悲願花
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あらすじ
あなたの罪は、生き延びてしまったことです夜闇に輝くパレード、大好物ばかりのご馳走、笑顔の父と母。家族で遊園地に行ったあの日、幸子は夢のような時間を過ごした。そして――両親は家に火をつけて一家心中を図り、幸子だけが生き残った。工場の事務員として働き始めた幸子は、桐生隆哉と出会い、惹かれ合うようになる。しかし、幸子は隆哉に「一家心中の生き残り」であることを告げられずにいた。隆哉の部屋で料理を作ろうとした幸子は、コンロの火を見てパニックを起こしてしまう。過去に決別しようと両親の墓を訪れた幸子は、雪絵という女性に出会う。「あたしが、子供たちを殺したんです」子供たちを乗せた車で海に飛び込み、一家心中を図ったシングルマザーの雪絵は、生き残ってしまったのだという。彼女は、墓地から蘇った母だった。雪絵との運命的な出会いにより、幸子の人生が大きく動き出す。そして、加害者と被害者の思いが交錯した時、衝撃の真実が明らかになる――『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』で最注目の乱歩賞作家が放つ慟哭のミステリー!!(「BOOK」データベースより)
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評判
悲願花の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
悲願花の総合評価:
6.71/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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確かに序盤、楽しいはずの遊園地を素直に楽しめない、何か裏があるのではという不穏さ、切なさは読んでいて本当に苦しくなるシーンでした。
が、一家心中の生き残りの主人公がその後「心中を行った側」に接触してからの展開はあまり印象に残らなかった。主人公の苦悩や恨みつらみも伝わっては来るが、「で、だからどうしたいの」「一般論に置き換えてばかりで」自分の主張や行動があまりはっきりしなかったのが原因かな、と思った。
今後下村さんの作品をいろいろ読んでみようと思うが、本作品はあまり印象には残らなかったかも。