信長の二十四時間

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長編
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あらすじ

2017年10月13日 信長の二十四時間 (講談社文庫)

すべての人間が信長を恐れ,同様に信長を討つ機会をうかがっていた。いままで想像し得なかった「本能寺の変」を克明に描く問題作。天下統一を間近に織田信長は、平定後の未来図を描いていた。それは絶対的な専制君主となることで、そのためには、功臣たちを誅するのではと恐れられていた。疑心暗鬼になる明智光秀、豊臣秀吉ら武将たちや信長に虐殺され復讐の念を抱く伊賀者の残党。誰もが信長を亡き者にせんとする動機があった。(「BOOK」データベースより)

評判

信長の二十四時間の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

信長の二十四時間の総合評価:

6.36/10点 レビュー 14件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

信長の二十四時間の感想

「本能寺の変」の真相。織田信長暗殺計画。この事件を扱った書籍は何冊か読んだが、読み物としてとても面白かった。秀吉黒幕説もここまでくると、かなりフィクション臭が強くはあるが。でもこれも真相のひとつと言えるのでは?と思いながら読み進めたが、ラストが…
もう少し綺麗にまとめられたら満足のいく読後感だったのに。
伊賀者を中心においたのは問題なしも、最後のシーンはいらないような。

本好き!
ZQI5NTBU

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(5pt)

良かった

良かった
信長の二十四時間 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 信長の二十四時間 (講談社文庫)より
4062937840
No.12
(4pt)

壮大なスケールの歴史小説

本書は信長の最期の24時間、即ち本能寺の変を題材に描いた歴史小説である。
物語は天正十年四月から始まり、運命の六月二日に向けて一気に加速して行く。
複雑な人間模様とその心理、刻々と変化する状況の中での人物の捉え方が非常に面白く、瞬く間に読み終えてしまった。

本書で面白いのはやはり人物描写である。
計算高く立ち回りも鮮やかではあるが最後に情の脆さを露呈する秀吉、冷徹な策士・黒田官兵衛、頭脳明晰な故に苦悩する明智光秀、不気味な程の忍耐強さを見せる家康、更には狡賢いが度胸は無い典型的な公家、近衛前久…これらの個性的な人物達が良い持ち味を出しつつ微妙に絡み合いながら物語が展開する。
焦燥感と苛立ち、そして緊迫感と疲労感が物語全体に漲っており、緊張の糸が切れる事がない。
非常にスリリングで、然も綿密に構成された内容は多くの読者を惹き付けてやまないであろう。

尚、本能寺の変と言えば、明智光秀が謀反を起こし、信長が自刃して果てた…というのが定説ではあるが、その一方で秀吉、朝廷、或いは足利義昭に依る陰謀説等も注目されているのは誰しも御存知であろう。
そして本書はこの中から秀吉・黒田官兵衛の陰謀説を採用し、信長に恨みを持つ伊賀者・百地党を主役に据えた上で彼等の画策に周囲が翻弄されて行くという粗筋になっている。
こうした事から、極端な言い方をすれば「伊賀者陰謀説」と言っても過言では無い。
だが、実際に数多く残された逸話等を巧みに織り込みながらストーリーが進んでいくので展開が非常に鮮やかでもあり、無理矢理こじつけているような粗雑さは全く見られなかった。

但し、「陰謀説」を主体としている以上、定説に則った内容を期待する読者には不向きであるという点は否定出来ず、一応その点にも触れておかなければならないであろう。
と言うのも、私の周囲で本書を手にした人の中では意外な事に批判的な意見も聞かれたのである。
取り分け陰謀説自体に懐疑的な人の間で不評だったように思うが、やはり本能寺の変は多くの人を魅了する歴史的大事件なだけに、既に確固たる見解を持っている方、或いは思い描く人物像をしっかりと据えている方にとっては、もしかしたら抵抗感があるのかもしれない。
私自身は壮大な歴史小説として非常に面白く読んだが、色々な意見を聞いてみると成程、様々な受け止め方があると言う事も良く解ったので、この事件に対して自分がどのようなスタンスを取っているかを考えた上で是非とも購入を検討して頂きたいと思う。
信長の二十四時間 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 信長の二十四時間 (講談社文庫)より
4062937840
No.11
(5pt)

