ダークゾーン

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初版刊行(参考)
種別
長編
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19,350回
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4
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120
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あらすじ

2011年02月11日 ダークゾーン

神の仕掛けか、悪魔の所業か。地獄のバトルが今、始まる。(「BOOK」データベースより)

評判

ダークゾーンの評価:

6.64/10点 レビュー 11件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.64pt

ダークゾーンの総合評価:

6.96/10点 レビュー 151件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(7pt)

ダークゾーンの感想

この作品の評判がイマイチなのも知っていましたが、貴志先生の著書は一通り読みたいと思い手に取りました。

読み終えた感想としては、やっぱりうーんな感じ。
以前読んだ「クリムゾンの迷宮」と同じく、登場人物の描写が浅くてイマイチ感情移入出来なかったり、キャラクターの造形や戦闘しているシチュエーションのイメージができなかったり。
一気読みさせる筆力はさすがではありますが、「クリムゾンの迷宮」と同じくこの作品も漫画やアニメ・映像向きかなあと思いました。
何よりもがっかりだったのは、皆さんがおっしゃる通り物語の着地点ですね。
合理的に終わらせるにはやっぱりそうなるかあと予想しつつも、貴志先生だからとついつい期待しちゃいますね。

この作品のメインテーマは将棋。
自分は比較的将棋やチェスなどのゲームについて知識がある方なのでその分楽しめましたが、そのあたりに疎いとさらにつまらないかもしれません。
作品自体の純粋な評価は6点ですが、ヒロインとのシーンでの「早逃げ」に大爆笑させて頂いたので+1点。しかも早逃げに失敗してるし(笑)。
ある行為を将棋用語に例えているんですけど、表現力というかワードセンスが相変わらずスゴいですね。



はんちょう
QVN1CS7Q
No.4
(7pt)

ダークゾーンの感想

面白い作品だと思います。
将棋やチェスというよりは、戦略シミュレーションゲームのような感じですが、
描写の仕方が見事でスピード感のある頭脳戦が楽しめます。
惜しむらくは将棋のルールや戦略シミュレーションゲームをやったことのない方が読んだ場合、
イメージをつかむのに難しそうな事とオチが…。
バトルシーンは展開のさせ方、収束のさせ方どちらも秀逸だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3
(8pt)

ダークゾーンの感想

異空間を舞台にしたファンタジーバトルと現実世界が交互に描かれます。主人公は必死さは伝わりますが、感情移入は出来ないタイプ。しかもバトルのルールの把握も必要なので、結構疲れました。とは言え、勢いと迫力で一気に読まされます。さすが貴志祐介。
オチも好みでは無かったですが、裏表紙に最初から書いてあります。
「人間精神の暗黒面を抉る非情のエンターテインメント。」覚悟して読んで下さい。

なおひろ
R1UV05YV
No.2
(8pt)

超越した発想とイメ-ジ力

読み出しから異次元世界でのバトル開始で始まる。
これだけでもインパクトが相当あるが、18人の怪物となった駒とキングの主人公がどのような状況にあるか混乱の内に、誰だかわからない相手とキングが殺されるまでの戦いが始まっていく。
(この時点で夢オチかって思ってしまうが、それは置いておきましょう。)

18体の怪物は、将棋?チェス?の駒のようにそれぞれ特徴があって、その配置や動かし方など将棋・チェスを思わせるような戦略がバトルの面白みになっている。
ただ、このバトルが7番勝負とした事で1戦が非常に簡潔でちょっとしたミスや、時には力押しでアッサリ決着がついたりする。
ここが妙で、5、3番勝負にして1戦の中身を濃くする事も出来たと思う。
そこが、7番勝負なのでスピ-ド感があって次へと読み進めたくなる。

読み手側は当然、この異次元世界がどこなのか、何の為のバトルなのかが、この物語のミステリ-として期待するが、読み終わる頃にはそこが本質では無いと分かると思う。

人間の執念・狂気、暗黒面がこれだけ面白く描かれているのだから、読後感が良いとは言えませんが傑作といいましょう。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1
(8pt)

独特な世界観

まるでロールプレイングゲームの中にいるような世界観。
初めはキャラクターを覚えるのに何度もページを戻ったりしていたが、慣れてくるとスラスラと読めた。
この非現実感とっても好きです。
ただ今回は貴志さん特有のグロさはあまりなかったように思います。

kinhuku
78BU7RPT

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.140
(4pt)

