ふたりの距離の概算

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評判

ふたりの距離の概算の評価:

4.04/5点 レビュー 114件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全153件 81〜100 5/8ページ
No.73
(4pt)

高度なCG小説? 現時点のシリーズ最高作

古典部シリーズを遅ればせながら、1巻目の「氷菓」から
最新巻の本書まで順番に拝読しました。

著者の作品は「折れた竜骨」が初めてでしたが、構成力、
文章力とも、とてもお上手な作家さんだな〜という印象を
もっていました。本シリーズでもその実力を遺憾なく発揮
されてます。

「氷菓」からはじまって自身の文体や引き出しを丁寧に棚卸し
するかのように、1冊ごとに仕掛けや話法を変化させている。

「遠まわりする雛」の泉鏡花ばりの一瞬の空間構成の巧みさに
感心したばかりなのに、本作では時間的な構成で趣向を凝らし
楽しませてくれます。

現在進行形のマラソンの時間軸をベースに、間に律儀に挟まれる
カットバックの時間軸、登場人物達の間の心理的な距離感とマラ
ソンでの空間の距離感。古典的ではあるが、そうした軸を丁寧に
重ねあわせながら、舞台として生かしたとても巧みな物語になっ
ています。
題材の繊細さとは裏腹に、非常に引き締まった緊張感のある構成
になっており、20Kmのマラソンという空間化された限定時間の
舞台を最大限に生かしきっています。

1作ごとにクオリティをあげてくる力量は本当に素晴らしい。
「ふたりの距離の概算」という題名も巧み。
エピソードを通して、登場人物、とくにホータローとえるの
間の、文章を超えて醸成される諸々の層での関係性は、
ありがちな一様な解釈をすりぬけてしまう。
題名にひっかけていえば、概算を無効化してしまいます。
もう、これって往年の純文学並みの(とあえていわせてもらう)
「もったいぶった感」醸造力じゃねーの?って感じです。

どれもリアルにはこんなやついないだろうっていう登場人物達なのに、
そこでで醸成されるもやもやとした関係性の不透明さの擬似リアリ
ティ感には半端ないものがある。
すごいリアルなCG映像みたいな小説?って感じでしょうか
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.72
(4pt)

アニメ(氷菓)が気にいった人にはお勧め

アニメ(氷菓)が気にいった人には特にお勧め。
なお、他のエピソードを先に読む(あるいはアニメで見る)ことをお勧めします。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.71
(4pt)

アニメ(氷菓)が気にいった人にはお勧め

アニメ(氷菓)が気にいった人には特にお勧め。
なお、他のエピソードを先に読む(あるいはアニメで見る)ことをお勧めします。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.70
(5pt)

アニメではやっていない話

氷菓のアニメでハマって読みました。
他の古典部シリーズとは違ってアニメでやってない話です。

米澤作品は氷菓を見てから立て続けに読んでいますが、面白い!

軽く読めるけれども文学しているところが◎

教養不足の方はこうゆう本から読んでいくといいと思います。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.69
(5pt)

アニメではやっていない話

氷菓のアニメでハマって読みました。
他の古典部シリーズとは違ってアニメでやってない話です。

米澤作品は氷菓を見てから立て続けに読んでいますが、面白い!

軽く読めるけれども文学しているところが◎

教養不足の方はこうゆう本から読んでいくといいと思います。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.68
(4pt)

新入生の謎

2010年に出た単行本の文庫化。
 「古典部」シリーズの第5弾。
 古典部にせっかく刈り入部してくれた後輩が、結局本入部はしないと言い出した謎を解くという話。
 小さな謎を積み重ね、最後に上記の謎が明かされる構成。個別の謎はかなりよくできていると思う。ちょっとした謎ばかりなのだが、演出というか構成が上手くて、うならされる。
 ただ、肝心の後輩の謎はイマイチ。おおげさというか、妄想っぽいというか。
 人間の嫌なところは、相変わらずきっちり書かれている。そこは評価したい。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.67
(4pt)

新入生の謎

2010年に出た単行本の文庫化。
 「古典部」シリーズの第5弾。
 古典部にせっかく刈り入部してくれた後輩が、結局本入部はしないと言い出した謎を解くという話。
 小さな謎を積み重ね、最後に上記の謎が明かされる構成。個別の謎はかなりよくできていると思う。ちょっとした謎ばかりなのだが、演出というか構成が上手くて、うならされる。
 ただ、肝心の後輩の謎はイマイチ。おおげさというか、妄想っぽいというか。
 人間の嫌なところは、相変わらずきっちり書かれている。そこは評価したい。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.66
(4pt)

アニメの続き

アニメの続きが知りたくて購入しました。
氷菓のアニメのが好きな人なら満足できると思います。

なので星4つです。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.65
(4pt)

アニメの続き

アニメの続きが知りたくて購入しました。
氷菓のアニメのが好きな人なら満足できると思います。

なので星4つです。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.64
(4pt)

まー、面白くもめた。

古典部シリ-ズの中では、あまり良い方でないと思うが、まー、面白く読めた。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.63
(4pt)

