(短編集)
ジューン・プライド
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ジューン・プライドの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『ベンハムの独楽』で興味を持った作者の作品。 前の短篇集は、どちらかというとブラックな要素が目についたのを覚えているが、 こちらはどまんなかの青春SF作品だった。 六月がなくなる逆閏年から始まり、 どうやったらこんなことを思いつくんだろうという奇想の数々。 こういったアイデアを、ユーモアを交えた文体とともに楽しむ作品かと思って読んでいたが、 後半、この奇妙な世界がまとまる気配を見せ始める。 最後の五行には、心を揺さぶられた。 パラレルワールドを描いた作品のなかでも、このまとめ方は画期的なのでは? 作者の登場人物たちに対する愛が、このラストを呼び寄せたのだとすら思う。 SFとしての完成度が高いとは思わないし、強引に感じる部分もある。 それでも、多くの人に読んでほしい、不思議に心惹かれる作品だった。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|