メリー・ウィドウの航海

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種別
長編
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あらすじ

1978年04月01日 メリー・ウィドウの航海 (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-3)

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評判

メリー・ウィドウの航海の評価:

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メリー・ウィドウの航海の総合評価:

7.00/10点 レビュー 4件。

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No.4
(3pt)

船上ミステリを期待して再読したが…

私立探偵ナイジェルは恋人クレアとともにギリシアの島々を巡る豪華客船の旅に出たが同乗者には富裕な美貌の未亡人メリッサとその妹で神経衰弱を患う元教師アイアンシー、古典文学者ジェレミー、精神分析の真似をする少女プリムローズ、生意気な双子の兄妹ピーターとフェリス、陽気で快活な航海長ニッキ、おしゃべりで詮索好きの中年男アイヴァ等クセのある人物達がいた。そしてある夜、船上のプールで一人の死体が浮かび、さらにある人物が行方不明となってしまう。ナイジェルは警察の代理として捜査を開始し船がアテネに着くまでの解決を試みる。

学生時代に読んだ時はかなり面白かったと記憶していたので期待して再読した。基本トリックも覚えていたので今回は伏線の張られ方等に注意しながら読んだのだが、前半は退屈で難儀した。男女関係の軽薄な話題が多く人物描写や会話も浅薄である。ナイジェルも自分の知性を誇示するような気取りが多くうんざりさせられた。事件が起こる後半からは緊迫感が出て来るがそれでも寄り道が多く忍耐を要した。

事件の全体像は再読でも斬新さがあり伏線も十分に張られており謎解きの面では優れているが、解決までの説明がまわりくどい。犯人に対する罠もお粗末である。また動機や犯人側から考えてみるとこの状況でここまでやるかといったような不自然さがありあまり納得できない。
メリー・ウィドウの航海 (1960年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: メリー・ウィドウの航海 (1960年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JAPQDM
No.3
(3pt)

船上ミステリを期待して再読したが…

私立探偵ナイジェルは恋人クレアとともにギリシアの島々を巡る豪華客船の旅に出たが同乗者には富裕な美貌の未亡人メリッサとその妹で神経衰弱を患う元教師アイアンシー、古典文学者ジェレミー、精神分析の真似をする少女プリムローズ、生意気な双子の兄妹ピーターとフェリス、陽気で快活な航海長ニッキ、おしゃべりで詮索好きの中年男アイヴァ等クセのある人物達がいた。そしてある夜、船上のプールで一人の死体が浮かび、さらにある人物が行方不明となってしまう。ナイジェルは警察の代理として捜査を開始し船がアテネに着くまでの解決を試みる。

学生時代に読んだ時はかなり面白かったと記憶していたので期待して再読した。基本トリックも覚えていたので今回は伏線の張られ方等に注意しながら読んだのだが、前半は退屈で難儀した。男女関係の軽薄な話題が多く人物描写や会話も浅薄である。ナイジェルも自分の知性を誇示するような気取りが多くうんざりさせられた。事件が起こる後半からは緊迫感が出て来るがそれでも寄り道が多く忍耐を要した。

事件の全体像は再読でも斬新さがあり伏線も十分に張られており謎解きの面では優れているが、解決までの説明がまわりくどい。犯人に対する罠もお粗末である。また動機や犯人側から考えてみるとこの状況でここまでやるかといったような不自然さがありあまり納得できない。
メリー・ウィドウの航海 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: メリー・ウィドウの航海 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8PRM4
No.2
(3pt)

船上ミステリを期待して再読したが…

私立探偵ナイジェルは恋人クレアとともにギリシアの島々を巡る豪華客船の旅に出たが同乗者には富裕な美貌の未亡人メリッサとその妹で神経衰弱を患う元教師アイアンシー、古典文学者ジェレミー、精神分析の真似をする少女プリムローズ、生意気な双子の兄妹ピーターとフェリス、陽気で快活な航海長ニッキ、おしゃべりで詮索好きの中年男アイヴァ等クセのある人物達がいた。そしてある夜、船上のプールで一人の死体が浮かび、さらにある人物が行方不明となってしまう。ナイジェルは警察の代理として捜査を開始し船がアテネに着くまでの解決を試みる。

学生時代に読んだ時はかなり面白かったと記憶していたので期待して再読した。基本トリックも覚えていたので今回は伏線の張られ方等に注意しながら読んだのだが、前半は退屈で難儀した。男女関係の軽薄な話題が多く人物描写や会話も浅薄である。ナイジェルも自分の知性を誇示するような気取りが多くうんざりさせられた。事件が起こる後半からは緊迫感が出て来るがそれでも寄り道が多く忍耐を要した。

事件の全体像は再読でも斬新さがあり伏線も十分に張られており謎解きの面では優れているが、解決までの説明がまわりくどい。犯人に対する罠もお粗末である。また動機や犯人側から考えてみるとこの状況でここまでやるかといったような不自然さがありあまり納得できない。
メリー・ウィドウの航海 (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-3) Amazon書評・レビュー: メリー・ウィドウの航海 (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-3)より
4150710031
No.1
(5pt)

文学性と大胆なトリックの両立

エーゲ海クルーズ船上での入り組んだ愛憎を丹念に描き、緊張が頂点に達した末に起こる巧妙な殺人劇の顛末。
ニコラス・ブレイクならではの見事な人物描写とギリシャの島々や航海の精妙な風景描写が味わえ、クリスティの某作品を想わせる大胆不敵なメイントリックが素晴らしく決まった本格ミステリの手本のような作品。
伏線の妙にはマニアックなミステリ読者ほど読後、膝を叩きたくなるのではないか。
1959年という本格ミステリ不遇の時代に発表された傑作。
メリー・ウィドウの航海 (1960年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: メリー・ウィドウの航海 (1960年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JAPQDM
No.0
(5pt)

文学性と大胆なトリックの両立

エーゲ海クルーズ船上での入り組んだ愛憎を丹念に描き、緊張が頂点に達した末に起こる巧妙な殺人劇の顛末。
ニコラス・ブレイクならではの見事な人物描写とギリシャの島々や航海の精妙な風景描写が味わえ、クリスティの某作品を想わせる大胆不敵なメイントリックが素晴らしく決まった本格ミステリの手本のような作品。
伏線の妙にはマニアックなミステリ読者ほど読後、膝を叩きたくなるのではないか。
1959年という本格ミステリ不遇の時代に発表された傑作。
メリー・ウィドウの航海 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: メリー・ウィドウの航海 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8PRM4

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