罪色の環 -リジャッジメント-
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初版刊行(参考)
種別
長編
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15回
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あらすじ
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評判
罪色の環 -リジャッジメント-の評価:
8.25/10点 レビュー 4件。 A ランク
罪色の環 -リジャッジメント-の総合評価:
8.42/10点 レビュー 12件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
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まだこんなミステリの形があったか!とまずそのアイディアに驚きました。
基本は法廷ミステリでありながらクローズドサークルやデスゲーム的要素が混じり、まさに独自のジャンルとして仕上がっています。
そしてそのアイディアを決して多くはないページの中に惜しみなく、最大限に活かして使っており、非常に内容が濃く面白い作品でした。
設定こそやや荒唐無稽でしたが作者が元警察官というだけあり、被害者・加害者両面の心理や立場にリアリティがあり、社会派ミステリとしても高水準と感じました。
これほど面白い上に出来もいい作品でありながら、こう言ってはなんですが、メディアワークス文庫の作品ということで半分ラノベのような扱いで、ミステリ作品として正当な評価が得られていないような気がしますね。
本当にラノベに毛の生えたような作品がメフィスト賞やこのミス大賞とかに選ばれてる一方で、この高水準のミステリ作品が見逃されてると思うと正直もったいないです。
こう言うと誤解されそうですが、私はラノベはラノベで好きですし、確かにこの作品は「いい意味で」ラノベの特徴を持っている作品でもあります。
これだけ密度の濃い、その気になれば数本分の作品にでも出来てしまう内容を2~3時間で読める分量にまとめてしまっていることや、冤罪と犯罪被害者というともすれば非常に重くなりがちなテーマを、スイスイ読ませる読みやすさなどはまさにラノベ的長所です。
(高野和明氏の『13階段』などが完成度は高くてもテーマ的に読むのが辛かった私が、これにはそういう苦痛を感じませんでした)
ミステリ初心者から上級者まで楽しめるおススメの一冊と感じました。
悪いと思った点で言うと、このテーマや内容で主催者側が必要以上に悪意を感じさせたり、悪趣味な趣向を凝らす必要性が感じられないということです。
デスゲーム的なノリを入れようとしてちょっとここはスベっちゃってる気がします。
真相と結末に関してはちょっと賛否両論ありそうですし、私自身の中でも、果たしてこれは評価すべきか、まるで「有罪」「無罪」を判定するかのように悩みます。
▼以下、ネタバレ感想