地方紙を買う女
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小関与四郎の『九十九里浜有情』を読んで九十九里の歴史に興味をもったが、松本清張が『九十九里浜』という短編を書いていることがわかって全集を手にとってみた。 36巻は、『九十九里浜』を含んだ27作品を掲載した短編集なのだが、チャーリーパーカーで例えればミステイクも収録されているサヴォイのコンプリート版を聴いている感じ。ミステイクが含まれているわけではないものの、残念ながら完成度の高い作品ばかりではない。しなしながら、27作品を通じて松本清張の筆力や、昭和初期の風情、風俗を感じることができる。なにより清張のアイディアを27個も連続して読むと、何か、清張の思考構造を垣間見れたような気がする。 特に読みたい作品が掲載されていなかったり、推理ものや松本清張に興味がなければ、読んでもつまらないかもしれないが、たまにはミステリーの原点をゆっくり読んでみるのもいいもんだ。 | ||||
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