ハートシェイプト・ボックス

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種別
長編
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あらすじ

2007年12月04日 ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)

ロック界のかつての大スター、ジュード・コインには異様なるものの蒐集癖があった。ある日ネット・オークションで落とした「幽霊の取り憑いたスーツ」が届くと、怪事が起き始めた。現れた老人の幽霊は、かつてジュードが捨てた女の義父だという。復讐に燃える怨霊から逃れるジュードと愛人の逃避行が始まる…。むかしの女がいた街へひた走る恐怖に満ちた旅は、これまで生きた人生に対峙する旅路でもある。デビュー作で、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞ほかを受賞した、アメリカン・モダンホラーの新たな才能が、小学館文庫で刊行開始。(「BOOK」データベースより)

評判

ハートシェイプト・ボックスの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

ハートシェイプト・ボックスの総合評価:

8.83/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5
(4pt)

書店ではもう入手できない、佳作。特にキングのファンに。

「義父の幽霊を買ってくれる人を探しています」というネットオークションの書き込みを見て買ってしまったことで、ミュージシャンの男性が巻き込まれる奇妙な出来事。やがてその背景にあるものが明らかになっていく…という物語。

出だしは、語り口がなんだかぎこちない。でも、徐々に物語が動きはじめ、引き込む力を増していく。荒削りな料理でも、美味しければ、食べきると、良い満足感が残るが、それに近い読後感。ホラーといわれればホラーだが、旅の物語でもあり、サスペンスの要素も十分にある。

残念なのはこの本が、今や書店では見当たらず、中古をネットで入手するしかないことだ。一つ種明かしをすれば、作者の父親はスティーブン・キング。キングの作品をあれこれ読むうちにこの本の存在を知り、気になって入手して読んだ。特にキングのファンなら、読む価値は充分にあると思った。
ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)より
4094081305
No.4
(5pt)

圧倒的疾走感を持って迫るモダンホラーの快作。

恐ろしい才能があったものだ。
 もちろん、父親がスティーヴン・キングであるというのは彼の評価を色眼鏡で見てしまう読者を増やすことになる。
 ニルヴァーナのサードアルバム『IN UTERO』のM3をタイトルに、かつてのロックスターが恐怖に見舞われる。迷い込んでしまった恐怖世界から彼は抜け出すことができるのか。
 いちいち90年代ロックの小ネタが挟まれていくところがニクイ。オルナタ/グランジ。ノイズロック。ホラーはホラーだが、熱くロックしまくっているホラー小説など滅多にない(映画では『ファントム・オブ・パラダイス』があった)。
 恐怖との対峙の中で主人公が次第に人間らしさを取り戻していく、というドラマも魅力的である。こういった展開は父親からの影響も見て取れる。『ミザリー』や『ペット・セメタリー』を執筆していた頃のキングに似ている。荒削りだが勢いがあり、有無を言わさぬ説得力で読者を引き込んでいた、あの頃に。
 日常にそっと差し込まれる恐怖描写と、爆発するように発生する怪異。静と動の対比が見事だ。
ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)より
4094081305
No.3
(5pt)

若き日のキング

荒削りなキング。若いころのキングの作品を彷彿とさせますね。今後の作品が楽しみです。
ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)より
4094081305
No.2
(5pt)

若き日のキング

荒削りなキング。 若いころのキングの作品を彷彿とさせますね。 今後の作品が楽しみです。
ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)より
4094081305
No.1
(5pt)

怖すぎる!

カヴァーが変わって、超コワい(魅力的でもある)絵がカヴァーになりました。 で、二冊目を買いました。 って、個人的な話は置いといて、本題です。 モダン・ホラーって怖くない印象があるじゃないですか。 そんなノリで本書を読んだんですよ。 しかし、主人公が手を切るあたりから怖くなってきて…… 今まで読んだ本の中で突出して優れた文章力をもっており、恐怖や戦慄を詩的に表していて、最高の小説でした。 エンディングも素晴らしい! 短編集も有名になったことですし、第二長篇をじっくり待ちましょう。
ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)より
4094081305

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