火星に住むつもりかい?

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種別
長編
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あらすじ

2018年04月12日 火星に住むつもりかい?

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!(「BOOK」データベースより)

評判

火星に住むつもりかい?の評価:

7.20/10点 レビュー 5件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.20pt

火星に住むつもりかい?の総合評価:

7.25/10点 レビュー 110件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.105
(3pt)

勧善懲悪でも良かったのでは?

監視社会の恐怖を語る、いわゆるディストピア小説。現実世界では「中国」を想起させ、風刺が効いている。

  ただ解説でも言及されてたが、先行作に比べ、妙にゆるいディストピアなのは、井坂さんらしく、逆にリアリティを感じた。だからこそ恐怖も伝わって来たが、エンタメ小説としてはイマイチ。正義のヒーローが悪を懲らしめる、単純な勧善懲悪にしなかったのは、作者の姿勢としてよくわかるけど、カタルシスに欠けるのも確か。割り切ってそういう書き方もあったと思う。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334776280
No.104
(3pt)

勧善懲悪でも良かったのでは?

監視社会の恐怖を語る、いわゆるディストピア小説。現実世界では「中国」を想起させ、風刺が効いている。

  ただ解説でも言及されてたが、先行作に比べ、妙にゆるいディストピアなのは、井坂さんらしく、逆にリアリティを感じた。だからこそ恐怖も伝わって来たが、エンタメ小説としてはイマイチ。正義のヒーローが悪を懲らしめる、単純な勧善懲悪にしなかったのは、作者の姿勢としてよくわかるけど、カタルシスに欠けるのも確か。割り切ってそういう書き方もあったと思う。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.103
(5pt)

終始、ぞくぞくしながら頁をめくってました。怖かったけど、面白かったです。

不気味な話の裏側に予想外のからくりが仕掛けられていて、とても面白かったです。
話のからくりについて詳しく話すことはできませんが、例えて言えば、バッターボックスに立ってピッチャーが投げるボールを待ってると、死角からボールがぎゅいーんと曲がってストライクゾーンに入ってきたみたいな。そんな印象を持ちました。

にしても、話に出てくる〝平和警察〟は怖かったなあ。取り調べ時の拷問の苛酷(かこく)さもさることながら、ないことをさもあったかのように見せかける情報操作が怖かったっす。ありもしないことを〝噂〟みたいに装(よそお)って、自分たちに都合のいいように流す情報操作は、ネットなんかではよく問題になる事例だと思うので、余計にぞっとしました。

登場人物のなかでは、なんといっても、真壁鴻一郎(まかべ こういちろう)捜査官のキャラが印象に残りましたね。昆虫の擬態(ぎたい)とかにやたら詳しくて、しばしば蘊蓄(うんちく)を傾ける、変てこなんだけど有能な人物。髪の毛にパーマがかかった細身の体型でミュージシャンぽい外見であるとか、綾辻行人の〈館(やかた)シリーズ〉に出てくる島田潔(しまだ きよし)て人物が彷彿(ほうふつ)されて仕方ありませんでした。いや、島田潔さん、好きなんですけど。

あと、カット区切りのイラストが色々と出てくるんですが、一番の妙を感じたのは、【理容室のカメラ】ですね。監視装置として置かれたこの絵の不気味だったこと。
〝監視〟〝密告〟〝捏造(ねつぞう)〟〝冤罪(えんざい)〟etc. etc.  集団社会に潜む恐怖の象徴としての【監視カメラ】の絵に、ぞくぞくっとなりました。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334776280
No.102
(5pt)

終始、ぞくぞくしながら頁をめくってました。怖かったけど、面白かったです。

不気味な話の裏側に予想外のからくりが仕掛けられていて、とても面白かったです。
話のからくりについて詳しく話すことはできませんが、例えて言えば、バッターボックスに立ってピッチャーが投げるボールを待ってると、死角からボールがぎゅいーんと曲がってストライクゾーンに入ってきたみたいな。そんな印象を持ちました。

にしても、話に出てくる〝平和警察〟は怖かったなあ。取り調べ時の拷問の苛酷(かこく)さもさることながら、ないことをさもあったかのように見せかける情報操作が怖かったっす。ありもしないことを〝噂〟みたいに装(よそお)って、自分たちに都合のいいように流す情報操作は、ネットなんかではよく問題になる事例だと思うので、余計にぞっとしました。

登場人物のなかでは、なんといっても、真壁鴻一郎(まかべ こういちろう)捜査官のキャラが印象に残りましたね。昆虫の擬態(ぎたい)とかにやたら詳しくて、しばしば蘊蓄(うんちく)を傾ける、変てこなんだけど有能な人物。髪の毛にパーマがかかった細身の体型でミュージシャンぽい外見であるとか、綾辻行人の〈館(やかた)シリーズ〉に出てくる島田潔(しまだ きよし)て人物が彷彿(ほうふつ)されて仕方ありませんでした。いや、島田潔さん、好きなんですけど。

あと、カット区切りのイラストが色々と出てくるんですが、一番の妙を感じたのは、【理容室のカメラ】ですね。監視装置として置かれたこの絵の不気味だったこと。
〝監視〟〝密告〟〝捏造(ねつぞう)〟〝冤罪(えんざい)〟etc. etc.  集団社会に潜む恐怖の象徴としての【監視カメラ】の絵に、ぞくぞくっとなりました。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.101
(3pt)

好きなんだけど、、

ワクワクするような好きな物語なんだけど、登場人物が多すぎて、場面展開もあちゃこちゃ行って、読みながら混乱してました。
これ誰だっけ?と前に読んだところを読み返しながらが結構多かった。
そして、終わり方もちょっと私には理解難しかった。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334776280

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