望月のあと
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
望月のあとの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
望月のあとの総合評価:
8.00/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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そうした「謎」に果敢に挑んだ「源氏物語」ミステリー三部作の三冊目が、ついに出版されました。
早速、手にし読み上げました。
扱っているのは、「玉鬘十帖」と「若菜」です。「玉鬘十帖」は非常に面白く、「若菜」は「源氏物語」の中核であり、これこそが紫式部が書きたかったことの様に思えます。
この三冊目は、光源氏と道長の対比を非常に上手く書いており、道長の一喜一憂が「源氏物語」の一帖毎の物語と連動し、楽しく読むことが出来ました。
ミステリーとしての面白さよりも、権力者道長の孤独具合が、良く表現されています。
タイトルにもある「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」の歌が、この本の主題であり、「若菜」の主題でもあると思います。
作者は、三部作と公言して書いてきた作品群ですが、どの巻も楽しいものでした。
ここまで来たら「宇治十帖」も書いて欲しいなと思います。