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おいげん さんのレビュー一覧

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レビュー数5

全5件 1~5 1/1ページ

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No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予想外の事態が面白い

テレポーテーションを題材にしたパズル小説。

ミステリで犯人が瞬間移動できたら何でもアリと思いきや、
移動後は裸になってしまい、移動先の何かが出発点へ逆転送されてしまったり、
そもそも下戸なのに辛いお酒を飲まなければいけない。と言った制約がある。

この設定が上手く効いてて、予想外な事態発生のドタバタが楽しめた。
新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
西澤保彦瞬間移動死体 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

長かった

前作は集中して読めたけど今回は非常に読むのに時間が掛かった。
解決編の憑き物落としはやはり面白く今回はさらに理論的な展開で楽しめた。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
京極夏彦狂骨の夢 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇想天外のトリック

前半の日記で挫折しそうになりましたが、
その後登場した御手洗潔の「電話帳読まされた気分だよ」のセリフから内容が面白くなりました。
飄々としている探偵役の御手洗のキャラが良いし奇想天外のトリックも素晴らしい。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.2:
(7pt)

犯人の心理描写を描いた作品

気弱で陰湿な主人公が猛毒を手に入れた事から無差別殺人を目論む。

タイトルの東京ドームはあまり関係なく、
毒を手に入れた主人公の心理描写を読ませる作品です。

ラストは曖昧で終わってしまった印象を受けたが全体としては面白かった。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)
岡嶋二人殺人!ザ・東京ドーム についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『魍魎の匣』の名前が合ってる

大ボリュームで読むのに躊躇していましたが、
いざ手にとって見ると前作同様、物語の雰囲気にのまれ、
苦なく読めた。この作者の読ませる力量は凄い。

ハコの存在と小説のタイトルが上手く合っていて、
読了後なんども言えない気持ちになる。

消失のトリックも然ることながら驚きは少ない。
物語に浸れるかが好みの分かれどころかな。
魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)
京極夏彦魍魎の匣 についてのレビュー