(短編集)

首折り男のための協奏曲

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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85
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あらすじ

2014年01月31日 首折り男のための協奏曲

首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。胸元えぐる豪速球から消える魔球まで、出し惜しみなく投じられた「ネタ」の数々! 「首折り男」に驚嘆し、「恋」に惑って「怪談」に震え「合コン」では泣き笑い。黒澤を「悪意」が襲い、「クワガタ」は覗き見され、父は子のため「復讐者」になる。技巧と趣向が奇跡的に融合した七つの物語を収める、贅沢すぎる連作集。(「BOOK」データベースより)

評判

首折り男のための協奏曲の評価:

7.00/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

首折り男のための協奏曲の総合評価:

6.82/10点 レビュー 62件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(7pt)

技巧派らしい短編集(非ミステリー)

雑誌掲載の7作品を集めた短編集。連作ではなく、独立した作品を集めているのだが,首折り男と黒澤という二人の登場人物でつながっている。
登場人物が個性的で,恋愛から復讐、ホラーなどそれぞれの作品にヒネリがあり、それなりに面白いのだが、伊坂ワールドというか独特の世界観があるので、好き嫌いが分かれる作品集である。

iisan
927253Y1
No.3
(8pt)

首折り男のための協奏曲の感想

いろいろと趣向を凝らした短編集です。伊坂ワールドが好きな人には楽しめるでしょう。一見関連のない短編を七つ集めたように見えますが、首折り男というキーワードで話が繋がっているものもあります。
個人的には「月曜日から逃げろ」ですね。チャップリンの映画という言葉を出して、ネタバレに近いと思わせておいて読者をうっちゃる手の込んだ話で、また読み直してみるとちょっと頭がこんがらがる内容です。
いろいろと味のある話が収められており、ジワッと胸に沁みる話などもあって幅広い作者の見識によって書かれていると思える内容です。じっくり読み込む本格物のミステリから比べれば薄味かも知れませんが
ただ単にこれまで発表したミステリを集めて短編集として刊行されるものよりはグッと上質なお話が詰まった一冊であると思います。伊坂ファンでなくともミステリ好きなら楽しめる内容と云えるでしょう。でも個人的には
黒澤というキャラクターが出てきますが、探偵仕事をすることと空き巣仕事をする人物となっていますが、この点がどうも馴染めません。空き巣なんてチンケな仕事をする男というのはどうなんだろうと思います。簡単に忍び込める腕を
持った動かしやすい人物でルパン三世のようなイメージで作ったのか、あるいはそのイメージを読者に持って貰いたいのか分かりませんがちょっと設定についていけません。この人物をもう少し考えて作り込んで欲しかったと
思います。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.2
(8pt)

首折り男のための協奏曲の感想

首折り男の話と、他の作品にも出てくる「黒澤」の話を含めた短篇集。
作風はいつもの伊坂幸太郎ですが、少しトリッキーといいうか、変化球的な話もチラホラ。
「黒澤」に愛着がある人にはお勧めですが、個人的には、「首折り男」を絡めた2編の方が面白かったです。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1
(7pt)

首折り男のための協奏曲の感想

会話のテンポがいい。全話との微妙なリンクの仕方も面白い。「僕の舟」が個人的ベストです。

水生
89I2I7TQ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.55
(2pt)

思ってたんと違う

伊坂幸太郎信者ではないが、好きな小説家の一人。
しかしながらキャッチコピーが悪い。
普通に短編集だったし、言うほど深い内容でもなかった。

全ての人が最後に繋がるんですよね?
と期待しながら、後半は我慢しながら、なんとか最後まで読んだら…
何も無かった。
首折り男のための協奏曲 Amazon書評・レビュー: 首折り男のための協奏曲より
410459606X
No.54
(3pt)

宣伝詐欺。

「二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!」とあったが、確かにビックリ。首折り男と黒澤は、最後まで全く絡む事なく、終わってしまう。一つ一つの作品は面白く読めたが、これは作者らしい構成の長編かと勘違いしてしまった。
  ともあれ、こんな宣伝文句は良くないと思う。立派な詐欺だ。
首折り男のための協奏曲 Amazon書評・レビュー: 首折り男のための協奏曲より
410459606X
No.53
(4pt)

わたしたちはどこかで誰かが大変な目にあっていても、目の前の生活で一喜一憂していくしかないんだよ。誰もが自分の人生を頑張って生きるしかないんだから。

もともとは全く別々のコンセプトで書かれた短編を、並べなおして手を加えることで、全体として緩やかに繋がりのある一冊の本となっています。
 したがって、伊坂幸太郎が得意とする、それぞれの短編が最終話で一つに収斂し伏線を回収してゆき全体として一つの長編としても読める、といったものではありませんが、それでもどこか繋がりがあり、ホンワカとした気分で読み終えることができます。
 『月曜日から逃げろ』では、クリストファー・ノーラン監督の『メメント』を彷彿させる構成(作品中にも『メメント』に触れられている)で、伊坂幸太郎作品では『砂漠』の構成を思い出しましたね。春夏秋冬だったら、夏は春の次にやってくる、とか月火水木金土日なら、火曜日は月曜日の次の日、とかって普通思っちゃいますよね。そういったオチが分かってもう一度読み返すと、最初に読んだときには気づかなったもののそのオチを前提に読むとニヤリと笑ってしまう箇所があり、巧いなあ、と感心してしまいます。
 本作ではいじめ問題なども取り上げられていますが、伊坂幸太郎の他作品同様、勧善懲悪的な解決を示すことはありません。
 このあたり伊坂幸太郎の人間らしさが感じられます。
 本作には『人間らしく』という作品が含まれています。
 この短編の中で語られる「神様は時々見ている」とのセリフが、本短編集全体を包むコンセプトのように思います。
首折り男のための協奏曲 Amazon書評・レビュー: 首折り男のための協奏曲より
410459606X
No.52
(5pt)

この本を読めて本当に良かった!

めちゃくちゃ面白かったです!
なんですかね、この全体に流れる重々しいんだかフワフワしてんだか分からない感じ!!

世の中悲惨なんだか、あちこちに幸せがあるんだか
救われるんだか救われないんだか分からない

とにかくサイコーに面白かったです!
首折り男のための協奏曲 Amazon書評・レビュー: 首折り男のための協奏曲より
410459606X
No.51
(1pt)

短編だった

何も知らずに買ったが短編集だった、面白いのもあったが、全体としてつまらなかった。買わなければよかった。この作家は長編のほうがいい。
首折り男のための協奏曲 Amazon書評・レビュー: 首折り男のための協奏曲より
410459606X

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