まー、面白くもめた。

古典部シリ-ズの中では、あまり良い方でないと思うが、まー、面白く読めた。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.62
(4pt)

古典部の最新話

千反田との距離を確認するための一章なのでしょうか?新入部員の退部の理由を校内マラソン大会の走破中に解決しなけらばならないという無謀な設定にもかかわらず、なんとか強引にまとめあげる話だが結局は二人の距離の確認が第一番という甘い話でした。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.61
(4pt)

古典部の最新話

千反田との距離を確認するための一章なのでしょうか?新入部員の退部の理由を校内マラソン大会の走破中に解決しなけらばならないという無謀な設定にもかかわらず、なんとか強引にまとめあげる話だが結局は二人の距離の確認が第一番という甘い話でした。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.60
(5pt)

あいつはなぜ辞めたんだ

私はアニメから氷菓という作品を知り、今回初めて文庫版を読みました。結果、おもしろくて一気読みしてしまいました。

 今回の話は他の方のレビューにも書いてありますが、奉太郎たちが2年になり、新しく古典部に仮入部していた大日向が入部締め切り日前日、突然、「古典部には入らない」と言い、その原因を奉太郎が星ヶ谷杯というマラソン大会で走りながら考えるという内容です。自分の記憶を振り返りながら、後ろから走ってくる古典部メンバーに話を聞きながら、奉太郎は核心に迫っていきます。あまり書いてしまうとネタばれしてしまうのでここまでにしますが、読了後、普段の何気ない会話でも、その人らしさ・独特の言葉の言い回しが出ていて、いかにその真意を汲み取るかの大変さを改めて感じました。新メンバー大日向は、発言の冒頭に「あたしの友達が言うんですけど」とつけるのが口癖。今回はこの言葉が一つのキーワードとなっています。細かい言葉のニュアンスの受け取り方の違いで、誤解が生まれてしまう。そんな人間関係の複雑さ、難しさのようなものを感じました。

 また、題名「ふたりの距離の概算」は、現実のマラソンでの奉太郎と古典部部員との位置関係、精神的な大日向と古典部部員との距離を言い表していて、とても作品にしっくりくるタイトルです。私はミステリーはまったく読んだことはありませんが、この氷菓はそんな素人でも読みやすく、伏線もきっちり回収されるので、普通に読んでいても読み止まらずに十分楽しめます。オススメです!!!
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.59
(5pt)

あいつはなぜ辞めたんだ

私はアニメから氷菓という作品を知り、今回初めて文庫版を読みました。結果、おもしろくて一気読みしてしまいました。

 今回の話は他の方のレビューにも書いてありますが、奉太郎たちが2年になり、新しく古典部に仮入部していた大日向が入部締め切り日前日、突然、「古典部には入らない」と言い、その原因を奉太郎が星ヶ谷杯というマラソン大会で走りながら考えるという内容です。自分の記憶を振り返りながら、後ろから走ってくる古典部メンバーに話を聞きながら、奉太郎は核心に迫っていきます。あまり書いてしまうとネタばれしてしまうのでここまでにしますが、読了後、普段の何気ない会話でも、その人らしさ・独特の言葉の言い回しが出ていて、いかにその真意を汲み取るかの大変さを改めて感じました。新メンバー大日向は、発言の冒頭に「あたしの友達が言うんですけど」とつけるのが口癖。今回はこの言葉が一つのキーワードとなっています。細かい言葉のニュアンスの受け取り方の違いで、誤解が生まれてしまう。そんな人間関係の複雑さ、難しさのようなものを感じました。

 また、題名「ふたりの距離の概算」は、現実のマラソンでの奉太郎と古典部部員との位置関係、精神的な大日向と古典部部員との距離を言い表していて、とても作品にしっくりくるタイトルです。私はミステリーはまったく読んだことはありませんが、この氷菓はそんな素人でも読みやすく、伏線もきっちり回収されるので、普通に読んでいても読み止まらずに十分楽しめます。オススメです!!!
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404874075X
No.58
(5pt)

どうしたのか

一応ミステリーなのですが、うーん東野圭吾や、ビブリア、チームバチスタシリーズとも違うミステリーに属すると思います。
探偵ものでもあるのですが…うーん探偵はバーにいる系ですかねぇ。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.57
(5pt)

どうしたのか

一応ミステリーなのですが、うーん東野圭吾や、ビブリア、チームバチスタシリーズとも違うミステリーに属すると思います。
探偵ものでもあるのですが…うーん探偵はバーにいる系ですかねぇ。
ふたりの距離の概算 Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算より
404874075X
No.56
(5pt)

外面如菩薩内心如夜叉

古典部の四人が二年に進級し、新入生勧誘週間での出会いを
きっかけに一年生の大日向友子が仮入部し、
すぐに四人と打ち解けただけではなく、奉太郎の誕生日会、
オープン前の従兄の喫茶店でのモニターと、
彼女主導のイベントまで行なうような仲になったにもかかわらず、
本入部締切直前になって入部しないことを宣言した理由を探るべく、
奉太郎が学校行事である20kmマラソンで走りながら回想し、
答えを導き出そうとするのが今回のおはなし。
どこを切り取ってもネタバレになってしまいそうなので、
詳しく言及するのは避けますが、人と人とのリレーションシップって、
一体何なのだろうと考えさせられるいう、小学校の頃の道徳の教科書の
物語の読後感に似た感覚に陥りました。
また、第一作『氷菓』の頃は本当の意味で朴念仁だった奉太郎が、
今度は(多くの人が誤解しているであろう)違う意味で朴念仁に
なっているところも気になります。

