ニックとグリマング
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子供用童話の形は取っていますが、読み進めるとディックのエッセンス満載の一冊です。ディックファンは読んでおくべき一冊に間違い有りません。 | ||||
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本来は子供向けに書かれたものだそうですが、ディックらしさがたっぷりです。 ストーリィとしては、超過密人口となった地球を脱出して、別の星に移住する家族の話です。 どのくらい込み合っているかというと、バスに乗るのさえも戦いなんだそうで、戦い方を学校の授業で教えていましたし、お父さんの仕事は1週間あたり15時間、隣の人が書類にサインしているのを確認する仕事です。 そして、移住した先の星にはおかしな生き物たちが住んでいます。食いしん坊のウーブ(カードで会話するのがかわいい)や、どんなものでもコピーしてくれるフクセイ(どこかで見ましたね?)など、おなじみの生き物が沢山出てきて、まるで不思議の国のようです。 子供向けとはいえディックファンなら十分楽しめる本だと思いますし、ディック初心者の方にも向いているのではないかと思います。 | ||||
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ディックワールドの原点がつまっている傑作ジュブナイル。 行き着くところまで行き着いてしまった科学力、雑多ながらくたにあふれ、疲弊した地球、 そして外宇宙へとはじき出されるように旅立つ人々…。 そんな憂鬱さと不安のイメージはそのままに、猫や不思議な生態を持つ数々のエイリアンといった 生き物達への愛情にみちたまなざし、かすかだけれど確かな未来への希望がこの作品には息づいています。 それは著者であるディック自身がこの未来なき世界にむけた愛情と希望そのものに思えます。 ディックを初めて読む人、そして代表作はほとんど読んだという人にぜひおすすめしたい作品です。 | ||||
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最後に読んでみると、そこかしこにディックの作品の面白さが伝わります。子供向けのお話で、イラストも入っています。ほのぼのした感じのイラストなので、ディックっぽくないと思われる方もいるかもしれませんが、話の内容はディックそのものです。小学生の3〜4年からなら読めると思います。もちろん大人が読むのもOK!ディックファンには楽しい一冊になると思います!! | ||||
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