毒の神託



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初公開日(参考)1998年02月
分類

長編小説

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毒の神託

1998年02月28日 毒の神託

砂漠にそびえ立つ逆ピラミッド型の宮殿。そこで起こる不可思議な事件。密室と化した宮殿内の「動物園」で、二人の人間が死んでいたのだ。死体で発見されたのは宮殿に住む君主と彼のボディガード。一見、たがいに殺し合ったかに見えたのだが…。ハイジャック犯の女テロリスト、特殊な言語体系と習俗のなかに生きる沼地の民。砂漠の遊牧民、そして「言葉」を理解する猿…。真実と混沌があらゆる「毒」となって、舞台へ、そして読者へと降りそそぐ、奇想の「本格」ミステリ。ゴールド・ダガー賞二年連続受賞作家が描き上げた傑作長編。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

一種のファンタジー

中東の某国を舞台にしたミステリですが、普通のミステリを想像して読まない方が良いでしょう。
イギリス、アラブ、沼族(という架空の一族)の文化的相違を背景に、箱庭的異世界が作り上げられ、その世界観を持って、物語が語られます。
ミステリとして解かれるべき謎は殺人事件ですが、語られる物語は侵食される文化の姿です。
語られる異世界の中で最高権力を誇るアラブ、異世界の中の異文化として他者を拒絶する沼族、文化的侵略者である西洋文明の代表者としての英国と、3者の姿が事件の前、謎解きのさなか、解決後と変わっていく姿が、通常のミステリでは味わえない奥行きの深さを提示しています。
短い分量に濃密な世界が語られることで、今の読者からすると読みにくい面もあると思いますが、犯人当てのミステリに飽きた人は読んで損は無いと思います。
毒の神託Amazon書評・レビュー:毒の神託より
4562030755
No.1:
(5pt)

奇想!!!

「ガラス箱の蟻」などのピブル警視ものや怪作「キングとジョーカー」
などで知られる著者の最高傑作にしてミステリ史上指折りの異色作。
スーパーリアリズムの手法で描かれるスーパーナチュラルな世界の犯罪
を解くのは言語教育を受けた猿なのだ。筆致に晦渋な点など皆目なく、
事件はあくまでも論理的に解明される。建築に喩えるならば総ガラスで
作られたゴシック様式の大伽藍のような奇跡的傑作。
毒の神託Amazon書評・レビュー:毒の神託より
4562030755



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