人質
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あらすじ
「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」 5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―――。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが・・・・・・。(「BOOK」データベースより)
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評判
人質の評価:
5.67/10点 レビュー 3件。 B ランク
人質の総合評価:
7.26/10点 レビュー 23件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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道警シリーズが割と好きでずっと読んできましたが、権力との直接対決ではないので、物足りなさを感じる方もいるようですが、色々な問題が盛り込まれていて、私はそれなりに楽しめました。
冤罪の問題は小説だけじゃなく現実でも新聞をあれこれ賑わしていて、真摯に謝罪してもらいたいと思う中島の気持ちは当然だと思います。間違ったことをした時には潔く謝罪するほうがよほど信頼を回復する早道だと思うのに権力を持つ人ほど、どうにかしてそれから逃れようとするのはどうしてなんでしょうね。
そんな指導者達を見て、子ども達が正しい事を学べるとは到底思えません。責任逃れ、責任転嫁・・・まずは指導すべき立場の人たちが変らなければ根本的には何も良くならないのではと切実に思います。
当たり前の事ができない大人ばかりに、未来をまかせてしまっているのでは・・・と言う危機感をとても強く感じる作品でした。