良かった

良かった
信長の二十四時間 Amazon書評・レビュー: 信長の二十四時間より
4140056339
No.10
(2pt)

ラストが酷い

信長好きの人にとっては、ラストの信長に対するこき下ろし方はあまりに酷いです。日本史上最強の武将を、フィクションとはいえここまで侮辱する描き方は初めて見ました。信長好きの人にとっては、非常に後味の悪いラストになると思います。彼の幼少から死ぬまでの性格や実績に鑑みると、あのような醜態を晒すことはあり得ないと思います。
ラストに至るまでの描写がそれなりに説得力があり面白いので、星1つではなく2つにしました。
ラストのほか、大きな疑問点がいくつかあります(ネタバレの可能性があるのでご注意ください)。

1.天下統一後の構想(しかも極めて危険)を信長がペラペラと話すはずがない。まだ統一には毛利、島津、上杉等数々の敵を倒さねばならない状況で、味方をも一気に敵に回す構想を不用意にペラペラしゃべったり、そのことで信忠と言い争うということはあり得ない。百害あって一利なしである。仮にその構想が本当だとしても、天下統一後に(あるいはもっと直前に)実施すればよいこと。なお、この小説が述べる信長の天下統一後の構想はあまり説得力がないと思う。織田家の存続が第一目標で、旧い体制の朝廷との合体を最重視したことは疑問。織田家の存続が第一なら副将軍になっても良かったのではないか?あるいは尾張一国平定した時点で守りに入ればよかったのではないか?なぜ織田家を危険に晒してまで天下統一事業を進めたのか?
2.安土において、信長は、反応次第で家康を殺すかどうか決めようとしているが、二人しかいない状況で家康の反応に依存する必要はない。殺すつもりなら、家康が例え完全に恭順の意を示したとしても殺せばよい。死人に口なしで、「家康が謀反を起こそうとした」とあとで言えばよいだけ。しかも後になって「やはり殺す」と言うのは、事の重大性に鑑みてあり得ないようないい加減さ。(逆に言うと、歴史上信長がこの時点で家康を殺さなかったということは、信長に(少なくとも安土招聘時点で)家康を殺すつもりがなかったことの証明になるということか?殺すつもりならこの時が千載一遇のチャンス)
3.官兵衛が対毛利の最前線を抜けることができたのか?戦目付がいる中、そんなことをすればすぐに大きな問題になったのではないか?
4.光秀に謀反のつもりがなかったのであれば、本能寺から山崎の合戦までになぜそのことを一言も主張しなかったのか。「自分は主殺しなど一切していない」との主張が全くなかった理由が描かれていない。光秀も家臣も全く言わなかった理由は何か?本当に謀反をしていなければ、全力で反論するはず。ということは、やはり光秀が本当に謀反をしたことの裏返しではないか?秀吉がもみ消したというかもしれないが、あの時点あるいはその後で秀吉に敵対した武将(家康や勝家)が秀吉の謀略だったと主張することもできたはず。そうすると秀吉の正統性は大きく揺らぐか崩れる。実際にはそのような話は全くない。最後の方は作者もだいぶ端折っている。
5.最後に秀吉が紹巴の脅しに屈した理由がよくわからない。あんなことを言えば、却って秀吉はその人物とともに伊賀を滅ぼそうとしたのではないか?既に大きく踏み出しているのだから、むしろ全力で(当該人物とともに)殺すのが理屈に適うのではないか。

その他にもいくつか疑問点がありますが、要するに作者は信長が大嫌いなのではないでしょうか。最後のシーンを描くためにこの本を書いたとも思えます。ただし、信長が、天下統一後に家康や秀吉をどう扱っただろうか?という点は想像力を掻き立てられました。彼らを殺した可能性は十分あったか?知事・代官という形で用いたか?それとも東アジア征服のために引き続き重用したか?
信長の二十四時間 Amazon書評・レビュー: 信長の二十四時間より
4140056339
No.9
(4pt)

陰謀対陰謀の戦いは陰謀?

信長暗殺に忍者を噛ませるとこうなる、という一つのシミュレーション。信長の遺骸がいまだに行方知れずの理由と、秀吉の大返しの秘密については、歴史フィクションとして「これもありか」と納得。
信長の二十四時間 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 信長の二十四時間 (講談社文庫)より
4062937840

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