とりすました被告
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第50話。Saturday Evening Post連載(1955-12-10〜1956-1-28)ポスト誌集中連載時代(10年間に14作)の4作目。連載中のタイトルはThe Case of the Missing Poison。眠る女と医師の不気味な実験室から始まる物語、メイスン登場は第2章から。5ドルで子供たちを手なずけるメイスン。メイスンの乾杯は「健康を祝して」トラッグ久々の顔出し、嬉々として新聞発表をする「ホーカム」巡査部長はお馴染みホルコムのことですね。チョコレート・サンデーに抵抗できず肥りかけた20代の半ばすぎのガーティ。裁判の予想は10対1でメイスンの不利、バーガーは嵩にかかって攻め立てますが、メイスンの鋭い指摘でヘナヘナとなります。解決は鮮やかですが検察側が間抜け過ぎです。どうして一目でわかるものをちゃんと調べないのでしょうか? 銃は登場しませんが、レミントン製UMC16番と刻印された16ゲージの猟銃の弾が登場、散弾ですね。UMCはUnion Metallic Cartridgeの略号、レミントンの弾丸ブランドです。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1956年の第50作。 精神科医が女性患者に、麻酔剤を用いた告白療法を試みるが、患者は人を殺したと告白する。医師の倫理として患者の秘密は明かせない、だが殺人のような重罪を見逃すと、あとあと面倒な事になるかもしれない…困った医師はメイスンに相談する。突飛な冒頭、スリリングな展開、最後の逆転劇…と三拍子そろった、典型的なメイスン物。麻酔の影響下での告白が証拠として認められるのか…という問題が興味深い。メイスンがその問題を追求する一方で、法律的なあげ足取りに終始せず、最後には明快な解決を導き出すのは、予想できる事だが爽快である。その逆転劇がややあっさりしているのが、物足りない感がなくはないが、充分楽しめる。 | ||||
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