叫びながら斬りあう必要はないですよ。せっかく、巧い工夫で堤平九郎の設定の辻褄を合わせていたのに、こう並べて他のキャラも同じに描かれちゃうと、興ざめですね。
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4758444803
No.6
(5pt)

その道の一流の者たちが持つ矜持、誇りとプライドに、ぐっと来ました。

前巻よりさらに八十頁あまり増え、本文は410頁。凄腕の強者(つわもの)が七~八名も出てくるし、手に汗握る凄(すさ)まじい死闘が三場面。どきどき、わくわくしながら頁をめくるしかなかったです。なかでも、炙り屋(あぶりや)の迅十郎(じんじゅうろう)、剣鬼ともいうべき惣一郎(そういちろう)、我らが〈くらまし屋〉の平九郎(へいくろう)の強さは桁外れなものであること、改めて得心させられました。

本巻で一番の読みごたえを感じたのは、その道のプロフェッショナルたちの仕事に対するプライド、勤めは必ずし遂げるという矜持(きょうじ)、その強い気持ちでしたね。「やるもんだなあ」「すげぇなあ」と、ほとほとしびれましたわ。

文庫本表紙カバー、おおさわゆう さんのイラストもいいっすね。それぞれの人物のイメージが見事に絵になってます!

次巻は、タイトルに〝月〟の一文字が入るのかな。楽しみに待ちたいと思います。
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4758444803
No.5
(5pt)

4人の傑物たちが、己の矜持をかけてぶつかり合う

相変わらず安定のおもしろさだった。

くらまし屋、炙り屋、虚の一員の榊惣一郎、白銀の狩人のレラ、4人の傑物たちが、己の矜持をかけてぶつかり合う展開は楽しめた。

また、強者との戦うことを生きがいとする惣一郎の過去が少し明らかになるとともに、くらまし屋の探し人である初音と惣一郎の接近も読み応えがあった。

強者たちの戦い、惣一郎の過去、初音とくらまし屋の今後の邂逅など、今後の展開もますます楽しみなので、続編を待ちたい。
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4758444803
No.4
(5pt)

くらまし屋稼業シリーズの壮大な世界へ漕ぎ出す驚愕の展開

前人未到のまつり旅の中で無事執筆を終え、本キャンペーンを出来たこと感動です
虚の夢の国とは
夢の国で出逢うのは
夢の国での戦いとは
初音が
総一朗が
炙り屋が
そして新たな強者が
井蛙流の過去と未来
これまでの全てが序章であったかのように
彼らの出帆が、くらまし屋の今後の壮大な展開が非常に楽しみです
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4758444803
No.3
(4pt)

面白いが、本シリーズの哀愁は何処へ?

待望のシリーズ最新作。胸を躍らせながら読み進め、「本作もしっかり面白かった」というのが正直な感想。
ただ残念ながら、過去作までにあった「くらませられる」側の哀愁の物語は影を潜め、「童の神」的な疾走感の比重がかなり大きい作品となっている。

登場人物の個性が失われたわけではないので、「くらまし屋」シリーズらしさはしっかりあるものの、これほど登場人物が次々登場し、今後もその活躍の場を描くとなると、本シリーズ最大の魅力であった「くらませられる側の物語」による涙腺崩壊が三度あるのかは疑問符がついてしまうところ。

よって、以前のシリーズには★5としたが、本作は★4つ。
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