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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数259

全259件 81~100 5/13ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.179:
(7pt)

きみにしか聞こえないの感想

映画化作品が2編も収録された傑作短編集。どれも切なさ全開で、おすすめです!
きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)
乙一きみにしか聞こえない についてのレビュー
No.178:
(7pt)

とらわれびと ASYLUMの感想

安藤シリーズ第4弾。壊れていく登場人物たちをここまで描けるのは浦賀だけ!
とらわれびと―ASYLUM (講談社ノベルス)
浦賀和宏とらわれびと ASYLUM についてのレビュー
No.177: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人鬼IIの感想

あの「殺人鬼」が殺し損ねた男を追ってついに山から降りてきた!男の息子で他人の視点に代わることができる能力を持つ真実哉は父を救うため、一人殺人鬼に立ち向かう! 前回よりも次々と残酷な手口で殺されていくのでスピード感を持って一気に読み切ることができました(笑)犯人は途中で見当がつきましたが、またしても細部までは読み切ることが出来ずリベンジは見事失敗しましたが(笑)それと今回の「まみや」君も最後には勇敢に殺人鬼に立ち向かっていったのでかっこよかったですね!ちょっと後味は悪かったですけど(笑)
殺人鬼  ‐‐逆襲篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼II についてのレビュー
No.176:
(7pt)

七つの仮面の感想

この短編集での収録作のおすすめは「猫館」。自分が猫好きだから、すすめるわけじゃありませんよ?(笑)
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史七つの仮面 についてのレビュー
No.175:
(7pt)

僧正の積木唄の感想

あの「僧正殺人事件」はまだ終わっていなかった?再び甦った悪魔「僧正」にアメリカ滞在中だったあの名探偵金田一耕助が挑む!二つの偉大なる先達に対するオマージュであると同時に、当時のアメリカを支配していた日系人への「反日感情」が鮮明に描かれていたのも興味深かった。それにしても、背広姿で洋装の金田一耕助って(笑)
僧正の積木唄 (文春文庫)
山田正紀僧正の積木唄 についてのレビュー
No.174: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

禍家の感想

ホラー映画を観ているような小説だった。三津田さんらしくミステリ部分もあるが、全体的にはストイックなホラー小説だったと思う。最後の一行もにやりとさせられたし、マニアックな蘊蓄もないので三津田初心者、ホラーファンにおすすめ。
禍家 (光文社文庫)
三津田信三禍家 についてのレビュー
No.173:
(7pt)

樒/榁の感想

殊能将之追悼第3弾!天狗伝説が残る鄙びた温泉宿で神社から盗まれた「天狗の斧」で頭を割られた死体が密室状態で発見される「樒」と、その16年後に同じ宿で起きた犠牲者のいない不可解な密室事件を描いた「榁」!短いながらも二つの短編で「本格ミステリの密室」を解体する手際が見事!前者が水城、後者は石動が解決するという構成も良かったです!それにしても、石動さんが過去にあんなことをしていたとは(笑)
樒・榁 (講談社ノベルス)
殊能将之樒/榁 についてのレビュー
No.172: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数の感想

一見頼りなさげな女探偵「猫柳十一弦」は、実は誰よりも正義感が強く情に脆い優秀な名探偵だった!探偵助手学部の二人の青年とともに研修で訪れた孤島で起こる連続殺人を彼女は止めることができるのか?探偵と助手の関連性に踏み込んだ著者の新境地で、多分これがシリーズの第1弾だと思うので人間っぽい魅力に溢れた猫柳探偵と二人の助手たちの活躍がこれからも楽しみになってきましたね!震災後にこういった本格ミステリが出てきたことは(連載の単行本化なので書かれたのはその前ですが)、一種の希望ではないかと読んでいて思いましたね!
猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社文庫)
No.171:
(7pt)

掌の中の小鳥の感想

バーで飲みながら、推理する日常の謎の魅力。やっぱり、この世界は最高!
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
加納朋子掌の中の小鳥 についてのレビュー
No.170:
(7pt)

