八月の獲物
- サバイバル (43)
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23年前に上辞されたサントリーミステリー大賞作品。「十億円差し上げます。ただし、1ヶ月生存することが条件・・」。センセーショナルな文句とともにミステリーの幕が開ける。興味を維持したまま読み進められる。寄贈予定者が果たして生き残れるのか。チャリティーの真の目的とは?単純に面白い。 | ||||
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少し現実感に乏しいが、作者の弱者に対する温かいまなざしは素晴らしく読むだけの価値はあります。この時代に戦争の癒えない傷跡、老齢化社会の弊害を的確に描いていて、考えさせられました。ミステリー部分は小粒ですが味は悪くありません。 | ||||
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だって10億ですよ。 赤の他人からもらっちゃうんです。 行く末短い老人から。 3人で分けても3億以上。 ひとり減ればその分取り分は増える。 普通の人間が、いい時代だった頃でも押し並べて生涯賃金4億足らず。 2度とない人生で、金の質量は人間の生き方を変える。 そういった想像力をフル回転させれば、 この小説はおもしろくなるのかもしれない。 100円に困ったことがあり、 100万円の束をいくつも携帯する煩わしさを 感じたことのある人にとっては 全くもって物足りないかもしれない。 | ||||
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まず、全体を通して「暑いっ」。日本の夏特有の人をイライラさせるあの蒸し暑さが読む側のテンションをいやでもあげます。そして作中のありふれた日常の中に思いもかけないビックチャンスが転がり込んできた人たちや、その人たちを取り巻く人物はわかりやすく表情豊かに書かれてあるのですぐにストーリーに引き込まれます。素直に「お金って簡単に人を汚くするなー」と思えます。また、作中でこの事件の監視役である人物が言う短い台詞があるのですが、これがこのストーリーのツボです。どの台詞かは読んでみてのお楽しみです。ストーリー設定も最後の締めくくりも最高です。とにかく8月に読むことをオススメします。 | ||||
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