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おいげん さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.82pt

レビュー数17

全17件 1~17 1/1ページ

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No.17:
(8pt)

スピード感がとてもよかったです。

作中の万理が勢いよく連続殺人を実行して全員が死んでしまうシーンは
何かの冗談の様な展開でしたがとても面白かった。
自分が殺していない友人の犯人を突き止めようとする話の設定がまた良かったです。
殺意の集う夜 (講談社文庫)
西澤保彦殺意の集う夜 についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予想外の事態が面白い

テレポーテーションを題材にしたパズル小説。

ミステリで犯人が瞬間移動できたら何でもアリと思いきや、
移動後は裸になってしまい、移動先の何かが出発点へ逆転送されてしまったり、
そもそも下戸なのに辛いお酒を飲まなければいけない。と言った制約がある。

この設定が上手く効いてて、予想外な事態発生のドタバタが楽しめた。
新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
西澤保彦瞬間移動死体 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

長かった

前作は集中して読めたけど今回は非常に読むのに時間が掛かった。
解決編の憑き物落としはやはり面白く今回はさらに理論的な展開で楽しめた。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
京極夏彦狂骨の夢 についてのレビュー
No.14: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

誰の肉体or精神が犯人?

装置の中に閉じ込められた男女の人格がローテーションして代わって行く不思議な舞台設定。
誰が犯人か?と言うお決まりの話ではなく、誰の肉体or精神が犯人か?と言うのが新しかった。
目まぐるしく人格が転移するので頭がごちゃごちゃになりそうだった。
ラストもスッキリで良作品。
人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.13:
(6pt)

クローン作品によくある葛藤


▼以下、ネタバレ感想
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複製症候群 (講談社文庫)
西澤保彦複製症候群 についてのレビュー
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

御手洗潔シリーズを読んでから

この本を読む前時は、既に御手洗潔シリーズの何かを読んでおきましょう。
最初にこの本を読んでは感動がありません。

それにしてもこの著者の筆力は凄いの一言。
日記で感情移入してしまって最後、主人公と一緒に驚愕しました。
異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇想天外のトリック

前半の日記で挫折しそうになりましたが、
その後登場した御手洗潔の「電話帳読まされた気分だよ」のセリフから内容が面白くなりました。
飄々としている探偵役の御手洗のキャラが良いし奇想天外のトリックも素晴らしい。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.10:
(7pt)

犯人の心理描写を描いた作品

気弱で陰湿な主人公が猛毒を手に入れた事から無差別殺人を目論む。

タイトルの東京ドームはあまり関係なく、
毒を手に入れた主人公の心理描写を読ませる作品です。

ラストは曖昧で終わってしまった印象を受けたが全体としては面白かった。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)
岡嶋二人殺人!ザ・東京ドーム についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

偽札の蘊蓄が面白い

偽札の作り方、お札の識別方法などの蘊蓄が盛りだくさん。
この教養的な内容は読んでて楽しい。

スピード感溢れる展開で、上下巻と言う長いボリュームだったがあっと言う間に読了。
これは良い作品。
奪取(上)-推理作家協会賞全集(86) (双葉文庫)
真保裕一奪取 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ただそれだけの為に


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改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『魍魎の匣』の名前が合ってる

大ボリュームで読むのに躊躇していましたが、
いざ手にとって見ると前作同様、物語の雰囲気にのまれ、
苦なく読めた。この作者の読ませる力量は凄い。

ハコの存在と小説のタイトルが上手く合っていて、
読了後なんども言えない気持ちになる。

消失のトリックも然ることながら驚きは少ない。
物語に浸れるかが好みの分かれどころかな。
魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)
京極夏彦魍魎の匣 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

物語に浸れるかどうか

誰でも主人公になれそうなぐらい個性的なキャラクターが魅力。
物語の不思議さよりも登場人物や場の雰囲気に惹きこまれた。

本格物を期待して読んでしまっていたので
ミステリとしてアレ?って感じでしたが、
物語としてなかなかでした。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

綺麗に騙されました

とても綺麗に騙されました。
読み終わって、あぁ!!なるほど。と感じます。
こういう仕掛けは大好きです。
新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
倉知淳星降り山荘の殺人 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

あの時、何が起きたのか?

推理すべき内容は「あの時、何が起きたのか?」であり、
閉じ込められた4人が真相を見つけだすと言った内容です。

これと言って殺人が起きるわけでもなく、不可能犯罪が起きると言う訳でもないですが、
4人で行う脱出方法を模索するやりとりや、過去の事件を思い出し議論していく所など先が気になる面白さでした。

閉ざされた空間と、過去の事件を扱う事から事件の規模は限定されていますが、
その中で起きるラストのどんでん返しはとても衝撃的。

大変面白い本です。
そして扉が閉ざされた 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人そして扉が閉ざされた についてのレビュー
No.3: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

仮想と現実

この小説が書かれたのは1989年。
今ではネットが一般化されましたが、
この時点でバーチャル世界を模したミステリが考えられた事にまず驚き。
そして今読んでも色あせない面白さ。すごい作品。

クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

とても感動しました。


▼以下、ネタバレ感想
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[新版]幽霊刑事 (幻冬舎文庫)
有栖川有栖幽霊刑事 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ゲームのような感覚

西澤ミステリの中では一番面白い。
おじいちゃんが死ぬと前日にタイムスリップ。
どうしたら死なないですむのか?をユーモア交えながら展開する。
殺人事件と言った、陰鬱な感じがないミステリなので、
多くの方へ薦めたい一冊でした。
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー