港の酒場で

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長編
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あらすじ

1977年08月31日 港の酒場で (1977年) (旺文社文庫)

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評判

港の酒場での評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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港の酒場での総合評価:

9.67/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(5pt)

描かれた人間像を読み解く楽しみ

人間の心情、関係を濃密が濃密に描かれた名作のひとつだと思います。
決して、謎解きや犯人当てを主眼としたミステリではありませんが、閉鎖された船内、それよりは開けているとはいえ決して開放的ではない港町の濃厚な人間関係を丹念に描かれています。
ほとんどの登場人物は、決して見た目のまま、第一印象のままの平坦な人物ではなく、単純な善悪、損得では割り切れない、より複雑な要因がせめぎあった人物として描かれています。
犯人、事件の様子が明らかになることよりも、事件が関係者に及ぼした影響を丹念に描くことに力を入れたような作品ですが、それらを読み解くこともまた読書の楽しみではないでしょうか。
港の酒場で (1977年) (旺文社文庫) Amazon書評・レビュー: 港の酒場で (1977年) (旺文社文庫)より
B000J8TZDQ
No.5
(5pt)

描かれた人間像を読み解く楽しみ

人間の心情、関係を濃密が濃密に描かれた名作のひとつだと思います。
決して、謎解きや犯人当てを主眼としたミステリではありませんが、閉鎖された船内、それよりは開けているとはいえ決して開放的ではない港町の濃厚な人間関係を丹念に描かれています。
ほとんどの登場人物は、決して見た目のまま、第一印象のままの平坦な人物ではなく、単純な善悪、損得では割り切れない、より複雑な要因がせめぎあった人物として描かれています。
犯人、事件の様子が明らかになることよりも、事件が関係者に及ぼした影響を丹念に描くことに力を入れたような作品ですが、それらを読み解くこともまた読書の楽しみではないでしょうか。
港の酒場で (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 港の酒場で (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAN3QE
No.4
(4pt)

少し話が弱い

メグレものの中では、話の組み立ての立体感や臨場感に乏しい
港の酒場で (1977年) (旺文社文庫) Amazon書評・レビュー: 港の酒場で (1977年) (旺文社文庫)より
B000J8TZDQ
No.3
(4pt)

少し話が弱い

メグレものの中では、話の組み立ての立体感や臨場感に乏しい
港の酒場で (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 港の酒場で (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAN3QE
No.2
(5pt)

北大西洋タラ漁場に向かうトロール船で何が起こったのか

ご存知メグレ警部シリーズの第9作。1931年7月脱稿、8月Fayard社より出版。シムノン28歳。
興味深いことに、本作含めシムノン初期の傑作の幾つかは、全長10メートルの帆船「オストロゴート号」船上のタイプライターから生まれている。「アルザス山峡の宿」「怪盗ルトン」「霧の港」など、いずれも1931-32年出版。
原題は Au Rendez-Vous des Terre-Neuvas. フランス北部の漁港フェカンの港酒場「ニューフォンドランド」 邦訳は木村尚三郎「港の酒場で」があるが古書に属し価格も安くはない。が今回Kindle  シリーズに採録され手軽に入手可能となった。

6月のパリ。ヴァカンス・シーズンの到来である。メグレ夫人は恒例のようにアルザス地方に出かける準備に余念がない。そこに小学校教師をやっているメグレの級友から手紙が舞い込む。
北洋トロール船の通信士である彼の教え子が、船長殺害の容疑で逮捕拘留されている。状況は芳しくなく有罪となる可能性が高い。ここは一つメグレに出馬願い事件真相を解明願えまいか、というもの。夫妻は急きょ問題のトロール船が停泊するフェカンに向かう。

メグレは時を移さず船を下りた船員がたむろする酒場「ニューフォンドランド」に急行するが、「今回の航海は何か呪われていた、、、」という反応の他はかばかしい情報は得られない。が、やがて意外な事実が明らかになってくる。

フェカンはパリの真北。海を好むシムノンはここにはよく出かけており、彼の帆船もこの地で建造させている。3か月ほどかけて北米ニューフォンドランド漁場に出かけ収穫するタラはフェカンの主要産業となっている。シムノンには十分な土地勘があり港や船員たちの気質も熟知しているのであろう、叙述はリアルでいきいきしている。

物語の核心は生来生真面目な男たちを悩殺し、狂わせてしまう女の出現である。何十人もの売春婦を相手にして来たシムノンだけにこのあたりの男女の機微も現実感がある。
港の酒場で (1977年) (旺文社文庫) Amazon書評・レビュー: 港の酒場で (1977年) (旺文社文庫)より
B000J8TZDQ

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