旅涯ての地

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種別
長編
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あらすじ

2001年06月01日 旅涯ての地〈上〉 (角川文庫)

13世紀、イタリア。元王朝クビライ・ハンに仕えたマルコ・ポーロ一族がヴェネチアに帰郷した時、一行の中に宋人と倭人の血を引く奴隷がいた。名は夏桂。密貿易に失敗した彼は奴隷に身を堕とし、マルコたちに買い取られたのだった。その運命は、偶然手にした一枚のイコンによって大きく変転する。イコンは当時、邪教と呼ばれたキリスト教・異端カタリ派の所有するものであり、それはキリストの「聖杯」でもあったのだ。そして夏桂は謎の女伝道師マッダレーナに導かれ、信者たちの隠れ住む“山の彼方”へと旅立つが…。荘厳な歴史ロマン大作。(「BOOK」データベースより)

評判

旅涯ての地の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 S ランク

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平均点9.00pt

旅涯ての地の総合評価:

8.92/10点 レビュー 12件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

一気読みするのはもったいない壮大な物語

カタリ派に興味を持っていたらおすすめに出てきたので手にとってみました。不思議で荒唐無稽とも思える物語ですが、実際は史実や地理にきちんと沿っていて、歴史のサイトや地図で都度確認しながら興味深く読みました。
ヴェネツィアが起点(実際はもっともっと遠いところ)なのでトゥールーズ→トローザ、ラングドック→リングアドッカなど、馴染みのある呼び方ではなくイタリア語読みになっていたり、東洋の国の街も旧名で書かれていたりでロマンを掻き立てられます。また、あちこちでつらつらと語られる夏桂のシンプルで道理にかなったものの見方は、様々な場所で様々な経験をした者にしか語れない真実の響きがあって心に染み入ってきました。
物語としても十分面白くてワクワクしましたが、本当に夏桂のような人がいたかも知れないあの時代の物や人の交流地図や、偏リ過ぎたカタリ派の教えや生き方などが理解でき勉強にもなりました。
記憶に残る一冊です。
旅涯ての地〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 旅涯ての地〈下〉 (角川文庫)より
4041932076
No.10
(3pt)

下巻は読みやすい

リズムに文体、夢の跡にひとり残った夏桂の瞑想場面など船戸与一の小説を読んでいるのかと錯覚しました。キリスト教裏面史みたいなのが絡むと俄然物語が面白くなる。
旅涯ての地〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 旅涯ての地〈下〉 (角川文庫)より
4041932076
No.9
(2pt)

読みにくい

上巻は非常に読み難い。遅々として進まない。さほど面白くもない。ネットで調べると、マルコ・ポーロの遺書にはタルタル人奴隷を解放しなさいと書いてあったとか。なんですと、夏桂は実在の人物かモデルがいるわけ?
旅涯ての地〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 旅涯ての地〈上〉 (角川文庫)より
4041932068
No.8
(3pt)

下巻は読みやすいし面白い

リズムに文体、夢の跡にひとり残った夏桂の瞑想場面など船戸与一の小説を読んでいるのかと錯覚しました。キリスト教裏面史みたいなのが絡むと俄然物語が面白くなる。
旅涯ての地〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 旅涯ての地〈下〉 (角川文庫)より
4041932076
No.7
(5pt)

圧巻

最終章であるマッダレーナの最期を看取るシーンから、主人公が老いてマッダレーナを回想し永遠の安らぎと幸福を実感するまでの文章は圧巻。主人公と一体になってその安らぎと幸福を自分にもたらすこの美しい文章をぜひあなた自身で体験して欲しい。人生が一段と豊かになった気分の読後感です。ありがとうございました。
旅涯ての地〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 旅涯ての地〈下〉 (角川文庫)より
4041932076

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