シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団
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あらすじ
〈神の息吹殺人事件〉の解決後まもなく、シャーロックのもとに兄マイクロフト・ホームズが現れる。表向きは政府の役人だが、実は重要なポストについているマイクロフトは、天才的な生理学者チャールズ・モロー博士と彼にまつわる奇想天外な話を語りだした。残虐な動物実験が公となり学界を追放されたモローは、マイクロフトの申し出で南海の孤島で新たな実験に取り組んでいたが、8年前に音信不通となる。一方、海難事故に遭った若者プレンディックは、流れ着いた島でモローの生体実験によって作られた獣と人間のハイブリッドを目撃していた。ロザハイスで発見された動物に噛み殺された死体から、モローがロンドンに舞い戻ったと危惧するマイクロフトは、シャーロックに真相の解明を依頼するが……。(「BOOK」データベースより)
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評判
シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団の評価:
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シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団の総合評価:
6.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
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Amazonレビュー
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前作『神の息吹殺人事件』は名探偵には畑違いなオカルト現象の顛末でしたが、本作はH.G.ウエルズ著『モロー博士の島』の直接の続編といった内容。ショッカーの改造人間みたいなノリの獣人軍団との対決であります。
もっとも、門外漢な分野への対処に苦慮した前作とは異なり、本作のホームズは獣人の実物を前にした途端に実在するんだったら仕方がないやと受け入れてしまったため、その後は推理らしい推理もなくて「事件はたんに狂人を狩るだけの活動劇」と本人も自虐した通りの締まらない展開に。獣人軍団も作中の扱いはグロテスクな外見のテロリスト程度のものでして、あらかじめ対策を講じていれば手強い相手ではないありさま。推理物としてもアクション活劇としても面白みがなく、前作に比べても工夫が乏しかったのが残念でした。首謀者二人の最期がひどくて、まるでジョークみたい。
前作と同じく、『失われた世界』のチャレンジャー教授や『地底世界ペルシダー』のペリー博士といった古典エンタメ小説からのゲスト出演者は多々あるものの、チャレンジャー教授も含めて活躍らしい活躍はなく、ほとんど出オチといった扱い。唯一、まともに活躍するキャラクターが著者の別の小説からの使いまわしというのはいったい……。