ちぎれた鎖と光の切れ端
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あらすじ
江戸川乱歩賞受賞第一作ミステリーランキングを席巻したZ世代のアガサ・クリスティーが描く哀しき連鎖殺人「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。」復讐を誓う男がたどり着いた熊本県の孤島(クローズドアイランド)で目にしたのは、仇(かたき)の死体だった。さらに第二、第三の殺人が起き、「第一発見者」が決まって襲われるーー。2020年8月4日。島原湾に浮かぶ孤島、徒島(あだしま)にある海上コテージに集まった8人の男女。その一人、樋藤清嗣(ひとうきよつぐ)は自分以外の客を全員殺すつもりでいた。先輩の無念を晴らすためーー。しかし、計画を実行する間際になってその殺意は鈍り始める。「本当にこいつらは殺されるほどひどいやつらなのか?」樋藤が逡巡していると滞在初日の夜、参加者の一人が舌を切り取られた死体となって発見された。樋藤が衝撃を受けていると、たてつづけに第二第三の殺人が起きてしまう。しかも、殺されるのは決まって、「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。そして、この惨劇は「もう一つの事件」の序章に過ぎなかったーー(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ちぎれた鎖と光の切れ端の評価:
7.33/10点 レビュー 3件。 B ランク
ちぎれた鎖と光の切れ端の総合評価:
7.38/10点 レビュー 26件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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第一部の良い所は、異常事態感ですよね。
毒を盛って皆殺しにしてやろうとしてたメンバーが何故か何者かに殺されて行く。
憎いと同時にやや情も沸いていた仲間たちが次々と死んでいく中、心身共にボロボロになっていく主人公の追い詰められっぷりは緊迫感がありました。
第二部も良かったですね。
ガラッと視点が変わって一見関係ない所から始まる訳ですが、徐々に一部との繋がりが明かされていくのは読んでて楽しかったです。
そしてじわじわと一部の真相へと近づいていく感じがたまらなかったですね。
ただ、「孤島での殺人事件で終わるかと思いきや二部構成だった」という引きで期待感を高めてくれた割には、正直物凄いオチがあるという訳では無かったなとも感じました。
ミステリ的な凄いオチよりも、作者が伝えたいテーマの方が比重が大きかったように思います。
読んでる間は充分楽しかったので不満に思う程ではありませんでしたが。
長編ミステリ二冊分くらいの分量のある力作であり、人によっては大傑作である事は疑いようがないでしょう。
ガッツリと凄い作品を読んでみたい方にはお勧めです。