地上90階の強奪

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

1992年08月31日 地上90階の強奪 (ミステリアス・プレス文庫)

標的はマフィアのボスの金庫―。癌で死を宣言された老金庫破りのボロは、若き相棒のヴィンセントに最後の教えを授けるべく、危険な仕事を請け負った。目的の金庫には、マフィア壊滅の鍵となる証拠テープが隠されている。が、侵入経路はただひとつ、地上90階のビルの壁面だけしかない。厳寒のシカゴを舞台に、男たちの熱い友情を謳い上げる感動の物語。(「BOOK」データベースより)

評判

地上90階の強奪の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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平均点8.00pt

地上90階の強奪の総合評価:

9.00/10点 レビュー 2件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

古くて楽しくて男臭い、正統派のバディ物語

シカゴを舞台にしたクライム・ノベルの作家ユージン・イジーの邦訳第3弾。シカゴNo.1の金庫破りボロが、息子同然に育てた弟子のヴィンセントと組んで超高層ビル・シアーズタワーの90階の金庫を破る、ハードボイルド・サスペンスである。
シカゴ・マフィアのトップを巡る陰謀に絡んでマフィアのボスの金庫破りを依頼されたボロが、自分の命を預ける相棒にヴィンセントを選んだのは、これが最後の大勝負と決めたからだった。真冬のシアーズタワーの90階にビルの壁面を伝って外から侵入するという危険極まりない荒仕事だけに成功報酬は莫大で、成功すればボロは引退し、ヴィンセントも足を洗って恋人と家庭を築けるという目算だった。しかし、組織内での権力争いからマフィアのメンバーが暴走し、さらにマフィア退治に執念を燃やす二人の刑事が絡んできて、事態は複雑で先が読めなくなってくる…。
まず第一に、超高層ビルの90階で外壁を伝って侵入する、しかも雪と強風が吹き荒れる真冬の早朝にという、手に汗握る舞台設定が抜群。さらに、自らの死期を意識したボロと、親子のように接してきたヴィンセントとの年齢差を超えたバディ物語が感動的で、感涙ものの超一級ハードボイルド作品である。また、主人公に絡むマフィアや刑事、泥棒仲間のキャラクターが秀逸で、ストーリー中に挟まれるエピソードが生き生きと躍動している。
パターン通りの展開でも飽きさせない、古くて面白いハードボイルドを探している読者に自信を持ってオススメする。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1
(5pt)

個性的な登場人物が楽しい。

タイトルの通り、高層ビルで金庫破りをするストーリーですが、むしろ登場人物のそれぞれの個性豊かな描写を楽しむ小説だと思います。
特に酒場のシーンの人物の会話は楽しめます。
意外とハッピーエンドで終わります。
地上90階の強奪 (ミステリアス・プレス文庫) Amazon書評・レビュー: 地上90階の強奪 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000542

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