危険な匂い
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この「危険な匂い」はシリーズを読み進めていく上で必ず読んでほしい本です。 後にアイリーンのトラウマとなる出来事が書かれています。 派手さは無いながらアイリーンとフランクにはとても人間らしさがあり 脇役もそれぞれ個性豊かで良いキャラクターばかりです。「グッドナイトアイリーン」「危険な匂い」「神からの殺人予告」 最初の3冊目まではとても読みやすい作品になっています。このシリーズに出合ったのは1996年です。 きっとシリーズが終了するまで読み続けるでしょう。 | ||||
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新聞記者アイリーン・ケリーシリーズ第2作。ある早朝、地方検事選挙に立候補した父親の対立候補から、悪魔カルトに所属しているという中傷を受けた16歳の少年ジェイコブがアイリーンの出勤を待ち受けていた。カルトの集会に参加した幼友達を連れ戻すためにキャンプに行ったことはあるが、自分は断じてカルトのメンバーではないので、新聞に真実を書いて欲しいと依頼に来たのだった。 ボーイフレンドのフランク・ハリマンが刑事であることから、事件報道の記事から干されていたアイリーンは悪魔カルトの調査を始め、家出少年少女保護施設で暮らしていたジェイコブの幼友達サミーと接触を図る。その保護施設所長は偶然にも、ハリマン刑事が幼い頃から彼を良く知る隣人で、アイリーンとも面識のある未亡人だったため、アイリーンはサミーやその友人達から魔女集会について聞くことが出来た。彼女たちの言によればその集会はさほど過激な悪魔主義ではないという。 しかし、その保護施設所長は殺され、ドアには悪魔主義者を暗示するかのような落書きが...そして行方をくらましてしまったサミーの手がかりを追ったアイリーンは、罠にかかり人里離れた山荘に監禁され生命の危険にさらされる... スーパーウーマンでもスーパースタミナマンでもない新聞記者と刑事のカップルを主人公に、臆病なのに現金な猫のコディも準主役。要所要所でなごませてくれます。大がかりなトリックや謎解きではありませんが、伏線・引っかけのプロットは綿密ですし、登場人物の心理描写で読ませる宮部みゆき風のミステリーです。 英語はやさしめ。ペパーバック初心者向けとして定評のあるシェルダンやスティールを読んで、あまりにも現実離れしたストーリー展開に違和感を感じる方は是非読んでみて下さい。同じようにやさしい英語ながら、ずっと大きな読書としての満足感が味わえます。各巻毎に(この巻では悪魔主義や魔女集会)テーマがあり、著者の研究の成果がストーリーに折り込まれていて、トリビア的な『へー』の楽しみもあります。 | ||||
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