上手なミステリの書き方教えます CUREの感想

純菜シリーズ第3弾!ある小説家の苦悩を描いた問題作にして、シリーズの方向性を決定づけた作品。この作品から、第3弾にしてようやくこのシリーズにはまりだしました!
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)
No.169:
(7pt)

フリークスの感想

綾辻さんお得意の本格ミステリと本格ホラーの融合的中編集!表題作「フリークス」は人造人間たちが登場し、自分達を虐待した父親に復讐するという夢ともうつつともつかない悪夢のような事件にくらくらしました(笑)
フリークス (角川文庫)
綾辻行人フリークス についてのレビュー
No.168:
(7pt)

ウィリアム・ウィルソンの感想

自分によく似た男に人生を邪魔され続ける男を描いた傑作短篇!
ポーに捧げる20の物語 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1831)
No.167:
(7pt)

名士の群れの感想

鼻の美しさから偉い男になるユーモア劇!
エドガー・アラン・ポー名士の群れ についてのレビュー
No.166:
(7pt)

息の喪失の感想

ある日突然息がなくなった男の運命は?
エドガー・アラン・ポー息の喪失 についてのレビュー
No.165: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

イニシエーション・ラブの感想

最後の2行で、「え?」と思いました。ただし、この「え?」は、事態が理解できないことの「え?」で、その意味が理解できたのはある詳細な解説サイト様のおかげでした!この場を借りて、サイト様に感謝致します。というか、自分は絶対騙されるだろうな(笑)この小説でさえ、騙されたし(笑)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.164: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

初伊坂作品。本屋の襲撃を持ちかけられた大学生の現在とペット連続殺傷事件を追う2年前の琴美の物語が、最後につながるミステリ仕立ての青春ストーリー。メイントリックはなんとなくこうじゃないかと予想していて、大体合っていたんですが、全体的にミステリというよりは、トリックがなければ一般文芸に近いのかなと感じました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.163:
(7pt)

遠まわりする雛の感想

古典部シリーズ第四弾にして、古典部の一年を描いた初の短編集!一年を通じた奉太郎ら古典部の面々の気持ちの変化が描かれていて良かった!個人的には、きちんとオチが決まっていた「あきましておめでとう」、ミステリ的に随一の出来だった「手作りチョコレート事件」がおすすめ。
遠まわりする雛 (角川文庫)
米澤穂信遠まわりする雛 についてのレビュー
No.162:
(7pt)

迷路荘の惨劇の感想

物理密室トリックと論理、人間ドラマが光る佳作。
迷路荘の惨劇 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史迷路荘の惨劇 についてのレビュー
No.161: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

学園島の殺人の感想

学ラン探偵真野原と助手の森崎の名コンビ?が今回挑むのは島全体が学園に支配された島で起こる生首移動連続殺人と宝探しと極め付きは「王女との婚約」?582pの長さを感じさせないRPGをしているような冒険と謎ときとちょいエロ?に見事に幻惑されて愉しめました(笑)リアルエログロ志向の浦賀さんとは対象的にこの人は、あくまでライトノベルやラブコメ漫画に出てくるような思春期少年が抱く妄想的理想的エロで真っ向勝負してきたのが良かった(笑)て、勿論ミステリとしても大型物理トリックが今回も炸裂していたので良かったですよ?(笑)
学園島の殺人 (講談社ノベルス)
山口芳宏学園島の殺人 についてのレビュー
No.160:
(7pt)

無貌伝 夢境ホテルの午睡の感想

「無貌伝」シリーズ第2弾!今回はホテルに憑くヒトデナシが見せる「夢の1週間」で起こる連続殺人に探偵助手見習い古村望が挑む!本格ミステリ色はやはりやや薄めも、この作家は魅力的な設定と魅力的なキャラクターで一気に読ませるなあと再実感。
無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~ (講談社ノベルス)
望月守宮無貌伝 夢境ホテルの午睡 についてのレビュー