純愛の証明

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt (5max) / 4件

楽天平均点

4.00pt (5max) / 2件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]

-

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

0.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
1,527回
お気に入りにされた回数
0
読書済み登録回数
0
このページのURL

あらすじ

2010年10月05日 純愛の証明 (実業之日本社文庫)

嫁の実家の料亭の副社長として、飾り物のような日々を送る坂石浩季は、助けを求めて眼前に現れた19歳のコールガール・さやと恋に落ちる。境遇の違いを超え、プラトニックな関係で惹かれ合うふたり。だがある日、さやは愛犬を残して失踪。坂石は社会的地位も家庭も顧みず、その行方を探し求める。棟居刑事ら警察も動きだし、事件は緊迫を増し…。(「BOOK」データベースより)

評判

純愛の証明の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点0.00pt

純愛の証明の総合評価:

8.00/10点 レビュー 4件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(4pt)

異色の純愛物語

森村誠一氏の作品には色々な境遇を抱えた人物が登場しますが、本作品も例外ではなく一人の人物を巡ってのある種共同体が生まれます。よくもこういう人物を想像できるなあといつも感心させられますが、これが物語の発展に旨く生かされているのです。そのグループ心理的な内容の深さが作品に旨みを添えています。

作品のタイトルは『純愛の証明』。なんとなく森村氏の作品だなと分かりますが、そこに書かれてあるストーリーは幾分タイトルとは掛け離れているようにも感じます。が、読み進めていく内に読者に「なるほど」と感じさせる魅力ある作品です。

中年の男たちと未成年の娼婦という、誠に純愛には相応しくない関係がもたらすロマンチシズム溢れる作品ですが、殺人事件を取り扱う推理小説では最後は儚いものになってしまうことに切なさを感じます。この作品のヒロインでもある中城さやが物語の後半には登場することもなく、最後の(事件の)解決場面は虚しさを感じざるを得ません。
純愛の証明 Amazon書評・レビュー: 純愛の証明より
4408535125
No.3
(4pt)

異色の純愛物語

森村誠一氏の作品には色々な境遇を抱えた人物が登場しますが、本作品も例外ではなく一人の人物を巡ってのある種共同体が生まれます。よくもこういう人物を想像できるなあといつも感心させられますが、これが物語の発展に旨く生かされているのです。そのグループ心理的な内容の深さが作品に旨みを添えています。

作品のタイトルは『純愛の証明』。なんとなく森村氏の作品だなと分かりますが、そこに書かれてあるストーリーは幾分タイトルとは掛け離れているようにも感じます。が、読み進めていく内に読者に「なるほど」と感じさせる魅力ある作品です。

中年の男たちと未成年の娼婦という、誠に純愛には相応しくない関係がもたらすロマンチシズム溢れる作品ですが、殺人事件を取り扱う推理小説では最後は儚いものになってしまうことに切なさを感じます。この作品のヒロインでもある中城さやが物語の後半には登場することもなく、最後の(事件の)解決場面は虚しさを感じざるを得ません。
純愛の証明 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 純愛の証明 (ジョイ・ノベルス)より
4408505145
No.2
(4pt)

異色の純愛物語

森村誠一氏の作品には色々な境遇を抱えた人物が登場しますが、本作品も例外ではなく一人の人物を巡ってのある種共同体が生まれます。よくもこういう人物を想像できるなあといつも感心させられますが、これが物語の発展に旨く生かされているのです。そのグループ心理的な内容の深さが作品に旨みを添えています。

作品のタイトルは『純愛の証明』。なんとなく森村氏の作品だなと分かりますが、そこに書かれてあるストーリーは幾分タイトルとは掛け離れているようにも感じます。が、読み進めていく内に読者に「なるほど」と感じさせる魅力ある作品です。

中年の男たちと未成年の娼婦という、誠に純愛には相応しくない関係がもたらすロマンチシズム溢れる作品ですが、殺人事件を取り扱う推理小説では最後は儚いものになってしまうことに切なさを感じます。この作品のヒロインでもある中城さやが物語の後半には登場することもなく、最後の(事件の)解決場面は虚しさを感じざるを得ません。
純愛の証明 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 純愛の証明 (実業之日本社文庫)より
440855006X
No.1
(4pt)

