トラッシュ
- 暗殺 (172)
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ネタバレしていますので、読まれたい方は読んでから閲覧されることを薦めます。 ジャンルを問わず、最近の青春小説は六人でお互いの腹の内を詮索する作品が多いように思う。この作品もそうであった。全体的に見れば、社会を煽情するような行動を起こす自殺志願者たちの話がある者によって、別の計略にすり替えられていたが、そこに至るまでの人物の行動を引き起こす心理描写が薄いと思った。細部を見ていくと、まず、何よりダークウェブという無敵な謎のサイトの存在で成立する武器調達に短絡さを感じずにはいられなかった。どのように回路を獲得したのかまでは書かれていない。 蘊蓄を比喩として使っているに収めていたのはまだ良い。しかし、藤原と川原が時折混ざるし、とりわけ川原の心情描写が薄い。野暮な指摘かもしれないが、名前を似せない方がよかったのではないだろうか。 また、箸休めのような行為描写には抵抗感を抱かずにはいられない。そこまで細部まで描く必要はないだろうし、二度三度と表現する必要性があるとは話の筋からは感じられなかった。佐藤は過去の回想で副次的だが、男性にトラウマがありそうな描かれ方をしているにもかかわらず、突発的な性衝動で男の家に訪れるだろうか?いや、いくら共有している点があってもないだろう。設定を詰め込み過ぎだと感じた。 最後に、レビューのタイトルに関係することを述べる。妥協点を模索したかつ、著者自身の進退で表現の忖度をしたのかもしれない。現実的な妥協点に話を落ち着かせてせてしまうのなら、謀略は最後まで成し遂げてほしかった。既出のドラマ「そして誰もいなくなった」となんか似ている終わり方だなと感じてしまった。また、前にレビューした「柚莉愛とかくれんぼ」の監禁と重なる終わり方ですし、もっと壮大な話の締めくくり方をしても良かったのではと思わざるを得ない。二番煎じだとこの作品の場合、物足りない。 くずさは伝わってきたのと読みやすさに免じてこの評価です。 | ||||
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集団自殺のサイトで知り合った若い男女6人が死にきれなかったことを機に、各々が犯罪行為をも厭わず、やりたいことをやり始める。 ある事件をきっかけに、若者たちの考え方や目的が変容していく様が、単調になりがちな物語展開においてアクセントになり、且つなかなかにサスペンスフルでした。 全編を通じ疾走感のある展開で読み易く、それなりにメッセージ性も強い作品とも感じました。 | ||||
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中盤まで人物描写もあやふやで、巻頭の人物紹介を読み直す事が何度もありました。 中盤、登場人物の過去に触れた時は読み応えあったけど現在軸になるとどうにもインパクトに欠ける。やってる事はテロさながらで仲間もどんどん命を落としていくにも関わらず全体的にボヤけてる。彼らの心理描写が的確に描かれていない所為でしょうか。 終わり方も「もうこれ以上書く事ないんだろうな」というプッツリと終わる感じ。つまらなかったです。 | ||||
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