邦題『ふたりの距離の概算』には様々な意味が含まれ、
英題『It walks by past』も、ストーリーの進め方を的確に表した、
良いタイトルかと。
是非、この話もいつの日か京都アニメーション制作で観てみたいものです。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253
No.55
(5pt)

外面如菩薩内心如夜叉

古典部の四人が二年に進級し、新入生勧誘週間での出会いを
きっかけに一年生の大日向友子が仮入部し、
すぐに四人と打ち解けただけではなく、奉太郎の誕生日会、
オープン前の従兄の喫茶店でのモニターと、
彼女主導のイベントまで行なうような仲になったにもかかわらず、
本入部締切直前になって入部しないことを宣言した理由を探るべく、
奉太郎が学校行事である20kmマラソンで走りながら回想し、
答えを導き出そうとするのが今回のおはなし。
どこを切り取ってもネタバレになってしまいそうなので、
詳しく言及するのは避けますが、人と人とのリレーションシップって、
一体何なのだろうと考えさせられるいう、小学校の頃の道徳の教科書の
物語の読後感に似た感覚に陥りました。
また、第一作『氷菓』の頃は本当の意味で朴念仁だった奉太郎が、
今度は(多くの人が誤解しているであろう)違う意味で朴念仁に
なっているところも気になります。

邦題『ふたりの距離の概算』には様々な意味が含まれ、
英題『It walks by past』も、ストーリーの進め方を的確に表した、
良いタイトルかと。
是非、この話もいつの日か京都アニメーション制作で観てみたいものです。
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404874075X
No.54
(5pt)

表紙がリバーシブル

アニメ見て小説を集めました。
氷菓その他は二重の表紙(旧版とアニメ版)に対してこれは表紙が一枚。
あらら一つだけ実写表紙かと思っていたら、裏がアニメに準じたイラストでした。(ということでひっくり返して統一感はそれなりにあります)

さてこの作品ですが、今回のアニメでやらない話ということもあり実は一番最初に読ませていただきましたが、推理物として非常によくできているのだと思います。
ホータローによる推理のための源泉が解決前にほぼ全部書かれていて読みなおすとほんと感心できます。

以下はネタばれを含みがち感想です。
結局この巻でも伊原さんの記述は少なめで、ホータローの周りで一番語られてないキャラになってるんじゃね?ってのが思うことであります。
もしかしたら今回一番凹んでるの伊原さんなのかなと思ったりもしましたが…
いずれにしても新入生登場。ニッて表現からは俺の頭に浮かぶものが必ず前歯一本抜けた笑顔になるということに気がつかせてもらったが、きちんと溶け込んでいるキャラでしたね。
あらすじを知ってから、つまり、なぜやめたのかを探る、原因がどうのって話である、を知りながら読みましたので、「これはきっとああだな」と先入観ありありで読んで行きました。(推理物でどう考えていたかを書き、どうだったか書くとヒントになるのでそれらはすべて伏せます)うん、序盤から確実にそういう風に読めました。
楽しめましたともさ。
あとは気になることは、このあとホータローは大丈夫だったのかってこと。
明らかにサボって圧倒的な遅さでゴールすることになるし、客観的に見て途中いろんな女の子に話しかけてる色男です。寄り道まで!後日談が楽しいのではないかと思います。

何度か読み返して緻密さを確認しましたが、それまでの巻の話に比べ妙に物悲しいのが難点といえば難点です。最後にどどーんと明らかにされるのではなく、遡って読んでもそう読めるのですから。
個人的にはこの後、この新入生は何食わぬ顔で結局は入部するようなキャラだと勝手に思ってはいますが、チタンダさんに対してこの新入生と同じ感想を持ちました。チタンダさんの最後のぼそっと言ったセリフは、どうなんでしょうね。

古典部シリーズに関しての全体の感想を書きますと、なんというか「国語力」ってな単語が浮かんできます。
推理・類推、日常のちょっと不思議に聞こえる見えるものに対する疑問。
それをまじめに考えるかどうか。普段通りすぎるような一件に対し、考えてみると意外な真相が見えてくるって言う感覚は結構重要だと思います。
あと、考えやすいのはあります。
例えばSFの世界で推理物は難しい。理屈がわからないから。同様に殺人事件がらみも正直縁遠いので無理に考えずに読む癖があるのですけど、このシリーズは謎が簡単であるということもあるのですが、妙に考えながら読めるのが面白かったです。まあそのものずばり当たっちゃうと興ざめするのは仕方ないでしょう。納得できないものもあるでしょう。証拠を全部使い切ったかが重要だとも思います。
ふたりの距離の概算 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253