ガラス箱の蟻
- 警察小説 (526)
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Skin Deep(1968年) 太平洋戦争の戦火に追われてロンドンに移住しながらも、故郷ニューギニアでの風習を守り続けるクー一族の生き残りたちの間に発生した、酋長アーロン撲殺事件。この異様な環境に戸惑いながらも捜査にあたるピブル警視の捜査を描いたもので、一応「本格ミステリ」と銘打たれています。 ですが、文化も習俗も異なる彼らを尋問しても、まるで禅問答のように質問と答えが噛み合わない。正邪の基準も定かでない。唯一、現地で宣教師をしていた白人の遺児であるイヴ・クー博士が間に入ってもらうことにより、一族の考え方を学び捜査に反映させていくしかない状況なのです。こうした堂々巡りのような捜査の末明らかになる犯人の意外性はそれなりにあるものの、作品の大部分を占める異文化の描写との関連性は薄く、肩透かしと感じる人も多いのではと思われるのです。 いずれにしても、作品中の興味を惹かれる部分とミステリ本来の面白さの部分とが分離している感があり、評価は仮に☆☆としておきます。 | ||||
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