ザ・チェーン 連鎖誘拐

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種別
長編
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あらすじ

2020年02月20日 ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

シングルマザーのレイチェルの娘が誘拐された。何者かから、身代金をビットコインで送金し、他人の子どもを誘拐しろと指示されるレイチェル。レイチェルが誘拐した子供の家族がまた身代金を払い、その家族がさらに別の子供を誘拐すれば、娘は生きて解放される。失敗すれば殺されてしまうというのだ。 謎の人物が仕組んだこの連鎖誘拐システム〈チェーン〉に組み込まれてしまったレイチェルは、無関係の子供の誘拐計画を試みることに……被害者から加害者へと変わってしまった彼女の運命は!?(「BOOK」データベースより)

評判

ザ・チェーン 連鎖誘拐の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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ザ・チェーン 連鎖誘拐の総合評価:

6.31/10点 レビュー 13件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.13
(2pt)

ありえない設定で無理かも!

設定に無理があり過ぎる。「子供を誘拐された親が他人の子供を誘拐する。これを続けること。それがチェーンの指示」そんなことできるわけがない。それが途中で途切れないように素人(被害者兼加害者)が他人の素性を探る。信用できるか(この場合、口が堅いかどうか)どうか、誘拐をやり遂げる実行力・行動力があるかどうか、警察やマスコミに話さないかどうか。家庭環境、就職状況、経済環境、性格、病状などなど。調べられるわけがない。物語ではSNSで調べてましたが、噴飯ものではないでしょうか。ペイフォワードの悪い版かな?物語に少しでもリアリティを求める人には不向きです。
ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151833048
No.12
(2pt)

アメリカ/アメリカ人なら成立するか?

アメリカの中規模の地方都市で、アメリカ人ならやるかもしれない設定だよね。つまるところ、その設定を受け入れられるか否かで、この作品を楽しめるかどうかが決まる。描くというか、視点を変えれば、この双子の救出劇(?)部分を膨らませた方がよっぽどドラマとしては秀逸になる気がした。なんとも後味の悪い犯罪モノだからかなあ?
ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151833048
No.11
(3pt)

面白い作品だけど…

犯罪の中で最も難しいといわれる誘拐を連鎖発生させるなんて、無理な話だなという先入感を持って読んだら、うまく構成されていて、すらすら読了。ジョン・ダフィー・シリーズとは全く違う作風に挑戦したのが成功したようで、一昨日(10月16日)にマッキャヴィティー賞の本年度のBest Mystery賞を受賞した由。おめでとう。でも、上巻218ページの「リボルバーの安全装置をはずし…」と下巻35ページの「…安全装置ををかけなおすと…」などの初歩的な間違いは、困る。リボルバーに安全装置はない。Michael Newton が”ARMED and DANGEROUS: a writer'guide to weapons" (1990)という本のなかで、拳銃の詳細にこうるさい読者は何万人もいますよと警告している。
ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151833048
No.10
(4pt)

マッキンティとしては初のアメリカンなエンターテインメント作品

マッキンティと言えば北アイルランドを舞台にした、闘う警察官ショーン・ダフィ・シリーズでの好印象しかないのだが、驚いたことに、いくつかの賞を獲ったにも関わらず執筆の対価に合わないとしてペンを折ってしまいネット配車タクシーのドライバーに転職していたのだそうだ。そんな、と思ってしまうのはぼくだけではない。

 本作の彼の初稿(短編小説)を読んだドン・ウィンズロウは、もとより彼の才能を買っており、自身の米国エージェントを通して長編化と作家への復帰を説得したらしく、彼は本作で改めてアメリカでの出版での勝負に出たとのことである。作者自身のあとがきと杉江松恋の文庫解説にも詳しい。

 さてその力の入った実にアメリカ向けの作品が本書であり、正直、ショーン・ダフィ・シリーズのマッキンティの躍動する、あの寒々しい北アイルランドの風土と闘いの歴史の上に繰り広げられる重たい捜査模様を期待する読者は、呆気に取られると思う。

 むしろピエール・ルメートルなどに見られるスリリングな状況作り、逆転また逆転の仕掛けといった高いエンターテインメント性など、これがあのマッキンティなのかと驚くほど、それはアメリカンなエンターテインメント作品に仕上がっているのである。

 誘拐された親は次の誘拐を完了させないと我が子を取り戻せないというチェーンに巻き込まれた家族。そのシステムを構築した者の正体は? そして結末は? とまず物語構造だけで緊張関係を作り出してしまっている。

 さらにスマホ、タブレット、パソコン、アプリなど、現代ならではの道具による仕掛けが頻出と多彩な銃器によるアクション。世界中の若者に受けそうな、それこそ今にも映画化されそうな面白小説に仕上がっている。

 個人的にはショーン・ダフィの鼻っ柱の強さが好みだっただけに、マッキンティにはこの手の才能で稼いで生活基盤を手に入れて頂いたら、生まれた地である北アイルランドを素材にしたショーンの物語も末永く紡いで行って欲しいものである。
ザ・チェーン 連鎖誘拐 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・チェーン 連鎖誘拐 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151833056
No.9
(5pt)

映像化しても面白そうな話

子どものころ流行ったチェーン・メールのように、子どもを誘拐された親が自分の子どもを取り返すために次々と他人の子どもを誘拐していく……という話で、2部構成になっています。第1部で母親が娘を取り返し、第2部で犯人を探す。第1部は章題に「何曜日何時何分」と表記されていて、誘拐した側とされた側の行動を時間とともに追っていきます。TVドラマの「24」みたいでハラハラドキドキして面白いなと思いながら読んでいくと、後半では章題がなくなってしまいます。第2部にも章題をつけていたら、もっと面白く感じた気がします。また、第1部でも途中でエピソードがポッカリ抜けて話が飛ぶところがあります。読んでいていきなり時間と場面が飛ぶので「えっ?!」と面食らいますが、書くのが面倒になってしまったんですかね。残念です。でも、それを差し引いても面白い話でした。
ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・チェーン 連鎖誘拐 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151833048

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