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ちんちろりん さんのレビュー一覧

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レビュー数29

全29件 21~29 2/2ページ
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No.9: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

青の炎の感想

全編を通して主人公の心理描写が丁寧に描かれていて、前半分を読み終わる頃にはすっかり感情移入してしまいました。
物語の最初から最後まで、主人公の健気な姿に切なく心打たれる作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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青の炎 (角川文庫)
貴志祐介青の炎 についてのレビュー
No.8: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

黒い家の感想

前半はテンポも悪く、ありきたりで無難な話だな、ぐらいにしか思わなかったのですが、物語の核心に近づく後半からは怒涛の展開でした。
特に終盤は手に汗握るシーンの連続で、続きが気になって最後まで一気に読んでしまいました。
犯人がわかってからの展開がこの作品の肝だと思うので、ミステリーというよりはサスペンス色の強いストーリーですね。
残虐的な描写も多くホラー要素も濃い作品なので、その手の話が苦手な人は心して読んだ方がいいです。

▼以下、ネタバレ感想
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黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志祐介黒い家 についてのレビュー
No.7: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

暗いところで待ち合わせの感想

視力障害者の家に殺人事件の容疑者が潜む、というシチュエーションが秀逸でした。
作者はよくこんなストーリーを思いついたものです。
アキヒロとミチル、それぞれの視点から話が進むと言う点も、お互いの心情がわかり良かったです。
少ない登場人物と限られた場所でのやり取りを、短めのページ数に上手くまとめた作品だと思います。
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー

No.6:

噂 (新潮文庫)

荻原浩

No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

噂の感想

タイトルどおり物語の中心に噂があります。
ステルスマーケティングなどの戦略や広告業界の様々な裏事情にも触れられており、興味深く読めました。
最後に仕掛けがあるのですが、それに気づくと気づかないとで作品に対する評価が変わると思います。
ジャンルに囚われずいろいろな作品を書く作家ですね。

▼以下、ネタバレ感想
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噂 (新潮文庫)
荻原浩 についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

背の眼の感想

ホラーとサスペンスとミステリーの要素が絡んだ作品です。
以前『向日葵の咲かない夏』を読んだ事があるのですが、こちらの話の方が好みでした。
読後は、ホラーらしい少し薄ら寒くなるような感覚もありながら、それだけじゃなく何ともいえない寂しさや切なさも感じました。
良作だと思います。




▼以下、ネタバレ感想
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背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
道尾秀介背の眼 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

謎解きというよりストーリー展開を楽しむ作品ですね。
この作品が書かれたのは20年以上も前ですが、現在のようにパソコンが当たり前に普及していない時代に、これだけの話を考えられる作者の力量は特筆すべきものだと思います。
癖が無い文章だったのでサクサク読めて面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想
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99%の誘拐 (講談社文庫)
岡嶋二人99%の誘拐 についてのレビュー
No.3: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

占星術殺人事件の感想

冒頭の手記から物語がはじまるのですが、この手記が退屈というかなんというか……。
数ページで眠くなるような文章で、正直読むのがかなり苦痛でした。
手記が終わり本格的に話が進みだすと一転、冒頭のつまらなさが嘘のように楽しんで読むことが出来ました。
三十年以上前に書かれた作品ですが、ミステリ好きにオススメを聞くとこの作品を推す声が多いのも納得の傑作だと思います。

読み終わった後に改訂完全版があるのを知りました。
この作家は他にも改訂した作品があるみたいなので、そういうのが気になる方はその辺り気をつけた方がいいと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

十角館の殺人の感想

いろいろなところで絶賛されている作品ですが、遅まきながら読んでみました。

推理モノの定番の要素がギッシリ詰まっています。
途中に見取り図も載っていて、読者が読みながら推理しやすい構成になっていました。
作中いくつかヒントらしき描写もあるので、自分が探偵になったような気分で読むと面白いかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

流星ワゴンの感想

三組の父子が登場し、それぞれの抱える問題に向き合っていく物語。
悩み、弱さ、後悔といった感情を巧みに描写しており、文章自体も読みやすかったです。
途中きわどい性描写があったりするので万人向けとは言い難いですが、子供を持つ父親にとっては感情移入しやすいオススメの作品だと思います。

読後すごく親孝行したくなりました。
流星ワゴン (講談社文庫)
重松清流星ワゴン についてのレビュー


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