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デフォルトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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現実的な「仕掛け」としては、先行レビュアーたちが指摘しているように無理である。とくにペソを5億円ほど買い占め、1000%で売りつけるのは、どう考えてもあり得ない。日銀のシステムに入り込むのも簡単すぎてありえない。日銀総裁、金融大臣、証券会社専務の会話はいずれも陳腐すぎ。 だが、この小説は、そんなことはどうでもいいのだ。 ハードボイルド小説。痛快冒険小説だ。上層部の人物造詣は陳腐だが、復讐を企む記者、ファンドマネジャー、ホストの三人は逆にリアリティがある。三人の集まるバーの店主、そこに集う他の客たちというのも、都合はよくても、こういう店はあるものだ。 全体は映画的。バー関口でのシーンはとても演劇的。 そして随所にはさまれる70年代ロックナンバーの数々。これがこの小説の醍醐味で、かつ著者の嗜好性をよく表している。共感した!最高の娯楽小説だ。 | ||||
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最高です。誰か翻訳したら、英米でベストセラーになります。その仕事手伝いたいです。 SK | ||||
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経済小説とハードボイルドなサスペンスとの合体版という感じの本ですが、ストーリー的にテンポも速く引き込まれてしまいます。日銀内部の状況が克明に記されており興味深かったです。この小説がフィクションでなければ、いとも簡単に日本やアメリカの金融操作が可能という事になってしまうので、ちょっと出来すぎた展開ではありますが、単なる経済小説ではつまらないという人には面白い本たど思います。 | ||||
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経済小説というくくりではもったいないかもしれないです。 読み終わるまで落ち着きません。 Key Words:ストーリーテリング、ロック、バーボン、スピーディ、日銀、記者クラブ、復讐、債務不履行 ← タイトルそのまま | ||||
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ゼロ金利政策解除が始まりましたが、その直前の日銀総裁による「究極のインサイダー取引」とも言うべく利殖行為は、 いつの間にかウヤムヤになろうとしています。冗談じゃない!と、はらわた煮えくりかえる思いを抱きながら古書店で出 会ったのが本書でした。 あまりのタイムリーな出会いに驚いています。今こそ読まれるべき良書です。 キャストの揃い方があまりにもご都合主義的な点は気になりますが、組織を持たない個人が、とてつもない権力を相手 に負けない戦いを挑むためには「現実に必要な配役」だろうと納得。 欲を言えば、もう少し全体に肉付けをして、上下二巻構成くらいのボリュームがあったほうが良かったのではと悔やまれます。 とにかく、今こそ旬かと。 | ||||
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日銀ってあまり小説の舞台にならないので(今まで読んでいなかったので)結構おもしろかった。迎賓館のような別館があって、専属のフレンチのシェフがいたりして・・・。何せ巨大組織に立ち向かう頭脳集団って構図は好きです。弔い合戦は泣けます。 | ||||
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