沈むさかな

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種別
長編
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あらすじ

2004年06月15日 沈むさかな (宝島社文庫)

第1回『このミス』大賞優秀賞受賞作!湘南の海にうごめく国際的陰謀!青春を疾走するダイビングミステリー話題作揃いの『このミス』大賞シリーズ中、最も異彩を放つ語り口と瑞々しい文章で選考委員を魅了した優秀賞受賞作。父の急死の真相を探るため、主人公は海辺のクラブに潜り込む。ダイバーの変死、製薬会社の暗躍、中絶斡旋の噂、ヒト再生研究など次々に沸き起こる疑惑。そしてさらに大きな組織が動き出す。湘南を舞台にダイビングの魅力と謎解きが奇跡的に融合したサスペンスミステリーの傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

沈むさかなの評価:

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沈むさかなの総合評価:

7.69/10点 レビュー 13件。

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No.13
(5pt)

とにかく凄い臨場感!

私は学生時代は水泳部に所属、最近ダイビングも始めたところでこの作品と出会いました。そんなタイミングだったので、読み始めてすぐに圧倒的なリアリティーに驚き、ぐいぐい引き込まれ一気に読ませてもらいました。式田さんの他の作品もそうですが、ものすごいリサーチ力と話の組み立ての旨さに脱帽です。嘘くさいキャラクター設定やちょっとググっただけのリサーチが多い中、この作者はダイバーでサーファーだと確信できます。(ひょうっとしたらスイマーでヨットマンでもあるかもしれません)。ストーリーは他の方のレビューに書かれているので私は触れませんが、式田さんの作品の登場人物は他の作品にも入れ替わり立ち替わり登場します。「月が100回沈めば」と「湘南ノート」を読見進むと懐かしいような不思議な感じがします・・・昔バイとしてた店の店長にひょっこり出会った時のような感じ・・・連作では無いのに面白い読後感です。次も期待しております!
沈むさかな Amazon書評・レビュー: 沈むさかなより
4796631852
No.12
(5pt)

とにかく凄い臨場感!

私は学生時代は水泳部に所属、最近ダイビングも始めたところでこの作品と出会いました。そんなタイミングだったので、読み始めてすぐに圧倒的なリアリティーに驚き、ぐいぐい引き込まれ一気に読ませてもらいました。式田さんの他の作品もそうですが、ものすごいリサーチ力と話の組み立ての旨さに脱帽です。嘘くさいキャラクター設定やちょっとググっただけのリサーチが多い中、この作者はダイバーでサーファーだと確信できます。(ひょうっとしたらスイマーでヨットマンでもあるかもしれません)。ストーリーは他の方のレビューに書かれているので私は触れませんが、式田さんの作品の登場人物は他の作品にも入れ替わり立ち替わり登場します。「月が100回沈めば」と「湘南ノート」を読見進むと懐かしいような不思議な感じがします・・・昔バイとしてた店の店長にひょっこり出会った時のような感じ・・・連作では無いのに面白い読後感です。次も期待しております!
沈むさかな (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 沈むさかな (宝島社文庫)より
4796641505
No.11
(4pt)

人の持つ多面性

ダイビングなどやったことない私としては、その技術や理論は大変面白い。
また、読んでいる最中ずっと「きみは・・・」で語られる文法が気になっていました。
しかし、終盤核心に迫る部分で、長く貫かれた「文法」が意味を持ってくる。
その構成には感心しました。
主人公の少年は、無力で、
しかし何事かを成そうとする「青春の葛藤」や「無茶苦茶感」がある意味リアルです。
主人公の受身の姿勢は読む人によっては、理解できないかも知れません。
しかし、現実とはそんなもの。リアルに精神的成長を遂げる主人公が描かれていると思いました。
沈むさかな Amazon書評・レビュー: 沈むさかなより
4796631852
No.10
(4pt)

人の持つ多面性

ダイビングなどやったことない私としては、その技術や理論は大変面白い。
また、読んでいる最中ずっと「きみは・・・」で語られる文法が気になっていました。
しかし、終盤核心に迫る部分で、長く貫かれた「文法」が意味を持ってくる。
その構成には感心しました。
主人公の少年は、無力で、
しかし何事かを成そうとする「青春の葛藤」や「無茶苦茶感」がある意味リアルです。
主人公の受身の姿勢は読む人によっては、理解できないかも知れません。
しかし、現実とはそんなもの。リアルに精神的成長を遂げる主人公が描かれていると思いました。
沈むさかな (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 沈むさかな (宝島社文庫)より
4796641505
No.9
(4pt)

「きみは・・・」で語られる独創的な二人称記述のミステリー

’02年「第1回『このミステリーがすごい!』大賞」優秀賞受賞作。このときの大賞は文庫化されてからベストセラーになった浅倉卓弥の『四日間の奇蹟』。選評によれば、本書は『四日間・・』がいなければ大賞が獲れたのではないかとのニュアンスもうかがえる。
本書は「きみは・・・」で語られる独創的な二人称記述の小説である。
父の急死の真相を探るため、主人公17才の高校生カズは幼馴染の勧めでスクーバダイビングを始めながら海辺のクラブに潜り込む。だが糸口が見えないままにダイバーの変死事件が起こり、中絶斡旋の噂、製薬会社の暗躍、ヒト再生研究など次々に、米軍横須賀基地まで巻き込む組織的かつ巨大な疑惑が浮上する。
前半は歩むべき道を模索する孤独な若者カズのあくまでも静謐な語り口の青春物語。ダイビングの描写も臨場感があってすがすがしい。
後半に入ると事件や謀略的疑惑が沸き起こり、大掛かりなミステリー趣向が駆使される。その過程では迫真の海中活劇も繰り広げられる。さまざまなことにもまれながら「きみ」ことカズも成長してゆく。最後には意外などんでん返しも用意されている。
夏の湘南を舞台にダイビングの魅力と謎解きが融合した清冽で端正なイメージの青春ミステリーである。
沈むさかな Amazon書評・レビュー: 沈むさかなより
4796631852

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