東北新幹線殺人事件
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1983年の作品である。前年に大宮-盛岡間が開通した東北新幹線を舞台にしている。かなり無理のある設定という気がしないでもないが、そこは脂がのった時代の西村京太郎(当時52歳)、力業で読ませるという感じだ。 殺人事件、新幹線のハイジャック、と話が展開し、ご存じ十津川警部とカメさんのチームが活躍する。テンポよく進む感じは、フーダニットやハウダニットではなく、サスペンス色が濃い。最後はバサッという感じの幕切れで、けっこう唐突感があるが、これはこれで「味」なのだろう。 ちなみにこのミリオンセラー・シリーズと銘打った新装版は、表紙のデザインがどれも素敵だ(ある意味それだけで買ったようなところがある)。うちの本棚にはあと1冊『京都感情旅行殺人事件』が残っている。 | ||||
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都心に住む人間(別に地方在住者を馬鹿にしているわけではないです)にとっては電車の駅など べつに珍しくもない。だが、それまで田んぼだったところへ鉄道の、それも新幹線の駅が新設され ることになれば当然、駅前開発が起こる。店ができ、人が増え地価があがる。本来喜ばしいことなのに。 今作では一人のOLが殺され、その後も二人の男が死亡しますが事件は一旦収束へ。 十津川警部の推理が徐々に事件を掘り下げていくのは中盤以降からとなり、駅前開発が事件の根底に 見えてきます。 また、十津川警部が犯人をいぶりだすため、ある策をうちだしますが、彼は腹を切る覚悟でやります、 と上司のホンダ課長に言っています。しかし、ホンダ課長が、君は切腹の所作を知っているか、と尋ねた ところ、十津川警部は、いや全然、と答えています。笑える一場面が見られます。 | ||||
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読むのは2度目。 最初読んだ時は,社会派西村京太郎らしい展開だと思った。 新幹線の政治駅に対する批判が根底にある。 ただ,殺人だけは必然性がなく,疑問が残る。 席の券を奪うか,交換するだけでいいのに。 最期のコンテナから出て来るところも, もう少し迫力があるとうれしい。 解説が種村直樹という鉄道作家が書かれているようで,参考になった。 細かな間違いや,現実との違いに目くじらをたてたり, 鉄道で殺人が起こることに腹をたてるのではなく, 鉄道についていろいろ紹介していることに感謝の意を表するのが 普通の鉄道愛好者なのかもしれない。 | ||||
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頭脳派の犯人と十津川&亀井刑事の対決といった構図でストーリーが進みます。 謎の殺人から爆破阻止などスリリングな展開は読み応えがあると思います。 しかし、ややドラマ的過ぎるご都合主義な感じがみうけられました。 また、犯人と十津川達の行動に一つずつ大きな疑問点がありました。 細かな点に目を瞑ればそれなりに楽しめる作品だと思います。 | ||||
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動機もなんかよく見かけるやつで、いまいちダメでしたね。日本という土地至上主義の民族ゆえの事件でしょう。こういった土地崇拝は他国では余りありません。さいしょのOL殺人が切符ほしさにという出だしはどっこいしょという感じでよかったです | ||||
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