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ニコラス刑事 さんのレビュー一覧
ニコラス刑事さんのページへレビュー数324件
全324件 321~324 17/17ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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過去に起きた毒殺事件。一応の決着が付いた事件だったが、あるベストセラー小説を偶然手にした男が30年前のあの事件を題材にしていることに気付く。彼は自身の中に燻ぶっていた気持ちに決着をつける為に調査を始めることにした・・・。あとがきにもあるように謎解きの面白さと、どんでん返しの意外性は新人離れの完成度と感じる。他のレビューにも有るとおり現在進行形の殺人事件の謎解きよりも、過去の事件を掘り起こし関係者の意外な証言を拾い出していき真相に至るミステリー形式のほうが面白いと思う。好みの問題でしょうけど。毒が使われた理由とホワイダニットつまり動機が明らかになる最後まで破綻無くまとめられ読み応えのある内容で楽しめた。今後の活躍を期待したい。
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芸能マネージャーが一人の男と一人の女と出会う。男二人と一人の女。子供の頃流れ星を見つけるのがうまかった彼はその男をスターにするため担当している俳優、花ジンを裏切り彼を野倉監督の新作に出演させるべくオーデションを受けさせる。この手でスターを作り上げたいと奮闘する男。しかし、渋谷の路地裏で一人の男が殺された事件があり、オーデションでも逆転がありズブのシロウトがスターと成っていく。一人称の視点が変わり迷宮に入るストーリー。大掛かりなトリックはないがミステリアスな話が最後まで続き真相も消える。
誰が誰なのか複雑な入り組んだ関係の物語を、渋谷での路地裏の殺人をキーワードに織り成す不思議なモノローグ・・・。 |
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密室ものはもうネタ切れだと思うのだが、これは密室にする意味が成立する斬新な手で、登場人物たちの会話も知的で上質なうえ、時間を追って真相が明らかになる展開がうまく、一気に読ませる作品だった。
なるほど密室ものはまだまだ書き様があるんだなと希望の持てる内容で『星降り山荘の殺人』以来の面白さを堪能した作品だった。 |
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【ネタバレかも!?】
(2件の連絡あり)[?]
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これはミステリー?どうも評価が一人歩きしている感じで、楽しみにして読んだぶん、なぁ~んだ、と云う感想で記述トリックとしたら、例えば『葉桜の季節に君を想うということ』のほうが自分としては面白いと思う。あるいは『ハサミ男』のほうが秀逸だと感じるほどの内容だった。それに男女の濃密な描写のシーンがあるが、あんなものは必要なのか疑問に思う。恋愛に関して女はこの登場する男以上に上手だったというお話で構成は上手いが二度読み返すほどでもない。
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