極限の死闘と心の闇を描く、圧巻のクライマックス

敬称略。
『ダークゾーン 下』は、貴志祐介のサスペンス小説で、上巻で張り巡らされた謎が一気に解き明かされるクライマックスが詰まっています。

この物語は「将棋」という独特の設定を通じて、死と生、現実と幻の境界線を描く、まさに異色の作品。

物語の中心となるのは、謎の空間「ダークゾーン」に迷い込んだ人々が、生き残りをかけて死闘を繰り広げる展開。

貴志作品特有の緊張感が、ページをめくる手を止めさせない。

特に下巻では、登場人物たちが精神的・肉体的に追い詰められていく様子が、細かく描写されています。

読者も一緒に極限状態に追い込まれ、物語の中に引き込まれていく。

将棋の駒を使って進行するという設定が、ファンタジーともリアリティともつかない絶妙なバランスで描かれており、将棋の知識がなくても楽しめるようになっています。

下巻ではその意味やシステムが明らかになり、「将棋」の象徴するものが徐々に見えてきます。

しかも、それが単なるゲームではなく、人間の生死や魂に関わる重要なメタファーになっているのがお見事。

登場人物たちの個性が一層際立ち、特に主人公の成長と葛藤は、深い共感を呼びます。

物語全体を通じて、彼らが直面する選択と、その背後にある過去のトラウマが、物語の核となっていることに気づかされます。

下巻に進むにつれ、登場人物たちの背景や動機が明らかになり、彼らの行動に対する理解も深まります。

貴志祐介は、人間の心の闇や絶望を描くことに非常に長けていますが、この作品でもそれが遺憾なく発揮されています。

ダークゾーンという舞台は、まさに人間の心の中にある「暗い部分」を象徴しており、誰しもが逃れられない「闇」を形にしているように感じられました。

最終的な結末には、救いがあるようでない、何とも言えない余韻が残り、読み終わった後もあまりスッキリ感が無い。

『ダークゾーン 下』は、エンタメ性と哲学的なテーマが巧みに融合した作品で、単なるサスペンスではなく、深いテーマを持つ読み応えのある一冊。

貴志祐介のファンはもちろん、サスペンスやミステリーが好きな方にも強くお勧めできる作品です。

ダークなファンタジーにどっぷり浸かりたいあなた、ぜひ一読あれ。
ダークゾーン 下 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: ダークゾーン 下 (祥伝社文庫)より
4396338686
No.139
(5pt)

好きな本

好きな本なので、購入できて良かったです。将棋好きな人にもお勧めです。
ダークゾーン Amazon書評・レビュー: ダークゾーンより
4396633580
No.138
(2pt)

中途半端かな

この作家は殺戮や心理描写の記載はとても面白いのですが、どうにもシチュエーションやルールが強引すぎるのとそもそも主人公の性格が歪みすぎていてあまり共感できませんでした。
俺の最愛の〜という割にはめちゃくちゃ浮気を疑っていたり寄ってくる人を全てうがった感じで見ていたり、でも結局ダークゾーンはなんだったんでしょう?意味わからず終了しました。
ダークゾーン 上 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: ダークゾーン 上 (祥伝社文庫)より
4396338678
No.137
(5pt)

手に汗握る

独自のゲームを上手く説明しながらのめり込ませてくるなという感想。
その分、登場人物の動機づけとかは弱い部分がある気がしますが個人的には大好きです。
ダークゾーン 下 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: ダークゾーン 下 (祥伝社文庫)より
4396338686
No.136
(3pt)

驚愕の結末…までは今ひとつ

異世界で将棋と似たバトルを繰り広げる者たちを描いた作品。下巻。

二チームに分かれた異形、異能のモンター化した知人たちが、それぞれの王の指令に従って、敵と戦う7番勝負は、4戦目(第四局)から。赤軍率いる主人公は、リアルの世界でもライバルの棋士率いる青軍に土俵際まで追い詰められていくという展開である。

戦いの度にルールの詳細が分かってくるものの流石に引っ張りすぎ…となるところを飽きさせないのが著者の力量。勝負の決着と、その結果がもたらすものにそそられ、ラストまで読み進めることになるだろう。

主人公が嫌なヤツであり、それが故に勝敗がどちら転んでもおかしくない。勝負の間の断章は、リアルワールドの日常が描かれていく。ここでの恋人やライバルとの関係が、徐々に明らかになっていく。これが、暗い…

オチは予想から大きく外れることはない。ただ、この手の結末は、ゲームの作業感に近いものを覚えてしまう。驚きまで、今ひとつということらだろうか。
ダークゾーン 下 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: ダークゾーン 下 (祥伝社文庫)より
4396338686

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