時間線をのぼろう(時間線を遡って)
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種別
長編
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あらすじ
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評判
時間線をのぼろう(時間線を遡って)の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
時間線をのぼろう(時間線を遡って)の総合評価:
9.00/10点 レビュー 8件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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きょう読んだところでは、主人公が祖母を時間旅行で見て、一目ぼれしたところ。どうなったかどうかは記憶にない。そういう意味でドキドキの展開だ。きょう寝るまえと、あした読むところで、どうなったかを知ることになるであろう。あした読み終わると思うけれど、そのあと、なにを読もうか。あした決めよう。
読み終わった。おもしろかった。記憶していた部分が少なくて、はじめて読むような気分だった。主人公は自分の先祖とセックスするが、一夜限りのことであって、タイム・パラドックスを含めたいざこざがあって、さいごには数千年むかしに赴くこととなったが、タイム・パトロールに捕まった分身が処罰されると同時に非存在の身になったのであった。
そうだ。本文の87ページに、つぎのような文章があったが
「あなたは時間線をのぼります」
「そうだ」
「そして──ビザンティウム」
「そう、ビザンティウムだ」
「そこは老人の住むべきところではない」部屋の奥で、いきなり誰かが叫んだ。「若者たちは愛をささやき、小鳥はさえずり──」
「ビザンティウム」踊り疲れて、ぼくの足元で大の字に寝ていたダンサーがつぶやいた。
「皇帝の黄金の鍛冶工(かじこう)たちよ!」シゲミツが叫んだ。(以下略)
これは、イエーツの詩「ビザンティウムへ船出して」の冒頭の有名な詩句と終わりの有名な詩句に由来している。
一
それは老人の住む国ではない。
かいな組み交わす若人たち、木々の百鳥、
──これら、やがて逝(ゆ)くべき族(やから)──唄をうたうものども、
(略)
四
自然より出たからには、我身を、どんな
自然の具象にも似させることはしまい。
ただこの私の願うのは、希臘(ギリシア)の黄金細工師が、うつらねむりする帝(みかど)を
(略)
(尾島庄太郎訳)