霊魂の足: 加賀美捜査一課長全短篇
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種別
短編集
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あらすじ
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評判
霊魂の足: 加賀美捜査一課長全短篇の評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
霊魂の足: 加賀美捜査一課長全短篇の総合評価:
8.75/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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最近、戦後の日本ミステリの紹介に力を入れている創元推理文庫から「全短篇集」が文庫で刊行されたのは、ファンとして嬉しい。
どれも、短編ながら、戦後の世相を反映させた、やや暗めの世界観と中々鋭いトリックが味わえる逸品ぞろいで、強くお勧めする。
しかし、問題は、「解説」だ。
冒頭「妖棋伝」等の伝奇時代劇作家として知られた、と言う主旨の文があるが、今どき、こうして紹介された作品を知っている「若い人」が、どれだけいるのか?
「解説」で、書かれるまでも無く、こうした伝奇時代劇が、不可能犯罪や犯人・結末の意外性に富んだミステリである事は、知っている人には、今更だが、知らない人には、ちんぷんかんぷん。
仮に、興味を持っても「春陽文庫」が、消滅した今、入手は不可能に近いので、全然、紹介の意味がない。
更に言えば、この短編集で興味を持った人には「長編」をお勧めする、
と言われても、現在、簡単に読めるのは、創元推理文庫「日本探偵小説全集」収録の「高木家の惨劇」のみ。
創元は、良く絶版本を出して暮れるが、現段階で、作者の「長編」の出版予定は無い。
まるで、美味しい前菜を出されて期待させてメインディッシュは、オアズケにされた様な感じだ。
創元推理文庫にしては、珍しく不親切極まりない「解説」だ。
この機会に、現在、絶版状態の作者の優れた「長編」と「伝奇時代劇」の復刊をお願いしたい。