人間本性の奥深さを抉る!―<純愛>は証明できるのか・・・

経済学者・猪木武徳氏の『社会科学と文学のあいだ』は著名な文学作品を読み解きながら、社会科学としての経済学との相関を問う興味深い作品だ。経世済民を意味する「経済」は人間活動そのもの。ならば、文学作品が描き出す複雑多様な人間像から何らかのアイデアを汲み取ることは徒労どころか、むしろ有意義な試みではないか。私も本書を通じて文学作品の「活かし方」を考えてみたいと思うようになった。

  著者の森村誠一氏は10年に及ぶホテル勤務から作家に転向したが、ホテル勤務中、「どうやったらこの世界から抜け出すことができるのか」を絶えず自問自答していたようである。ただホテルには多種多様な人間が訪れる比類なき場所でもあり、人間観を養うことに非常に役立ったらしい。小説は人間ドラマであり、作者の人間観察力や人間への鋭意な嗅覚が求められる。本書にもそれは反映されている。社会的地位のある男3人が偶然に巡りあった運命の女。それは「ただ一人の異性」である。その彼女が忽然と姿を消し、彼らだけの捜索が始まる。「純愛」とはどんな形をなし、色彩を帯びているのか。お馴染みの牛尾刑事、棟居刑事も登場し、事件は進展と膠着を繰り返してゆく。そのなかでまた人間の本性の変質が巧みに描写され、その奥深さを教えてくれる。ラストへのシナリオはある程度は予測可能だが、あらためて知ると切ない。その切なさを知ることで人はまた歩き出せる。そんな作風に森村の人間に対する飽くなきこだわりを実感した。ストーリー全体はさほど錯綜しておらず、緊迫感がやや少ないのが難点といえるかもしれない。

  森村作品を読むといつも猪木氏が試みた「社会科学と文学のあいだ」という主題を思い起こす。近年の経済理論のフロンティアでは人間本性とそれにもとづく行動原理を革新させるものが多いともきく。小説はそんな問題意識を持ち続けるための1つの材料になるのかもしれない。大袈裟であろうか。
純愛の証明 Amazon書評・レビュー: 純愛の証明より
4408535125
No.0
(4pt)

人間本性の奥深さを抉る!―<純愛>は証明できるのか・・・

経済学者・猪木武徳氏の『社会科学と文学のあいだ』は著名な文学作品を読み解きながら、社会科学としての経済学との相関を問う興味深い作品だ。経世済民を意味する「経済」は人間活動そのもの。ならば、文学作品が描き出す複雑多様な人間像から何らかのアイデアを汲み取ることは徒労どころか、むしろ有意義な試みではないか。私も本書を通じて文学作品の「活かし方」を考えてみたいと思うようになった。

  著者の森村誠一氏は10年に及ぶホテル勤務から作家に転向したが、ホテル勤務中、「どうやったらこの世界から抜け出すことができるのか」を絶えず自問自答していたようである。ただホテルには多種多様な人間が訪れる比類なき場所でもあり、人間観を養うことに非常に役立ったらしい。小説は人間ドラマであり、作者の人間観察力や人間への鋭意な嗅覚が求められる。本書にもそれは反映されている。社会的地位のある男3人が偶然に巡りあった運命の女。それは「ただ一人の異性」である。その彼女が忽然と姿を消し、彼らだけの捜索が始まる。「純愛」とはどんな形をなし、色彩を帯びているのか。お馴染みの牛尾刑事、棟居刑事も登場し、事件は進展と膠着を繰り返してゆく。そのなかでまた人間の本性の変質が巧みに描写され、その奥深さを教えてくれる。ラストへのシナリオはある程度は予測可能だが、あらためて知ると切ない。その切なさを知ることで人はまた歩き出せる。そんな作風に森村の人間に対する飽くなきこだわりを実感した。ストーリー全体はさほど錯綜しておらず、緊迫感がやや少ないのが難点といえるかもしれない。

  森村作品を読むといつも猪木氏が試みた「社会科学と文学のあいだ」という主題を思い起こす。近年の経済理論のフロンティアでは人間本性とそれにもとづく行動原理を革新させるものが多いともきく。小説はそんな問題意識を持ち続けるための1つの材料になるのかもしれない。大袈裟であろうか。
純愛の証明 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 純愛の証明 (ジョイ・ノベルス)より
4408505145

その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る