トラッシュ



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初公開日(参考)2021年06月
分類

長編小説

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トラッシュ

2021年06月25日 トラッシュ

いじめ、差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執……それぞれの理由で集団自殺を試みた6人の若者達。 しかし、闇サイトで入手した薬が偽物で、全員生き延びてしまう。 「一遍死んだんやから、もう怖いものはない」。自分たちを死の淵に追い込んだ「加害者」に対し、6人は犯罪も辞さない世直し活動を始める。 ドラッグ売人狩り、差別団体へのテロ、そして首相暗殺。 その過激な行為で世間の賞賛と非難を浴びながら、6人の活動はエスカレートしていき…… 誰が本当の屑(トラッシュ)なのか。 雑誌連載時から賛否を巻き起こした問題作、ついに書籍化。 弱冠22歳の著者が問う「正義」と「暴力」。 小説すばる新人賞受賞後第一作。(「BOOK」データベースより)




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トラッシュの総合評価:4.67/10点レビュー 3件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(2pt)

信念を曲げないでもらいたかった

ネタバレしていますので、読まれたい方は読んでから閲覧されることを薦めます。

 ジャンルを問わず、最近の青春小説は六人でお互いの腹の内を詮索する作品が多いように思う。この作品もそうであった。全体的に見れば、社会を煽情するような行動を起こす自殺志願者たちの話がある者によって、別の計略にすり替えられていたが、そこに至るまでの人物の行動を引き起こす心理描写が薄いと思った。細部を見ていくと、まず、何よりダークウェブという無敵な謎のサイトの存在で成立する武器調達に短絡さを感じずにはいられなかった。どのように回路を獲得したのかまでは書かれていない。
 蘊蓄を比喩として使っているに収めていたのはまだ良い。しかし、藤原と川原が時折混ざるし、とりわけ川原の心情描写が薄い。野暮な指摘かもしれないが、名前を似せない方がよかったのではないだろうか。
 また、箸休めのような行為描写には抵抗感を抱かずにはいられない。そこまで細部まで描く必要はないだろうし、二度三度と表現する必要性があるとは話の筋からは感じられなかった。佐藤は過去の回想で副次的だが、男性にトラウマがありそうな描かれ方をしているにもかかわらず、突発的な性衝動で男の家に訪れるだろうか?いや、いくら共有している点があってもないだろう。設定を詰め込み過ぎだと感じた。
 最後に、レビューのタイトルに関係することを述べる。妥協点を模索したかつ、著者自身の進退で表現の忖度をしたのかもしれない。現実的な妥協点に話を落ち着かせてせてしまうのなら、謀略は最後まで成し遂げてほしかった。既出のドラマ「そして誰もいなくなった」となんか似ている終わり方だなと感じてしまった。また、前にレビューした「柚莉愛とかくれんぼ」の監禁と重なる終わり方ですし、もっと壮大な話の締めくくり方をしても良かったのではと思わざるを得ない。二番煎じだとこの作品の場合、物足りない。
 くずさは伝わってきたのと読みやすさに免じてこの評価です。
トラッシュAmazon書評・レビュー:トラッシュより
4087717569
No.2:
(4pt)

飛び交う関西弁

集団自殺のサイトで知り合った若い男女6人が死にきれなかったことを機に、各々が犯罪行為をも厭わず、やりたいことをやり始める。

ある事件をきっかけに、若者たちの考え方や目的が変容していく様が、単調になりがちな物語展開においてアクセントになり、且つなかなかにサスペンスフルでした。
全編を通じ疾走感のある展開で読み易く、それなりにメッセージ性も強い作品とも感じました。
トラッシュAmazon書評・レビュー:トラッシュより
4087717569
No.1:
(1pt)

最後に生き残る人物が1番印象に残らない人物というのは。。

中盤まで人物描写もあやふやで、巻頭の人物紹介を読み直す事が何度もありました。
中盤、登場人物の過去に触れた時は読み応えあったけど現在軸になるとどうにもインパクトに欠ける。やってる事はテロさながらで仲間もどんどん命を落としていくにも関わらず全体的にボヤけてる。彼らの心理描写が的確に描かれていない所為でしょうか。
終わり方も「もうこれ以上書く事ないんだろうな」というプッツリと終わる感じ。つまらなかったです。
トラッシュAmazon書評・レビュー:トラッシュより
4087717569



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